こんにちは、ひつじ先輩です。
忙しい毎日。
理不尽な量と難しさで迫ってくる仕事、仕事、仕事。
誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
もう知らねえよ。
これ、放棄して帰っちゃったらどうなんの?
やってみました。
仕事放棄
私の職場は、
- 月の残業時間が40~60時間程度
- 有給はどんどん貯まるのが普通
という環境でした。
月30時間も残業すれば、わたしにとっては完全にキャパオーバー。
そこで、
- 残業は月10~30時間程度に抑える
- 有給は必ず月2日とる
これを強行しました。
職務内容には、現場系と書類系がありました。
昼間は現場に出て、残業で書類を作るのが普通です。
現場系の職務だけでも、月10時間は残業がつきます。
つまり私は、書類系の職務をほぼ完全に放棄したことになります。
業務放棄してみたら
同僚の声かけ
まずは帰ろうとする私を、同僚が呼び止めることが増えました。
○○は終わったのか
といった声かけです。
これには、3つ対処法があります。
- 終わったとウソをついて帰る。
- 質問に答えず、笑顔で礼をして帰る。
- 数分だけ残業し、仕事が終わってなくても帰る。
同僚はたとえ一回り以上年上だろうと、なんの権限もない人たちです。
テキトーにあしらっておけばOKです。
上司と面談
書類の納期に一切、間に合わないようになりました。
次に来るのは上司からの呼び出しです。
基本スタンスは
私が無能なばかりに、ご迷惑おかけして申し訳ありません
コレでいきます。
腹を見せている人間を、さらに殴る方法は罵倒くらいしかありません。
できるだけ、こちらは話さないようにするのがコツです。
どうしても発言せざるを得ないタイミングでは
ベストを尽くしています。これ以上はキャパオーバーです
を状況に合わせてマイルドにアレンジして言います。
「次からはもっと頑張る」といった内容を言わされないように気をつけます。
相手の発言に対しては、
をつらぬきましょう。
言ってもムダだということを、できるだけ早く悟ってもらうことが重要です。
上司があきらめる
ある朝、上司に
お前、△△すらやってなかったんだな。
もういいよ。
と言われました。
その日のうちに、私の仕事のほとんどが他者に担当変更となりました。
転勤を命じられる
これをやりだして数ヶ月で、転勤になりました。
そのときの職場は、当社の中ではきつい部署でした。
転勤を告げられたときは
大変なことになった
と焦りました。
しかし、やがて次の職場が僻地でも人手不足でもないことが分かってきました。
すると、
助かった
という気持ちが、少しずつ湧いてきたのを覚えています。
クビにはならない
正社員は、そう簡単にクビにはできません。
辞めるように追い込もうにも、ハラスメントになりかねません。
そうなると、上司にできることは多くありません。
- 仕事を他の部下に振る
- ダメ社員の異動を人事にかけあう
くらいです。
結果的に、仕事を頑張らない私の仕事は減り、人手不足の職場からの転勤も叶いました。
仕事を頑張っている社員は、仕事を増やされ続けます。
また、職場で必要とされる人材となるため、きつい職場を離れられなくなります。
「日本人は主張しない」とよく言われます。
逆に、主張しない人ばかりだからこそ、ちょっと主張するだけで得を取れる環境なのです。
カンタンにはクビにならないよ、という話はこちらの記事で書きました。
ぜひ、読んでみてください。
仕事がキャパオーバー?
人手不足は誰のせい?
人手不足は、あなたのせいではありません。
辞めたい
と思いつめるほどに頑張ったのなら、あなたは悪くありません。
自分がこなせる量を無理して増やしたところで、職場全体への影響は少ないです。
人手不足を解消するのは個人の頑張りではなく、人員の追加です。
しかし、人員と仕事量のバランスを決めるのはあなたの仕事ではありません。
大きな会社であれば、上司にすらその権限はないのです。
無理に自分の処理能力を上げても、意味はありません。
職場自体が人手不足のままなら、仕事が降ってきてあなたは必ずまたキャパオーバーになります。
キャパオーバーな仕事量から逃れる現実的な方法の1つが、仕事の放棄です。
質を落とすだけでも、かなりラクになります。
失うものはありますが、そう簡単にクビにはなりません。
まともな上司なら業務の配分を見直したり、増員を人事等に交渉するでしょう。
人手不足は、あなたのせいではありません。
あなたが無理してキャパオーバーに耐え続ける理由は、どこにもないのです。
仕事を適当に流すことで量を減らす方法を、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
失うものは大したことない
みんなとちがうことをすれば、失うものもあるんじゃないか
そう思われる方がほとんどでしょう。
しかし、失うものって一体なんなんでしょうか。
人間関係、プライド、出世。
私が今回失ったものはせいぜいこんなところです。
これらは、そんなに大事でしょうか。
職場が変われば終わる人間関係。
等しく凡庸な人間の妄想でしかないプライド。
給与ととも責任も大きくなる出世。
少なくとも私はこれらに、毎日遅くまでの残業を30年間する価値を見いだせませんでした。
”年間”残業時間10時間を達成した、残業しないコツをこちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
仕事放棄に向いている職場
「この記事の通りに行動すれば、楽な職場に異動できる」
そんな保証はできません。
ただ、ここまで書いてきた内容が実現しやすい職場には以下のような特徴があります。
法律を守る職場
法律・ルール・常識を守る前提のある職場でなければいけません。
それがなければ、今回私がとった行動は陰湿なイジメや身体的な攻撃につながります。
訴えて慰謝料をとったとしても、その労力をかける価値があるかは微妙です。
それでも、直接ひどい言葉を言われる職場ならスマホでの録音はおすすめです。
わたしの職場でも、キレて怒鳴る人がいます。
常にスマホで録音していればいつか、相手が一発でクビになる発言を録れるかもしれません。
いざとなれば、戦える材料がある。
それだけで心強いですよ。
顧客と距離がある職場
顧客と直接関わる職場では、納期遅れなどは即損失となりえます。
自分の不手際が、社内でフォロー可能な業務内容でないといけません。
大きな損失を出せば、それを理由に処分を受けるかもしれません。
ひどい遅れをくり返せば、クビになる可能性もゼロとは言えなくなってきます。
クビにせずとも生き残れる職場
「法律を守る職場」と似た内容になりますが、法律を守るには余裕が必要です。
会社に体力がなければ、ダメ社員を在籍させつづけることなどできません。
一刻も早くクビにしないと、会社自体が傾く。
そうであれば、あらゆる手段によって退職を余儀なくされるでしょう。
ウチの会社だって、クビにならない保証はありません。
それでも、仕事を放棄できたのは
クビになってもかまわない
と開き直ることができたからです。
仮にクビになったとて、そこで人生が終わる訳ではありません。
健康でさえあれば、いくらでも手はあります。
最悪を覚悟してしまえば、何も恐いものはなくなります。
クビを想定するならば、脱サラの準備を進めておきましょう。
脱サラへの道は長いですが、その過程で会社への依存度は下がっていきます。
社畜生活の自由度を、少しずつ上げていけますよ。
こんなカスの考え方が勝つ世の中。
しかしカスも使いようで、まだまだ搾取できるから面白い
カストレーナーさん
”しかしカスも使いようで、まだまだ搾取できるから面白い”
正しいですよ、上層部なんて乾いた雑巾から一滴絞るどころか雑巾を絞って落ちた糸くずまで
搾取しますよ。
”しかしカスも使いようで、まだまだ搾取できるから面白い”
こちらは絶対搾り取らないように別の意味で頑張ります
これ見てると職場がクソ忙しいのが原因でブログ主は悪くないような…
書き方がそう見えるだけで体壊れるよこんなところにずっといると
毎月30から40サビ残は壊れてもおかしくない
会社が俺らを搾取するんじゃない
俺らが会社を搾取するんだ!
最近気がついたけど意外と納期遅れてもどうにかなる。
てきとうにやりや゛いい