こんにちは、ひつじ先輩です。
この記事では、モンスター社員7年目の私が仕事でのミスに使える言い訳を紹介します。
失敗したとき、怒られないで切り抜けたいですよね。
うまい言い訳を用意すれば、逃げきれる可能性が上がります。
わたしは入社以来、仕事をサボることだけを考えて働いてきました。
この記事では、誰よりもやらかしてきた私が生み出した言い訳の6つの型を紹介します。
セリフ形式の用例もつけました。
自分(の仕事)ならどういう言い方になるか考えてみると、いざという時きっと役立ちます。
仕事のミスに使える言い訳6つ
仕事のミスで使える言い訳を、6パターン紹介します。
- 指示不足
- 他社
- 能力不足
- 他業務
- 体調
- 忘れた
順に、解説していきます。
①指示不足
カンペキな指示など、ほとんどありません。
- Who(だれが)
- When(いつ)
- Where(どこで)
- What(なにを)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
5W1H、どこかに勘違いの余地がないか探してみましょう。
たとえば、When(いつ)がはっきりしていない指示だったなら、
○○なので、来月末まででOKと思ってたのですが・・・
と、あとになってから言い訳します。
確認しなかったこっちも悪いですが、指示した側にも明言しなかった責任があります。
一方的には怒れない状態に持ち込む一手です。
When(いつ)以外でも考えてみます。
Who(だれが)
あ!これ○○も私の分担という意味でしたか・・・
単に後回しにしてたことを、「誰がやるのか」の部分で勘違いしてたことにします。
今からやっても間に合わないかもしれませんね、残念!
Where(どこで)
え!?△△(場所)ですか?
○○(場所)に向かってました・・・
「どこなのか」も明言されてなければ間違えよう。
単なる遅刻も、情報伝達ミスにできれば指示側に責任が分散されます。
What(なにを)
○○はできました。
え!?必要なのは△△でしたか・・・
△△の準備・作成がまだできていない場合。
「○○でOK」と勘違いしていたことにして、その場をしのぎます。
Why(なぜ)
できてます。
え!?○○に使うんですか?
そうであればちょっとまだ・・・
「やる目的」は省略されがちですね。
確認すると、成果物が満たすべき品質が明確になってしまいます。
間に合わないときに備え、目的はぼんやりさせておきましょう。
How(どのように)
できました!
え!?これじゃダメなんですか?
求められるクオリティの説明がなかったのなら、低品質な成果物でお茶を濁すこともできます。
間に合わなかったのではありません。
あくまで、これでいいと勘違いしちゃっただけです。
以上のようなイメージで、状況に合わせて肉付けします。
コツは、何か成果物を用意しておくこと。
勘違いによって、
この成果物でOK
と思っていた風を装います。
決して、なまけていた訳ではないのです!
②他社
回答待ちです!
これは、かなり便利です。
最後にいつ相手に連絡したのか、答えられるようにしておきます。
「回答」に少しでも関係がある業務は、すべて止めても怒られにくいです。
念のため、○○の回答が来てから進めようと思ってました
もセットで使えます。
③能力不足
○○については、分からないのでまず△△を調べてます
分からないのは仕方ないので、それ以上あまり責めようがありません。
前向き風な発言でもあるので、怒られにくいです。
やんわり、
難易度が高すぎるよ
と言っている訳です。
今後、振られる仕事が軽くなるのも期待できます。
④他業務
急に○○が来たので、△△できませんでした。
明らかに急な仕事があったら、これに勝るものはありません。
しかし、急な仕事がない場合。
時間が足りないので、できませんでした
は、できるだけ言いたくありません。
「時間が足りない」というセリフは、「もっと残業をさせればOK」という発想を導きます。
残業の指示につながりやすいです。
代わりに
○○より△△の方が重要なので、まず△△をやってます
の方が、いくらかマシです。
「今は、△△を取るしかない」感を出し、○○を先送りにします。
○○はできないです
とはっきり言ってしまうと、残業指示につながるので注意です。
⑤体調
ちょっと風邪気味でして・・・
体調不良を言い訳にします。
セットで休めばリアリティが増すし、遊べます。
何度も使える手ではありませんが、強力ではあります。
2~3ヶ月に1回くらいは、いけるでしょう。
それ以上は、
医者に行け
と言われて面倒です。
⑥忘れた
忘れてました
シンプルですが、使えるシーンは多いです。
軽めの仕事は、たいていこれでいけます。
ただし使いすぎると、頭の病気を疑われます。
それもまたよし。
言い訳が通じないとき
普段から言い訳を使いすぎると、それを指摘される日が来ます。
お前、それは言い訳だろ
こうなると相手は、「やる気」です。
ミスの原因を、明らかにしようとしてきます。
ローストレスで切り抜けるのはむずかしいので、せめて原因をうやむやにしましょう。
原因にたどりつかなければ、
今後はこうせよ(めんどくさい指示)
を言われにくくなります。
こちらにできるのは、
- 都合がよい提案
- ズレた回答
- すいません
の3つ。
確実な対策とは言えませんが、逃げ切る可能性を上げます。
①都合がよい提案
先回りして、自分にとって都合がいい提案をします。
上司が言いそうな案より、対策になっていそうだけどラクで具体性にとぼしい提案。
今後は、メモをとるようにします
今後は、チェック回数を増やします
○○について勉強しておきます
あたりです。
これで納得してくれれば、ラッキーです。
②ズレた回答
(原因はこれではないか?)
上司は、彼なりの仮定を持っています。
そしてその仮定が、こちらが知られたくない正解であるケースは多いです。
言い訳を論破したあと、上司なりの仮定を確かめるための質問がはじまります。
相手の方向性が見えたら、その方向へたどり着かせないようにしましょう。
- 相手が思っている結論への反証
- 相手が思っている結論と無関係の情報
を思いつく限り、出していきます。
Yes/Noの質問に対して、Whatを答えるなどの時間稼ぎを混ぜるのもいいでしょう。
時間をかけさせれば、相手は途中であきらめるかもしれないです。
③すいません
時間稼ぎをしてもあきらめてくれないなら、このあたりが引き際かもしれません。
ここまでするのなら、相手にとってその仕事は重要だったのでしょう。
あきらめて、相手の思い通りにするのもありです。
それでも絶対に「本当の原因・改善策」にたどり着かれては困るのなら、時間を止めます。
相手の質問に答えず、
- すみません
- わかりません
- 調べます
のどれかを、適当に肉付けした答えを返します。
相手が怒り出したなら、だまりこんでしまいましょう。
これは相当失礼ですし、モンスター社員のわたしでもあまり使いません。
奥の手です。
ミスは報告しない
正直に、ミスを自分から報告していませんか?
戦わなければ、負けません。
そもそも言い訳を使わざるを得ない状況を、自分から作らないようにしましょう。
時間をおくと悪化するなら仕方ありませんが、そうでないなら報告は先送りします。
先送りにするメリットは、
- 忘れられる
- まとめると怒りきれない
の2点。
①忘れられる
先送りにすると、忘れ去られる仕事は多いです。
忘れてくれたらラッキー。
怒られる回数を、1回減らせます。
②まとめると怒りきれない
先送りしている間に、次のミスが発生することも。
ミスはいくつかたまってから、まとめて報告しましょう。
上司はたいてい、いくつかのミスで一番マズいものに注目します。
残りのミスについては、あまり怒られずに終わります。
この場合も、怒られる回数を減らせます。
「報告しなかった」の言い訳
運悪くミスが明るみに出て、報告しなかったことを怒られるケースもあります。
そういう場合は、
- リカバリーしてから報告したかった
- 報告すべきミスという認識がなかった
- 報告したつもりでいたが報告していなかった
- 報告しようと思ったが忘れていた
- 恥などの感情のため言い出せなかった
以上、いずれかの言い訳で切り抜けましょう。
ミスを言い訳する意味
言い訳は完璧な対策か
言い訳は、カンペキな対策とは言えません。
くりかえせば、言い訳だとバレます。
相手は、
- めんどうだから
- 険悪になりたくないから
それ以上、言ってこないだけです。
どんなに取りつくろっても評価は下がるし、出世は遠のきます。
前向きに働くなら、口答えはせずに素直に怒られておきましょう。
ミスを言い訳するメリット
言い訳で、評価は守れません。
言い訳に価値があるのは、仕事のやる気はない。
でも怒られるのはイヤなときです。
メリットは
- ストレスを減らせる
- 改善せずに済む
の2点です。
①ストレスを減らす
言い訳を使いこなせば、怒られる時間を短くできます。
すばやくその場を切り抜け、ストレスを減らせるのです。
論破するの、メンドウ
と相手に思わせれば、追及はそこでストップします。
②改善せずに済む
上司が部下を叱るのは、同じミスをくり返されるとイヤだからです。
しかし、
次からはこうしろ
と改善されると、たいてい部下にとってはメンドウが増えます。
言い訳によって追及をやめさせれば、改善を先送りできます。
本当の原因がうやむやなので、同じミスをしても別の言い訳で切り抜けられます。
現状維持はラクですし、「本当の原因」はたいていバレるとヤバいやつです。
怒られにくい、適当な仕事の流し方をこちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
仕事で使う言い訳まとめ
まとめます。
仕事のミスを言い訳する
仕事でのミスの言い訳、おすすめは
- 指示不足
- 他社
- 能力不足
- 他業務
- 体調
- 忘れた
の6つ。
知っておけば、怒られる可能性が下がる。
言い訳が通じないとき
言い訳を指摘されたら、相手は「やる気」。
ローストレスで切り抜けるのはむずかしい。
- 都合がよい提案
- ズレた回答
をうまく使って、せめて本当の原因を隠す。
ミスは報告しない
できるだけ、ミスを自分から報告しない。
先送りにするメリットは、
- 忘れられる
- まとめると怒りきれない
ので、怒られる回数を減らせること。
ミスを言い訳する意味
言い訳に価値があるのは、仕事のやる気はないけど怒られたくないケース。
メリットは
- ストレスを減らせる
- 改善せずに済む
の2点。