会社の人間関係など、究極にどうでもいい理由を解説します。
社会人たるもの、人間関係にも細心の気遣いを持ってあたるべし。
それが、常識なような気がする。
でも実際もう疲れたし、心底どうでもいい。
そんな人にまず言いたいのは、
ということ。
いい人間関係を築けなかった相手がいたとして、引け目を感じる必要はありません。
また「もうこいつの機嫌など取らない!」と、諦めることも当然の権利です。
むしろ、自分なりの目的を持って合理的に動けば、自然と敵はできるものです。
35歳を超えて敵がいないということは、人間的に見込みがないことである
引用元:野村監督.com
と野村監督も言っています。
八方美人に終始する人間には、何も成し遂げることはできません。
会社の人間関係はどうでもいい
理由は、
- 人間関係重視は終わってる
- 維持コストが高い
- 人生が豊かにならない
の3つです。
順番に解説していきます。
1.人間関係重視は終わってる
好き嫌いで対応を変える
会社で人間関係が重視される理由は、何でしょうか?
「業務を円滑に進めるため」と説明されることが多いですよね。
会社員時代、
お前の態度では、いざというとき助けてもらえない
と、上司に諭されたことがあります。
背景にあるのは、
- 気に入った相手なら助けてあげる
- 嫌いな相手だったら助けてあげない
という、極めて幼稚で器の小さい思想です。
自分はやる気ない会社員でしたが、仮にやる気があったらそうはしません。
業務上必要ならやるし、必要ないならやらないだけです。
好き嫌いで対応を変えるなんてレベルの人間が多いのは、腐った組織の証。
ビジネスなんてやってない、ビジネスごっこ集団です。
そんな組織に染まっても、媚びへつらうのがうまくなるだけ。
成長がないです。
”特定”の対人スキルは身につくかも。
でも、媚びるだけが対人スキルじゃないでしょうよ
2.維持コストが高い
人間関係が良いと、業務が円滑に進むとして。
実際、自分にどのくらいメリットがあるのでしょうか?
奥歯を噛み割りながら嫌いな上司の機嫌を取って、給料はいくら上がるのでしょうか?
どのくらい数字に効いてるのかが不明な割りに、やたらコストが高い。
それが会社の人間関係です。
同調圧力に屈して飲み会に一度参加しようものなら、
- 訳分からんおっさんに説教されるストレス
- 3時間のロス (時給2,000円なら6,000円に相当)
- 5,000円くらいマイナス(飲食代)
- 翌日の体調が悪い
などの損失をこうむることになります。
何よりも辛いのは、これらは自らの意思に反する理不尽な被害だということです。
飲み会だけではありません。
飲み会に来ないなんて非常識だ
なんて前時代発言が聞かれるような職場では、
- 労働組合活動への参加
- 社内イベントへの参加
- 資格の受験
- 早めに出勤するかどうか
- 昼休みに働くかどうか
- 定時後に残ってみせるかどうか
- 休日の過ごし方
など、あらゆる行動が監視の対象です。
すべてにおいて周囲と息を合わせない限り、人間関係が良好に保つことはできません。
そこまでする価値など、会社の人間関係にはありません。
3.人生が豊かにならない
異動や退職がありますから、会社の人間関係なんて一時的なものです。そんなものを後生大事にしたところで、何も残りませんよ。
— ひつじ先輩 (@n_fx) December 27, 2020
人間関係が割り切ると、孤独な人生が待っている。
そう考えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
会社の人間関係は、異動や退職でリセットされがちです。
5年と続かない関係ばかりです。
つまり、人生の終わりに思い出す顔は会社にはないのです。
むしろ余計な人間関係を割り切れば、本当に大事な人間に割ける時間が増えます。
家族、パートナー、友人。
異動も退職もない、長期的な人間関係を大事にしましょう。
そのほうが、人生は豊かになります。
人間関係どうでもいいならできること
会社員は常に、「人間関係を良好に保つ」という制約に縛られています。
それをどうでもいいと割り切ると、少し自由になれるのです。
私はかつてモンスター社員として、普通の会社員と比べると自由に働いていました。
その一例が、
- 資格など受験しない
- 残業しない
- パワハラに負けない
といったことです。
順番に解説していきます。
1.資格など受験しない
資格の勉強や受験。
もちろん持っていて損はないですが、全員がそこまでやる気ある訳ではありません。
それなのに、
みんな受けているのに?
やる気ないってこと?
などと圧をかけて、プライベートな時間を削らせる。
そんな上司はたくさんいます。
業務ではないので、厳密には拒否できる。
でも、相手の心証を考えると断れない。
上司との人間関係を割り切ることで、このしがらみからは開放されます。
自分は受けません
とはっきり申し上げ、自分の時間を守れるようになるのです。
社会人の勉強、試験についてはこちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
2.残業しない
- みんなが残業しているから残業する
- みんながすぐには帰らないから意味もなく少しは残る
残業代もらって仕事を進めるならまだしも、ただ姿を見せておく。
みたいなことをしていませんか?
定時に帰った人間を、「あいつはすぐ帰る」などと責める人間はどうかしています。
しかし、そんな人間の心証を気にすると、上記のようなムダに時間を取られます。
人間関係などどうでもいいと割り切れば、こうした無意味な行動ともおさらばです。
私は、年間10時間しか残業しない働き方を実現しました。
その方法は、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
3.パワハラに負けない
職場の外での行動について、とやかく言われる。
制限される。
これは立派なパワハラです。
それでも、プライベートな時間をくだらない活動に捧げるしかない。
それは、相手との人間関係を保つためではないでしょうか?
これまで述べてきたように、会社の人間関係にそんな価値はありません。
残念ながら、業務時間内についての命令は拒否できません。
しかし業務時間外の行動については、どんな命令も拒否できます。