こんにちは、ひつじ先輩です。
このページでは、会社へ仕返しする方法をモンスター社員7年目の私が解説します。
(モンスター社員になる方法へは、モンスター社員になる方法からジャンプできます)
パワハラ、取れない有給、多すぎる残業。
会社のために生きてる訳じゃないのに、下手すれば休日まで奪われる。
ちょっとくらい、仕返ししたくなるのは当然でしょう。
かといって、単純に職場の人や備品を攻撃するのは犯罪。
パワハラなどで裁判を起こすのも、大きなエネルギーを要します。
そこでこのページでは、モンスター社員になる方法を解説します。
モンスター社員になれば、会社へ提供する価値が減ります。
それでも毎月の給料はしっかりもらえるので、大きな仕返しになります。
さらに、有給は全消化で残業も減らせます。
むずかしい仕事も避けられるなど、メリットがたくさんあります。
また、ルールをきちんと学んで行動すれば、解雇におびえる必要もありません。
モンスター社員になる方法は、7ステップに分けて解説します。
ハードルが低いものから書くので、できそうなことだけでも取り入れてみてください。
社畜生活が、少しマシになりますよ。
まずはモンスター社員とは何か、なぜ会社への仕返しになるかを説明します。
モンスター社員で会社に仕返し
モンスター社員とは
モンスター社員には、正式な定義がありません。
そこでまずは、モンスター社員を扱った2つの記事での定義を見てみましょう。
社内の規律を守れない、協調性が欠如している、能力不足で業務が滞るなど、仕事をする上でトラブルとなりうる問題社員・モンスター社員 (引用元:ダイレクト・ソーシング ジャーナル)
会社に対する些細な不満を容赦なくアピールし、強引に自己の満足に結びつけようとする彼らの実態は、ときに社会常識を逸脱 (引用元:中途採用サポネット)
まとめると、
- 常識がない
- 自己中心的
- 規律を守らない
となります。
しかし、当ブログで目指すモンスター社員は少しちがいます。
それは3番の、「規律を守らない」点についてです。
特に法律については、できるだけ守っていきます。
これは、解雇されるのを避けるため。
ルール・法律違反は、会社にとって嬉しい「解雇できる理由」になります。
下で詳しく書きますが、常識がない・能力がないくらいでは解雇されません。
会社への仕返しになる
モンスター社員になるのは、人・モノへの攻撃や裁判を除いて、もっとも有効な仕返しです。
なぜならすべての社員には、給与をはじめとしたコストがかかるからです。
あなたが仕事で生み出す価値がコストを下回れば、会社にとって赤字。
ざっくり考えて、
です。
さらに実際は、給与以外のコストもあります。
この被害額は、あなたが長く会社に勤めるほど積み上がっていくのです。
また、モンスター社員はいるだけで職場のやる気を奪います。
職場に不公平感が広がるだけでも、十分な害です。
モンスター社員になる
モンスター社員になる方法は、以下の7ステップです。
カンタンなものから、順番に解説していきます。
①解雇条件を知る
わたしたちが想像する以上に、会社が従業員を解雇するのはむずかしいです。
モンスター社員になる最初のステップとして、
- やっても解雇されない行動
- やったら解雇される行動
を知りましょう。
すぐに解雇されてしまっては会社に仕返しできませんし、収入がなくなります。
解雇されないため、わたしが気をつけているのは、
- 無断欠勤・遅刻をしない
- 上司の指示に従う
- 法律を守る
の3つだけです。
それ以外は、わりとなんでもやっちゃってます。
たとえば、「病気を疑われるレベルでミスが多い」くらいは、まったく問題ありません。
解雇される・されないラインについては、こちらの記事にまとめました。
わたしがやらかした話を交えて、解説しています!
②言い訳を極める
モンスター社員になると、失敗が増えます。
そうなると、怒られる回数も増えます。
言い訳は、怒られるストレスを軽くするのに役立つテクニック。
失敗はなくなりませんが、怒られさえしなければノーストレスです。
さらに、メンドウな改善を避ける効果もあります。
モンスター社員でなくても、言い訳の仕方を知っていて損はありません。
もっとも色んなシーンで使えるテクニックは、指示不足のせいにすることです。
デキる上司であっても、指示はいつでもカンペキという訳ではありません。
仕事の指示には、以下の情報が含まれているのが理想です。
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
このうち、はっきりと指示されなかった要素を探すのです。
そして、「その点を勘違いしたから失敗した」と言い訳します。
たとえば、When(いつ)がはっきりしていない指示だったなら、
○○なので、来月末まででOKと思ってたのですが・・・
と、あとになってから言い訳します。
使いやすい言い訳のパターンや、言い訳が通じないときの対処はこちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
③パワハラを知る
モンスター社員は、仕事をしません。
職場の上司・同僚に嫌われるため、パワハラも受けやすくなります。
パワハラ行為は、以下のように分類できます。
- 身体的な攻撃:暴行・傷害
- 精神的な攻撃:脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言
- 人間関係からの切り離し:隔離・仲間はずし・無視
- 過大な要求:業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
- 過小な要求:業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
- 個の侵害:私的なことに過度に立ち入ること
まずはこのあたり、ざっくり頭に入れておきましょう。
パワハラを受けたときに、被害を認識できるようになります。
パワハラの対策は、録音です。
職場にいるときは、常にスマホで録音しておきます。
録音は、やむなく裁判となったときに証拠として使えます。
裁判ではなく人事へ通報するといったときにも、証拠が必要です。
ですがこちらとしても、費用や時間のかかる裁判は避けたいです。
人事への通報なども、避けたい人が多いはず。
「コトを起こす」には相当の勇気・エネルギーが必要で、それが余っている人は少ないのです。
それでもわたしは録音を勧めますし、職場では常に録音しています。
理由は2つ。
- 気休めになる
- バレると抑止力に
まずショボい方の理由は、「気休めになる」です。
必ず勝てるような音が録れたら、裁判してやる
と思えるだけで、ただ我慢するよりも心が圧倒的に強くなります。
2つ目の理由は、「バレると抑止力になる」です。
録音が相手にバレると、ほとんどの相手はパワハラを止めるはずです。
勇気があれば、呼ばれたときにわざとスマホを弄ってみせましょう。
あえて、録音を匂わせるのです。
基本的に、録音は隠して行います。
しかし、録音バレのパワハラ防止効果は絶大です。
お前、録音してるだろ
と言われても、
まさかぁ、そんなことしませんよぉ
とでも、シラを切っておけばいいだけ。
スマホはプライベートなものなので、渡す必要はありません。
録音は、裁判・通報よりもカンタンで効果が大きいパワハラ防止です。
雑用・飲み会・行事・ボランティア。
業務の範囲を超えた強制は、パワハラです。
イヤなことはきっぱり断る勇気を持って、自分の人生を守りましょう。
私が受けてきたパワハラ事例や個人ができる対策は、こちらにまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
④有給を取り切る
モンスター社員たるもの、有給は全消化以外ありえません。
30~34才の平均年収から、1日あたりの収入を計算すると16,448円。
有給を20日余らせると、年間32万円ほど会社に得させる計算になります。
人手不足・同調圧力・パワハラ。
有給が取りづらい理由は様々ですが、あきらめる理由にはなりません。
人手不足は、会社側の責任。
同調圧力に屈しても、人生は良くなりません。
パワハラには、録音しているのを匂わせるのが効きます。
有給休暇は、法律で定められた権利。
上司が有給を許可してくれない
のは、厳密には違法です。
とはいえ、いきなり
労働基準法第39条に基づきィ・・・!
とまくし立てるのは、スマートな方法とは言えません。
まずは、法律を意識して話しているのを匂わせてみましょう。
- ダメなら、代わりの「時季」を指定していただけませんか
- 理由は「私用」です
- 有給は、「ルール」上必ずとれるはずです
といった言い回しを使っていきます。
「時季」という言葉は、法律の条文に出てくる表現です。
「私用」とくり返すのは、「理由を明かさなくてよい」と知っているから。
「ルール」とは、言うまでもなく法律のことです。
ホワイト寄りの企業なら、これだけで申請がほとんどすべて通るでしょう。
ブラック寄りの場合は、これだけでは厳しいかもしれません。
直接的な言い方や細かい取得テクニックは、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
⑤残業しない
残業代よりも時間が惜しいなら、残業なんてやめましょう。
会社は従業員を増やすより、1人に残業させたほうが人件費を安くできます。
残業を前提とした人数しか用意しないため、残業はなくならないのです。
急ぐ・効率化するといった方法では、毎日定時で帰るのはムリです。
自分の残業が減れば、新しい仕事が降ってくるだけ。
残業をなくす唯一の方法は、仕事を終わらせないこと。
仕事を終わらせず、遅れや失敗をくり返せば、振られる仕事が減ります。
こいつには仕事を振りたくない・・・
と、上司が思うように仕向けましょう。
もちろん会社は残業を命令できますが、はっきりとした指示がないときも多いです。
指示がなければ帰りますし、普段から指示を出されづらいポジションを作っておきます。
仕事を終わらせない。
一言で言えばそれだけですが、小技もあります。
年間10時間まで残業を削った方法は、こちらのページにまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
⑥仕事中にサボる
さらに会社を搾取していくため、仕事中にサボりましょう。
本来は労働に使われるはずだった時間を、
- SNS
- ゲーム
- 副業
- 資格勉強
- 考え事
などに使っていきます。
SNS・ゲームを仕事中にやれば、1日のうち自由に使える時間を増えます。
副業・資格勉強は、そのまま自分の糧になります。
考え事以外は、自席で行うのはきびしいです。
そこでおすすめしたいのが、トイレでサボること。
経験上は、
- 1回10分
- 1日5回
くらいなら怒られません。
これだけでも1日あたり約1時間、月あたり2営業日分も働く時間を減らせます。
サボってもOKな時間・回数は、職場によってちがいます、
少しずつ増やして、ギリギリでスルーされるラインを探りましょう。
サボりたいときは、サボる。
その当たり前を実現するノウハウを、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
⑦モンスター社員を貫く
何事も、継続するのはむずかしいです。
しかし継続すれば、得られるものも大きくなります。
それは、「モンスター社員」というあり方についても同じです。
有給を全消化し、残業はまったくしない。
仕事は山のように積みあがり、職場には迷惑がかかりまくります。
同僚からもチクチク言われ、上司との個別面談が組まれます。
心が折れそうになるときが、いずれくるはず。
それでも、モンスター社員を貫きましょう。
途中で折れたら、これまでの努力が水の泡です。
仕事しない奴のポジションを失い、会社からの搾取が再開します。
その上、すでに壊れた人間関係は直りません。
折れずにモンスター社員を貫けば、上司の怒りはいずれあきらめに変わります。
遅れに遅れた業務も、そのうち他者に飛んでいきます。
ポジションを確立すれば、めんどうな会話すら無くなります。
業務放棄した結果、割とホワイトな職場に異動した話をこちらの記事にまとめました。
モンスターを貫くための、同僚のあしらい方・上司との面談の切り抜け方も。
ぜひ、読んでみてください。
会社へ仕返しすべき?
モンスター社員になれば、会社に仕返しできるぜ?
というのが、このページでの提案です。
しかし矛盾するようですが、当ブログでは会社に損害を与えるのをゴールにしていません。
これまで受けてきたパワハラ・理不尽を思えば、許せない気持ちは痛いほど分かります。
もののけ姫の祟り神みたいな触手を全身から生やすほどに、分かります。
しかし報復を最優先にしても、自分の人生にプラスにはなりません。
本当の解決は、仕返ししたいような会社を早く辞めることです。
転職するならば、資格取得や転職活動。
独立するならば、副業や投資。
時間や体力は、いくらあっても足りません。
会社への損害を最大化するよりも、自分の時間・体力を守るのが優先です。
モンスター社員として、自分の利益を徹底的に追求する。
あくまでその結果として、会社への仕返しが達成される。
それだけでも、まぁまぁスカッとできますよ。
このページで解説したノウハウは、まず自分を守るためにお役立てください。
それが同時に、会社に対する怒りをコントロールする助けになることを願っています。