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労働組合の執行委員がめんどくさいので断った 強制はパワハラです

労働組合の執行委員がめんどくさいので断った 強制はパワハラです パワハラに負けない
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こんにちは、ひつじ先輩です。

この記事では、労働組合の執行委員を断ったら、別室に連行された話を書きます。

 

労働組合、めんどくさいですよね。

ただでさえ選挙活動に駆り出されたり、意味ない会合があったり。

その上、執行委員など絶対に引き受けたくありません。

 

うちの会社の場合は、頼んでくるのではなく、

引き受けて当然

というおかしな態度で強制して来ます。

 

断ったらパワハラを受けるんじゃないか

断ったら人間関係が壊れるんじゃないか

そう思ってストレスに耐える人は多いでしょう。

 

でも本来、労働組合の執行委員は労働ではありません。

強制できることではないのです。

 

断ったら、どんなことが起こるのか。

実際に、断ってみました。

ぜひ、読んでみてください。

労働組合と執行委員

ユニオンショップ

うちの会社の労働組合は、ユニオンショップを採用してます。

 

全員が、組合に強制加入ということです。

労働組合を辞めると、会社もクビになります。

裁判で争う余地はある

 

全員が組合員であるため、協力的であることが当然という文化になりがち。

同調圧力が強いです。

 

逆にユニオンショップでなければ、参加を強制される理由はまったくありません。

 

ユニオンショップを採用するメリットは、

共産党とか新左翼系の「しゃれですまない労組」の組織内への浸透を抑えられる
(引用元:労働組合って誰の味方なの?と思った時に読む話)

だそうです。

つまり会社と仲良しの御用組合以外の労働組合が、入ってこないようにするための制度です。

 

執行委員はめんどくさい

わたしは引き受けなかったので、経験はしていません。

横で見ていて分かるのは、組合に関係する雑務を強制される役目だということ。

  1. 会合に参加
  2. 選挙活動
  3. 組合からのお知らせの伝達

3はこっそり業務内でできますが、1・2は業務外。

 

下手すれば、休日出勤です。

強制された側からすれば、サビ残に他なりません。

 

労働組合は意味ない

「労働者を守る」は建て前

労働組合は、労働者を守る。

前提からして、疑わしいです。

 

次章では執行委員を断った話をしますが、こんなことが1度や2度ではありません。

言葉だけ「お願い」で、実際には「命令」もしくは「脅迫」ばかり。

 

労働組合は労働者を守るどころか、パワハラの元凶となっています。

そんな集団に協力したところで、職場環境は良くなりません。

 

主な活動は選挙活動

また、組合活動で一番忙しいのは選挙活動です。

会社の息がかかった政治家が当選すれば、めぐりめぐって従業員にもメリットはあるのでしょう。

 

しかし、人生は有限です。

そんな、風が拭けば桶屋が儲かるような話に使える時間はありません。

 

勉強や副業、家族や遊びに時間を使いましょう。

その方が早く、何倍も価値を生む時間の使い方です。

 

選挙結果が1票差、もっと言えば10票差になることすら、ほぼありません。

あなたの清き1票にはもちろん、嫌々電話をかけて取った何票かにも意味はないのです。

 

執行委員は強制できない

本来は、業務外で何か命令される理由はありません。

何かを強制されること自体がおかしいのです。

 

しかしユニオンショップならば、労働組合に入らなければクビ。

この解雇を有効とする判例もありますので、組合に入ることは実質強制です。

 

一方で「執行委員を引き受けないからクビ」、はありえません。

 

今回は、上司が業務外の活動を強制しようとしてきた形になります。

それも、脅すようなやり方をしてきているのでパワハラです。

 

録音がないのは残念ですが、今では職場にいるときは常に録音中です。

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あらゆるパワハラに対して、録音はおすすめですよ。

 

パワハラへの対策は、録音だけではありません。

パワハラ対策やパワハラをする人の心理について、こちらの記事にまとめました。

パワハラをする人の醜い心理を元モンスター社員が暴く【対策9つ】
この記事では、元モンスター社員の私がパワハラをする人の心理について解説。 さらに、6年間考え抜いたパワハラの対策9つを紹介します。 わたしは会社員だった6年間、モンスター社員でした。 当時のわたしの働き方は、こんな感じ。 誓って人にパワハラ...

ぜひ、読んでみてください。

 

執行委員を強制される

オフィスで普通に仕事をしていたら、上司に話しかけられ、

労働組合の執行委員をお願いします

と言われました。

 

業務ではないので、お断りすると

会社にいられなくなる!

業務命令だ!

恩知らず!

などとブチ切れられました。

 

ひつじ
ひつじ

業務外で時間が取られる業務命令はありえませんよね?

と質問してみても、

あるよォ!!!

とすごみだす。

完全にパワハラです。

 

ホント、録音しておけば一発だったのですが当時はそんな習慣はありません。

ひつじ
ひつじ

こいつ、話にならねぇな

と困っていると、更に上の上司が仲裁に入り別室へ連行されました。

 

ちなみに会社側であるはずの上司がここまでしつこいのは、

  • 偉くない上司なので、立場が組合側であるため
  • 自分のメンツがつぶれることを恐れているため

です。

 

パワハラじみたやりとり

なぜやりたくないのか

と問われたので、

  • お金がもらえないことに、時間を使いたくない
  • 執行委員を誰もやりたくないなら、無理に立てなければいい
  • 必要なら、お金を払って人員を確保すればいい

と、正直に答えました。

 

相手が次に言ってきたのは、

  • 自分が断ったことで、代わりにそれをやる者がどう思うか考えろ
  • 会社にいられなくなる

などです。

あまり、話がかみ合っていません。

 

とくに

会社にいられなくなる

というのは、何度も言われました。

 

要は、オブラートに包んだ脅迫です。

会社にいられなくしてやる

とまでは言っていないので、録音しても勝てません。

 

2ランク上の上司は冷静で手ごわいと感じました。

同じ説明を繰り返したり反論したりしている間に定時となり、時間切れ。

断り切ることに成功しました。

 

労働組合、しょうもないイベントも私はすべて拒否しています。

強い心は必要だがリスクは低いという話を、こちらの記事にまとめました。

労働組合をやめたいけど退会できない! 無駄イベントをすべて拒否してみた
労働組合をやめたいのに、ユニオンショップ制のせいで辞められない人へ。組合費は取り戻せないが、イベントをすべてサボれば、無駄な活動に時間を費やすのは避けられる。

ぜひ、読んでみてください。

 

労働組合の断り方

今回は、ただ

ひつじ
ひつじ

嫌です!

と言い張るパワープレイになってしまいました。

 

人間関係へのダメージをやわらげたいなら、言い訳を用意した方がいいです。

  • 子育て・介護
  • 自己啓発
  • 体調

あたりなら、有効打になりえると思います。

 

しかし言い訳で切り抜けるのも、カンペキな方法とは言えません。

言い訳に対する反論にうまく言い返せないと、引き受けることになるからです。

 

例えば、

あなたより子供が多い◯◯さんは引き受けてたし、サポートもつける

とか

自己啓発なんて趣味。会社のために労働組合を優先して

などです。

 

言い訳を使って断るのなら、十分に準備をしておきましょう。

つまり、反論に対する反論も用意しておくということです。

 

しかし、言い訳をうまく使ったところで、「断った」という事実は変わりません。

心象はマイナスで、人間関係にもそこそこのダメージがあるでしょう。

嫌われる覚悟が無ければ、執行委員を断り切ることはできないのです。

 

執行委員に限らず、組合活動を断ることは少なくとも解雇の理由にはなりません。

仮に解雇されても、法的な意味でかなり戦える余地があるはずです。

 

自分の時間、つまり人生を守るためです。

勇気を出して、断りましょう。

 

断る勇気がでない人に向けて、少しずつ心を鍛えて断れるようになる方法を書きました。

業務外の仕事の断り方! モンスター社員がメンタルを鍛えた3ステップを解説
この記事では業務外の仕事の断り方と、それに必要な強いメンタルの作り方を書きます。 ボランティア・飲み会・資格勉強など、業務外の仕事を指示されることってありますよね。 「業務時間外に無給で」って話であれば、断りたい。 厳密には仕事ではないのに...

ぜひ、読んでみてください。

 

執行委員を断った影響

特に、目立った影響はありません。

周囲から無視されるとか、仕事がやりづらいということもありません。

どこの会社でもそうとは限らない

 

執行委員は誰かがやらねばならない!

らしいので、次に押し付けられた人がいました。

 

この人とはちょくちょく話していましたが、あまり話さなくなりました。

これは相手がこちらに冷たくなったという訳ではなく、単に自分が

ひつじ
ひつじ

話しかけづらい

と感じてしまったためです。

組合活動を強制されるのはおかしいので、断るのは悪いことではありません。

 

しかし、

ひつじ
ひつじ

代わりに引き受けた相手には、悪いことしたかも

と、本来感じる必要のない罪悪感を持ってしまいました。

職場の文化というのは、染まっていないつもりでも無意識レベルで浸透してしまうようです。

 

結果的には、自分が勝手にビビッてしまい親しく話せる人を失ってしまいました。

残念ではありますが、得たものもあります。

 

  • 意味ない会合・飲み会
  • 休日の選挙活動

これらを回避することで、何時間・何日もの「時間」を得ることができました。

 

何を選ぶかは、会社やその人の価値観次第です。

もし時間を大事に思うのなら、絶対に折れずに行きましょう。

 

会社行事を強制され、当日バックレた話をこちらの記事にまとめました。

会社の行事に不参加だと評価が下がる理由。私は一切行っていません
会社行事に行きたくないので、当日にバックレてみた。その後どうなったか・断り方・不参加による評価への影響について。当然のように強制参加させてくる上司は多いが立派なパワハラ。イヤならイヤだとはっきり断る。

ぜひ、読んでみてください。

 

組合執行委員を断ってみた

執行委員はめんどくさい

労働組合の執行委員とは、意味ない雑用を、残業代なしでする人

労働組合活動は本来、執行委員に限らず強制できない。

仮に上司がパワハラによって強制してきても、断りきることはできる。

 

労働組合の断り方

  • 子育て・介護
  • 自己啓発
  • 体調

などの断る言い訳があったほうが、スムーズ。

言い訳を使う場合は、論破されないように十分な準備を。

 

執行委員を断った影響

親しく話せる相手が1人減ってしまった。

いじめや嫌がらせをしてくるレベルの人はいなかったが、職場次第。

断ったことで、貴重な時間を守ることができた。

 

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