こんにちは、ひつじ先輩です。
仕事で能力不足を感じるとき、辞めるべきか。
会社員7年目、辞めたいけど辞めていない私が書きます。
スキル不足を感じながら会社に通う日々は、辛いものです。
いつ怒られるか分からずおびえる毎日には、うんざりします。
辞めるしか、方法はないのでしょうか?
わたしは今も能力不足を感じていますが、以前ほど辛くはなくなりました。
辞めなくても、少しラクに過ごせる方法を書きます。
能力不足で仕事を辞める
能力不足で辞めるのは可能
- 人に迷惑がかかるから辛い
- 無能だと思われるから辛い
- 残業が長くて辛い
能力不足が辛い理由はいろいろです。
しかし、なんであれ辞めるのは可能です。
どんな理由でも、辞めると上司に伝えればいつでも辞められます。
万が一引き止めがあったとしても、二度と会わない人です。
気にせず、自分の人生にとって一番いい選択をすべきでしょう。
仕事を辞めるべき場合
問題は、仕事を辞めることは解決になるのか?です。
仕事を辞める前に、「別の仕事ならできるのか」を考える必要があります。
転職サイトに登録しても、送られてくるのは今と同じ業種の求人ばかりです。
同じ業種であれば、求められる能力はこれまでと似たものになります。
同じ業種の同じくらいの忙しさの会社へ行っても、また能力不足で苦しむことになります。
ホワイト企業に入れれば今よりラクになりますが、実際の労働環境は入るまで分かりません。
以上を踏まえて、能力不足で仕事を辞めるべきパターンは、2つ。
- 今の会社がブラック企業
- 別の業界に転職する
1.今の会社がブラック企業
今の会社がブラックで、求められる仕事量・質が高い場合。
次の会社で、現職と比べてホワイトな会社を選べる確率は高くなります。
仮にランダムに会社を選んだとして、平均的なホワイト度の会社を引けば現状はマシになります。
さらにブラック経験者なら、新卒のときと比べてブラック企業を見抜く目が育っているはずです。
同じ業界の転職であっても、仕事量・質が減れば能力不足を感じづらいでしょう。
2.別の業界に転職する
別の業界に転職できるなら、能力不足の問題は解決するかもしれません。
- 不足している能力が求められない
- 自分にある能力が求められている
業界に心当たりがあれば、別業界への転職はありです。
ただし、すでに書いた通り転職サイトから送られる求人は現職と同じ業界ばかりです。
自分から探し、応募していく必要があります。
しかし自分含め、「この業界なら!」と思える他業界なんてない人も多いのではないでしょうか?
転職は、誰にでもおすすめできる訳ではないのです。
能力不足で仕事が辛い対策
今の仕事を退職しなくても、能力不足の辛さをやわらげる方法はあります。
能力不足が辛い理由は、
- 人に迷惑がかかるのが辛い
- 無能だと思われるのが辛い
- 残業が長くて辛い
あたりではないでしょうか?
これらの原因はざっくり言って、承認欲求やプライドです。
それぞれについて、対策を書いていきます。
1.人に迷惑がかかる
吠える犬はスルーする
人に迷惑がかかると嫌・申し訳ない・恐い・怒られたくない。
そんな気持ちが湧いてくるのは、嫌われるのを恐れているからです。
この記事は、「仕事 能力不足」といったキーワードで見つかるように書いています。
こうしたワードで検索するほど、あなたはこの問題を深刻に考えています。
そんな人は責任感があり、すでに十分頑張っている人ではないでしょうか?
逆の立場で考えて、あなたは頑張っている人を嫌いますか?
迷惑をかけられたとしても、別に嫌いはしない。
ムカついたとしても、態度に出さないのが大人ではないでしょうか?
皮肉や悪口を言ってくる人は、精神年齢が低いのです。
犬が吠えているようなものなので、何を言われようが傷つく必要はありません。
好かれようとしない
人に好かれたい気持ち(=承認欲求)は、人間であれば持っていて当然です。
わたしにもあるのですが、わたしは会社の人間関係はあきらめました。
会社では、油断するとすぐお互いに迷惑がかかり関係が悪化します。
+αの仕事をやって評価されたり、他者を助けたりできるのは能力が高い人だけ。
スキル不足の人は、会社で承認欲求を満たそうとしても失敗に終わります。
無理して平均点を取ったところで、承認されることはありません。
仕事ができないなら、会社で承認欲求を満たそうとすべきではないのです。
人に好かれたいと思うなら、会社以外の場所で目指しましょう。
良好な関係は、利害関係がない相手と作るほうがカンタンです。
人生で出会う、すべての人に好かれるのは不可能です。
「嫌われない」という余計なタスクを捨てれば、会社が少しラクになります。
2.無能だと思われる
無能だと思われるのが辛いのは、プライドがあるからです。
能力が低いのに高いプライドを持ってしまうと、現実とのギャップに苦しみます。
プライドを低くしたり捨てたりできないのは、仕事を人生で最優先にしているからです。
仕事をする時間が長くなりすぎて、仕事=人生のようになってしまっていませんか。
仕事の能力は、人間の価値の一部でしかありません。
仕事は、人生の一部でしかありません。
人生が終盤に差し掛かったとき、後悔する人が多いことは、
- 自分に正直な人生を生きればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- 幸せをあきらめなければよかった
(引用元:人が最も多く後悔する5つのこと)
の5つです。
2.をみると、働きすぎた人生を後悔している人が多いと分かります。
と考えて生きると、後悔する可能性が高いのです。
「仕事がすべて」の考えを捨てられれば、余計なプライドも捨てられます。
バカにしてくる人がいても、「どうでもいい」と流せるようになります。
3.残業が長い
仕事の能力を上げる以外にも、残業を減らす方法はあります。
すでに紹介した、
- 人に好かれようとしない
- 仕事に対するプライドを捨てる
の2つ。
この2つができれば、仕事量が減らせるようになります。
好かれるために働き方を合わせる必要がない。
ある程度の質・量を無理にこなしてプライドを守る必要がない。
そういうスタンスになると、これまで以上にこなせる仕事が減ります。
すると上司からの期待値がさらに下がっていき、割り振られる仕事も減ります。
上司だって、トラブルは望んでいません。
スキル不足の上無理する気もない人に仕事を振るのは、上司にとってリスクでしかありません。
仕事が減れば残業時間が減り、ストレスが減ります。
そして、家族や友人と過ごす時間、趣味を楽しむ時間が増えます。
能力不足の人は、無理に合わせるより仕事の優先度を落としたほうが確実に幸せになれます。
仕事量が周囲より減る・以前より減れば、嫌われるでしょう。
しかし、会社の人間関係をすでに割り切ってしまっていればノーダメージ。
わたしは完全に「仕事はお金のためだけ」と、割り切って生きています。
実際に嫌われるとどうなるか、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
気持ちが少し楽になりました。今働いている会社で、もう少し頑張ろうと思います。また心が折れそうになったら見にきます。