この記事では、元モンスター社員が仕事を適当に流す方法を具体的に解説します。
仕事の何割かは、
- どうでもいい書類
- どうでもいいメール
- どうでもいいミーティング
- どうでもいい確認
に占められています。
「適当に流したい」と思うのは当然のこと。
しかし、いざ適当に流すことを考えたとき心配になるのは
怒られる?
クビになる?
といったあたり。
その答えは「たまに怒られるが、クビにはならない」です。
人目や評価を気にする場合、怒られるのはきついかもしれません。
しかし、デメリットはそれだけしかありません。
クビはありえないし、給料も減らない。
仕事は減って、早く帰れるようになります。
たまに怒られるリスクさえ取れれば、「別ゲー」と言っていいほど楽になりますよ。
まずは、仕事を適当に流すべき理由をさらに詳しく。
次に、仕事を適当に流す具体的な方法を解説していきます。
仕事を適当に流すべき理由
- 仕事が減る
- クビにはならない
- 給料は減らない
- 常識が正解とは限らない
の4つです。
順に解説していきます。
1.仕事が減る
仕事をきっちりこなす限り、仕事は減りません。
仕事を適当に流すと、仕事が減ります。
仕事を適当に流せば、仕事の質が下がります。
頼んでも直しが発生する。
提出が遅い。
上司や同僚は、そんな相手に仕事を頼もうとは思いません。
時たま怒られは発生しますが、仕事を頼まれづらくなるのです。
仕事が減れば日中の負担が軽くなりますし、早く帰れます。
長時間労働は心身に悪いですし、自分の時間が増えれば人生が充実します。
家族と過ごす時間を増やせますし、趣味を楽しんでもいい。
資格勉強や副業など、次の一手を打つのもいいでしょう。
仕事が減る。
これが、仕事を適当に流す最大のメリットです。
2.クビにはならない
仕事を適当に流しても、クビにはなりません。
私自身、1年目から適当な仕事ぶりで6年間会社員をしました。
しかし、クビを匂わされたことはありません。
クビにならないために抑えるべきポイントは、
- 無断欠勤・遅刻をしない
- 上司の指示に従う
- 法律を守る
これだけです。
2については、表向き従っておけばOK。
業務命令を無視した証拠さえ蓄積させなければ、あとはどうでもいいです。
クビにならないポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
相当やらかしてもクビにはなりません。
ぜひ、読んでみてください。
3.給料は減らない
仕事を適当に流しても、給料は減りません。
仕事を頑張っても、なかなか給料は増えませんよね。
逆も同じです。
社員が1000人いたとして、社員全体のパフォーマンスを1000とします。
このとき、あなたのパファーマンスは1/1000です。
1/1000が、1.2/1000になろうが0.8/1000になろうが全体の利益に影響はないです。
それよりも、業界の動向や景気の良し悪しで全体の利益は変動します。
ちょっと成果が出た人の給料を上げる。
ちょっと成果が出てない人の給料を下げる。
そんな調整を細かく正確にやろうとすれば、それ自体が会社にとってコストになります。
だからあなたが0.8人分しかできなくても、給料は下がりません。
だからあなたが1.2人分できても、給料は上がりません。
もちろん1.5人分の成果を5年・10年と出せば、給料が上がる会社が多いでしょう。
しかし、「10年も1.5倍を保つ」ってそれだけで頭が白髪だらけになる苦行です。
そこまでして、昇給が欲しいか。
あらためて考えると「どうでもいいかも」と思う人がほとんどでしょう。
4.常識が正解とは限らない
仕事を適当に流すなんて、人としてマズいのでは?
それが常識ですし、そう不安になるのも無理はありません。
しかし、常識に従ってきた結果、幸せな生活を送れているでしょうか?
常識に従って多すぎる残業をこなし、常識に従って休日を潰されていませんか?
そもそも常識とは、判断の省略に役立つものです。
常識に従えば、自分で考えなくても正解が選べる。
それが常識の価値ですし、私たちはその恩恵を受けています。
しかし、常に「自分で考えない」のは会社組織においては危険です。
日々、常識に従う恩恵を受けている私たちは、
常識だろ!!
といった言葉や空気に、流されてしまいがち。
会社組織はしばしば、その習性を悪用して私たちをコントロールしようとします。
ですから重要な判断だけは、常識にとらわれずに自分で考えましょう。
仕事を適当に流すかどうかも、生活が一変する重要な判断。
「常識だから流さない」ではなく、「メリットが大きいのはどちらか」考えます。
それぞれの働く目的によって、メリットが大きい結論は異なるはずです。
考えた上で「適当に流す」メリットが大きいなら、常識なんて捨ててしまいましょう。
自分の働く目的が達成されない働き方など、しているヒマはありません。
適当に流すべき仕事
「仕事」と言われた瞬間に、無思考でしっかりやるクセがついていませんか?
すべての仕事に取り掛かる前に、
- この仕事は適当に流したらどうなる?
- どう手を抜けばコスパが高い? ※
といった観点を考えてみましょう。
とくに最初は、
- 適当に流しても、大してラクにならない
- 適当に流すと、エゲつない怒られが発生する
といった場合、無理に手を抜く必要はないです。
強く怒られて心が折れては、流し続けるのが困難になります。
まずは小さな怒られにつながる仕事を適当に流し、心を慣らしましょう。
心が慣れれば、「エグい怒られるけど滅茶苦茶ラクになる」サボり方も選べるようになります。
初心者が適当に流しやすい、大した怒られにつながらない仕事は
- 監視されない仕事
- 成果物がない仕事
- 肉体労働・単純作業
です。
順に解説していきます。
1.監視されない仕事
- どこかを訪問
- 勉強のため出張
- 現場の立会い
とにかく上司のいない、外へ行く仕事全般。
見られていなければ、適当に流していても怒られません。
万が一バレても、上司は直接見ていない訳です。
歯切れの悪い叱責しかできません。
2.成果物がない仕事
- ミーティング
- プレゼン
人数が多いミーティングなど、適当に流すべき最たる仕事です。
発言したり主体的に取り組む姿勢を見せなければッ
なんて思いがある人は、それを捨てましょう。
聞かない、考えない、話さない。
たまに頭の中がバレても、大した怒られにはなりません。
長いミーティングを、少しリラックスして過ごせるようになりますよ。
拘束されているだけで、まぁまぁしんどい面も。
やっぱ、長いミーティングはギルティ・・・
プレゼン、とくに
- 周知のためのプレゼン
- 学習発表(笑)のプレゼン
なんて、どうでもいい仕事の最たるもの。
適当に流すチャンスです。
準備に時間がかかる割に、クオリティがクソでも実害がありません。
したがって、大した怒られにはつながりません。
プレゼンの準備は、別の仕事ができない言い訳としても優秀。
活用しましょう。
3.肉体労働・単純作業
肉体労働や単純作業には、限界のスピードがあります。
その限界を、過小申告しましょう。
6割の力・スピードでやって
遅い
と言われたら
全力でやってます
と言うだけです。
手を抜いていると証明する手段なんて、どこにもありません。
仕事を適当に流す方法
ここまで、とくに初心者におすすめの流すべき仕事を解説してきました。
次は上記の仕事に限らずに使える、仕事を流す方法・基本姿勢を解説します。
- 余計なことしない
- 確認しない
- ギリギリでやる
の3つです。
順番に解説していきます。
1.余計なことしない
- 「やっておくと後でラク?」と準備
- 「相手が助かるだろうから」と親切
- 「こうしたほうがいいのでは?」と改善
このようなやったほうがよいとされる余計な行動は、さらなる仕事を生んでしまいます。
適当に流すのであれば、いかなるときも最低限のアクション数を目指しましょう。
やらなくても怒られないことは、やらなくてOK。
考えて行動するだけ、頭と体力の無駄遣いになります。
こうしたアクションを思いつくこと自体、仕事に真剣になってしまっている証拠です。
ボーっとリラックスしていれば、余計な仕事を思いつくことはありません。
2.確認しない
- 誤字脱字はないか?
- 数字は合っているか?
- 過去と矛盾しないか?
- 「てにをは」はよいか?
- 書式・文字サイズはよいか?
- 判子は適度に傾いているか?(笑)
書類1つとっても、「確認」には膨大な時間がかかっています。
書類に限らず、あらゆる業務の何割かは「確認」の時間。
この「確認」を、止めてしまいましょう。
多分大丈夫!
の精神です。
確認がないだけで、心身への負担は爆下がりします。
ミスは上司に見つけさせて、言われるがままに直してあげればOK。
手戻りになっても、そっちのほうがラクなのです。
上司の負担が増えるほど、新たな仕事を頼まれにくくなる効果も!
確認をどの程度減らすかによって、「適当さ」の調整もカンタンにできます。
また、重要すぎる事項についてはきちんと確認すれば、大きな怒られは避けられます。
確認不足系のミスは、
- 確認すべきだと思い当たらなかった
- 確認したが気付かなかった
といった言い訳との相性がバツグンです。
ぜひ、ご活用ください。
怒られを軽減する言い訳については、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
3.ギリギリでやる
何事も、ギリギリになるまで提出しないようにします。
別に問題ない内容なのに、上司が細かい部分にこだわる。
こうしてみて~?
~~修正後~~
う~ん、やっぱりこうしてみて~?
(つうか去年と同じなんだが!?)
この世で1番無駄な時間ですよね。
納期までに余裕があると、50回直しが入ってもおかしくありません。
ギリギリで出せば、修正する時間を物理的になくせます。
ラクになると同時に、仕事の質が下がります。
また、提出が遅いだけでも上司や同僚からすると「使えない」です。
次の仕事を頼まれづらくできるのです。
さらに、寝かせておけば忘れ去られる仕事って案外多いです。
未提出の仕事を多く抱えておけば、仕事を断る理由としても使えます。
メリット盛りだくさんです!
仕事を頼まれない工夫は、適当に流して質を落とす以外にもあります。
ぜひ、読んでみてください。
ひつじさん、おじゃまします。
今回の記事もすばらしいですね。そして、あるあるですね。
特に自分的にこれだと思うのが
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3.ギリギリでやる
何事も、ギリギリになるまで提出しないようにします。
別に問題ない内容なのに、上司が細かい部分にこだわる。
こうしてみて~?
~~修正後~~
う~ん、やっぱりこうしてみて~?
ひつじ(つうか去年と同じなんだが!?)
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私も毎年提出している在庫予測(数値が大切な資料)を去年と同じフォーマットで締め切りより前に出したら、上司から訂正の依頼が 数値の積算を間違えたかなと思ったら、
資料の罫線の太さを変更してほしいやフォント(ゴシックから明朝体の変更)と資料の目的とまったく違く部分の訂正依頼がきます。本当にこういうことが続くと締め切り前に提出するのがアホらしくなりますね。今年はギリギリで提出したら、何も言われず、スルー(笑)
結局、こういう細かい指摘は上司の存在価値を知らしめる姑息な手段なのでしょうね。
あんぽんたんさん
コメントありがとうございます!
こうした不要な修正、上司ごとにこだわるポイントが違っていてやっかいなんですよねw
「俺の色」を出して、価値発揮したつもりになるための儀式。
付き合いきれません・・・!
そういう欲望はSNSで満たしていただきたいと切に願うものですが、願い届かずw
いつも楽しく見てます。
私はひつじ先輩が実践していた方法以外に「忘れてたふりをする」を心がけてます!
上司に指示されたことを忘れたふりすることで、上司が代わりにやってくれたり、呆れられて仕事が振られなくなったりといい事づくめですw
あと、「僕無能なのでできる保証ありません」もよく使います。前もって宣言しておけば呆れられやすくなるし、本当に失敗しても「だからできないって言ったじゃないですか!」と逆ギレできますw
「忘れてたふり」、いいですね!
あえてメモを取らないことで、本当に忘れてしまうということもできますしw
「できる保証ありません」はアグレッシブw
自分は「できる自信がないです」は多用していました!
同じ構造ですねw
言い回しは好みですが「無能だと思われて構わねぇ」
ってスタンスにさえなれれば、無敵なんですよねww