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おまかせNISAとは? ついにロボアド投資でNISAの節税が使えるようになった

おまかせNISAとは ついにロボアド投資でNISAが使えるようになるWealthNavi
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先日、WealthNavi(ロボアドサービス)にログインしたらこんなお知らせが!

おまかせNISA

WealthNaviで投資して3年になりますが、始めるとき

ひつじ
ひつじ

NISAも使えたらいいのに~

と思った覚えがあります。

 

ついに「おまかせNISA」のサービス名でNISAが使えるようになりました。

これはITmediaビジネスオンラインによるとロボアド投資で初、とのこと。

おまかせNISAとは

ロボアド投資のウェルスナビで、NISAが使えるようになるサービスです。

ポートフォリオ202011

WealthNaviはお金を預けると、最適なバランスで分散投資してくれるロボアドサービス。

 

おまかせNISAでは、WealthNaviのNISA口座が作れる。

NISA口座の発生する利益には、税金がかからない仕組みです。

 

おまかせNISAのメリット

メリットは

  1. 節税効果
  2. 積立設定できる

の2点です。

 

1.節税効果

当然にして最大のメリットは、節税効果でしょう。

 

WealthNaviのデメリットとしてよく上がるのが、手数料。

投資中の資産額の1.1%(税込)/年

かかります。

これの評判は結構悪く、「#WealthNavi手数料下げて」なんてタグもあったほどです。

 

この手数料に対して、

多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。
(引用元:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー

との社長の発言を持ってきて、「税負担を自動で最適化する機能があるから手数料なんて安いのでは」なんて議論があったりしました。

 

しかし、おまかせNISAではNISA口座で発生する利益に対する税金が0になります。

税金が減るとかではない、0です。

 

NISAの非課税投資枠の制限(年間120万円)があるとはいえ、少なくともその範囲内においては、Detaxを超える負担減になります。

 

WealthNaviの手数料については、こちらの記事にまとめました。

WealthNaviの手数料は高い? 私が払った分も公開します!
WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は高すぎる?計算方法や考え方、3年以上利用してきたわたしがこれまでの手数料を公開。

ぜひ、読んでみてください。

 

2.積立設定できる

おまかせNISAのNISAは、一般NISAのことです。

積立NISAではありませんが、通常のWealthNaviと同じように積立設定できます。

 

非課税になる期間・年間投資額が違うだけで、NISAと積立NISAはかなり似ています。

積立NISANISA
非課税期間20年5年
非課税投資枠(年)40万円120万円

NISAは非課税期間5年ですが、新NISAへも対応予定のため実際には10年になるはず。

新NISAへのロールオーバー(資産の移管)で非課税期間を5年延ばせる見込み

 

非課税投資枠は120万円で、月あたり10万円まで積立投資しても非課税です。

資金力がある人にとっては、むしろ積立NISAよりもうれしいポイントです。

 

おまかせNISAのデメリット

デメリットは

  1. 他のNISAと年が被るとNG
  2. リバランスの問題

の2点です。

 

1.他のNISAと年が被るとNG

既存のNISA・積立NISA口座ある場合、それが使えなくなります。

 

加えて注意したいのは、

NISAでは、1年で1つの金融機関でしか買えないルール

があること。

 

今年に他の金融機関のNISAで購入があると、ウェルスナビでNISAできません。

 

この「購入」には、

  • 積立設定による購入
  • 分配金の再投資

が含まれるので、注意が必要です。

おまかせNISAを開始する前年までに積立設定の停止や、分配金を生む資産の移管などが必要となるでしょう。

 

2.リバランスの問題

元々WealthNaviはNISAに対応しておらず、理由は

当社のサービスは最低投資額を設定させていただいていること、年2回のリバランスが実施されることの2点から、年間累計の買い付け金額がNISAで上限となっている120万円を超えることが多いと想定されるためです。
引用元:ウェルスナビ公式(現在は書換済)

と説明されていました。

 

WealthNaviにはリバランスがあり、これは売買によって資産のバランスを保つ機能です。

リバランスで資産を買いなおすと、NISA口座としては「新たな投資」の扱いになります。

 

NISA・積立NISAでは非課税になる投資額が決まっており、その枠がリバランスによって無駄に使われてしまうのです。

 

おまかせNISAのこの問題への対応は、

リバランス時、NISA口座で売却しない

です。

 

各ユーザが課税口座とNISA口座の両方を持ち、リバランスの際は課税口座だけ売買します。

課税口座+NISA口座のバランスを見て売買されるので、資産全体としては最適なバランスを保てる仕組みです。

 

こうすることで、NISA口座では買いなおしが発生しない。

非課税枠を無駄遣いしません。

 

少し疑問なのは、入金したときはNISA口座が優先されるとの情報。

節税のためにはそのほうがいいのですが、

NISA口座残高>>>課税口座残高

となった場合、課税口座の調整だけでは全体のバランスを調整しきれない気がします。

 

現状考えられる対策は、一括で入金せずに積み立てること。

最適なバランスになるよう買い増しされるはずなので、リバランスに頼らずにバランスを保てるでしょう。

 

この記事では、おまかせNISAについて紹介しました。

WealthNavi自体については、こちらの記事でまとめています。

WealthNaviの評判21件! 悪い口コミ・3年間の最大損失も
WealthNavi(ウェルスナビ)のネットでの評判21件。悪い口コミも。500万円を運用中のわたしが、最大損失や始めるとき気になったことも解説。

ぜひ、読んでみてください。

 

おまかせNISAの公式情報は現在、おまかせNISAにあります。

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