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仕事できない人は辞めるべき? 判断できるポイント5つ

仕事できない
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こんにちは、ひつじ先輩です。

この記事では、仕事ができない人が会社を辞めるべきどうか判断するポイントを書きます。

 

仕事は、人生のほとんどの時間を占めます。

毎日毎日、できないことをつづけるのは苦行です。

 

当然、辞めたい。

 

朝がつらいし、日中もつらい。

翌日も出勤かと思うと、夜もつらい。

 

辞めることばかり考えてしまいますが、本当に辞めるべきかの判断は慎重にしたいところ。

次の仕事を探すのは大変ですし、今よりもいい会社である保証もないからです。

 

人生が変わってしまう重要な判断であれば、総合的に考える必要があります。

そこでこの記事では、辞めたいと丸6年考え続けてきた私が、辞めるべきか判断するためのポイントを紹介します。

2020年2月追記:会社、辞めました!

仕事できないなら辞めるべき?

会社を辞めるべきどうか判断するポイントの前に、辞めるべきとは言えない理由を書きます。

 

  1. 他人に迷惑をかけるから
  2. 人間関係が悪いから

もちろん場合によりけりですが、基本的にはこの2つの理由では辞めるべきではありません。

 

人に迷惑をかけるから辞める?

他人に迷惑をかけるから、辞めるべき?

という考えは、優しすぎます。

 

他人のために、人生の重要な決定をすべきではありません。

 

他人に迷惑をかけてはいけない。

私たちは、そう叩き込まれて育ちます。

 

しかし、それは何のためでしょうか?

 

答えは、他者との関わりの中で損をしないためです。

 

つまり、困ったときに助けてもらうため。

あるいは、恨まれて嫌がらせされないようにするためです。

 

前提として「見返り」があるのです。

悲しい言い方ですが、人に迷惑をかけてはいけないのは、自分が見返りを得るため。

 

「見返りを求めない親切」が美談としてSNSでバズるのは、珍しいことだからです。

当たり前なのなら、話題になんてなりません。

 

ほとんどの人間は自分のため、もしくは自分の家族のために生きているのです。

職場で為される親切や気遣いの多くは、「見返り」を前提としています。

 

そんな中、仕事を辞めるべきかの判断は、今後の人生全体に効いてくる大きな選択です。

 

そこで他人への迷惑を考え、ベストな選択をできなかったとしたら。

そのマイナスは、「迷惑をかけなかったことへの見返り」では埋められないほど大きくなります。

 

割り切って、他人への迷惑は考えない。

辞めるべきかの判断は、自分の人生だけを考えてするべきです。

 

人間関係が悪いから辞める?

嫌われても辞めるべきではない

仕事ができないので、人間関係が悪い。

辛いし、原因は自分だし、辞めるべき?

と考える人もいるでしょう。

 

全員にありえないほど嫌われていて、スキあらば攻撃される。

といった状況であれば、辞めるのもあり。

 

しかし、全員から常に攻撃を受けるほど嫌われている人は珍しいのではないでしょうか?

 

わたしはクビが心配なほど仕事ができませんでしたが、出勤できないほどの支障はなかったです。

 

最低限まともな会社であれば、基本的には大人の集団。

心の中で嫌っていようと、わざわざ敵意を表明するような子供は少ないです。

 

嫌われていようとも、まともに対応してくれる人ばかりなら辞めるべきではありません。

 

仕事を辞めれば人間関係は一旦リセットされますが、次の環境がどうなるかには運もからみます。

人間関係の悪さが実害のない程度であるなら、それは辞める理由としては弱いです。

 

一部の攻撃者への対処

問題は、一部の心の弱い人たちです。

仕事ができない自分に対して、言葉や態度による攻撃を仕掛けてくる人たち。

 

すさまじいストレスを与えてくる存在ですが、彼らへの対処として辞めてしまうのは早計です。

 

環境自体が狂っているのはなく、ストレス源が数名まであれば辞めなくても対処できます。

 

辞める以外の対応は、3つあります。

  1. 関わらない
  2. 上位者に相談
  3. 休む

 

関わらないのが、1番基本的な対応です。

しかし、業務上関わらざるを得ないことも多い。

 

そこで効果があるかもしれないのが、上位者への相談です。

上司が攻撃者なら、さらにその上に人に話しましょう。

 

自分が仕事ができないのが原因でも、相手はこちらが「辞めるべき」と悩むほど追い詰めてます。

そのやり方に、問題がない訳がありません。

 

関わらないで済むように配慮してもらう、攻撃的な態度を止めるように指導してもらう。

なんらかの対処を頼みましょう。

 

もし効果がなければ、休みます。

その攻撃者との関わりが大きくなる日、仮病でもなんでも使って休みます。

 

休みが続けば、上の人は対処せざるを得ません。

解雇のリスクはありますが、いきなりクビではなく原因を問われるのが先です。

 

仕事を辞めるくらいであれば、まずは上記を試しましょう。

 

すぐ辞めるべきケース

仕事ができない人が、仕事を辞めるべきなのは以下の5つのような場合です。

  1. 生活できないような給料
  2. 他にやってみたい仕事がある
  3. 会社がブラック企業
  4. 心身に支障がある
  5. 年単位で成長していない

順に解説します。

 

1.生活できないような給料

仕事は生活のためにするものです。

給料が少なすぎるなら、そんな仕事を続ける必要はありません。

 

具体的には、自分自身を養えないような給与であれば今すぐ辞めるべき水準です。

節約でなんとかなるなら続けるのもありですが、その分は楽な仕事じゃないと割りに合いません。

 

給料が低い理由が仕事ができないからであっても、同じです。

仕事ができないのなら、もっと成果主義の弱い会社を目指すべきです。

 

2.他にやりたい仕事がある

別にやってみたい仕事があるなら辞める決断はありです。

あれ、試してみたかったな

と、年を取ってから思っても遅いです。

 

月並みな言葉ですが、「やらない後悔よりやって後悔」です。

仕事の内容がガラリと変わるなら、新しい環境では仕事ができる人になる可能性もあります。

 

3.会社がブラック企業

  • サービス残業・長時間の残業
  • パワハラ・セクハラ
  • 休みがない・有給がとれない

いずれも、法令違反です。

 

こうした会社で仕事できない評価を受けたところで、気にする必要はありません。

ただ、体力ある奴や心が壊れてる奴が「できる」と評価されるだけです。

 

例えるなら、長距離走だけで体育の成績をつけているようなものです。

あなたは短距離走の方が得意かもしれないし、ボールを投げるとかの方が得意かもしれない。

 

他の環境でも「仕事ができない」とは限りません。

 

平均よりもブラックならば、そこの社員というポストの価値は0です。

 

平均的な企業に転職するだけで、状況がマシになります。

状況が今より良くなる確率は、50%以上です。

 

4.心身に支障がある

医者に行くレベルで、仕事によって健康を害している場合は辞めるべきです。

 

わたしも「辛い」「憂鬱」と思っていましたが医者には行きませんでした。

休日に医者行くのがめんどくさいとか、「このくらいで」って言われるのが嫌だったからです。

 

医者行くのを躊躇うくらいであれば、辞めるべきレベルではないです。

だからわたしは、この理由では辞めませんでした。

 

逆に、「休日をつぶして医者に行く」なら本当に健康を害しています。

辞めるべき、と判断していい1つのポイントだと言えるでしょう。

 

健康を犠牲にしてでも維持しなきゃいけない雇用は、存在しません。

 

5.年単位で成長していない

仕事ができなくても、成長しているならいずれ「OK」くらいのレベルにはなります。

周囲や上司に焦らされたとしても、マイペースにやっていけばいいです。

 

逆に成長が止まっているなら、この先30年チクチク言われ続けることになります。

 

多分、この記事の読者は若いと思います。

年単位で考えて何も変わらないなら、もっと適性のある仕事を探したほうがいいです。

 

きっとマシな仕事はあるはずですし、なくても合わない仕事を一生やるよりいいです。

 

仕事できないから辞めるのは逃げ?

どのように仕事を辞めるにしろ、自分を責める必要はありません。

 

「辞めることは逃げ」という考えがありますが、雇う側の言い分・ワナです。

雇う側はカンタンに辞められては困りますし、精神論だけで労働力を搾取したいのです。

 

「辞める=逃げ」は、決めつけでしかありません。

 

辞めるのには勇気が、転職であればエネルギーも要ります。

むしろ、現状維持が「逃げ」であることもたくさんあります。

 

さらに言えば、「逃げ」の何が悪いのでしょうか。

人間は、幸せになるために生きています。

 

人生の後半で、自分が後悔したときに責任を取ってくれる人はいません。

外野は無視して、より幸せになれる決断をしましょう。

 

社会人に向いていない人が、転職せずに生き延びる方法はこちらの記事で書きました。

社会人に向いてない人の特徴。転職で助かるとは限らない
社会人に向いていない人の特徴。自分の考え方のクセを変えることはむずかしい。対策は人生での仕事の割合を下げること。不安を軽くする・転職しない生き方を書く。

ぜひ、読んでみてください。

 

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