こんにちは、ひつじ先輩です。
この記事では、スマホを売るときの注意点を書きます。
また、SIMの抜き方を3パターン画像付きで紹介します。
わたしはこれまでスマホの転売で50~100台ほど、スマホを売ってきました。
高く売れる店の探し方や、新品の場合の注意点もしっかり説明していきます。
スマホを売る時の注意点
郵送でスマホを売るときにやること・注意点を、まとめます。
- 付属品をそろえる
- ネットワーク利用制限
- SIMロック解除をする
- 端末を初期化
- SIMカードを抜く
- スマホをキレイに
- 買取店を選ぶ
- 買取申込用紙を作る
- 梱包・発送
たくさんありますが、1つ1つに時間はかかりません。
また必ず全部するわけでもないので、安心して読んでいってください。
1.付属品をそろえる
自分が使っていたスマホを売るときは、残っているだけの付属品を集めます。
- 外箱
- 充電コード
- 充電器
- 説明書
などです。
付属品は多いほど、買取額が高くなりやすいです。
2.ネットワーク利用制限
ネットワーク利用制限の状態を確認します。
スマホを買った、キャリアのサイトで見れます。
製造番号(IMEI)を入力すると、○か△か×が表示されます。
IMEIは、携帯の外箱・本体に書いてあることが多いです。
また、設定画面からも確認できます。
使えるスマホなら、○か△が表示されるハズです。
×だと通信できないので、売れません。
3.SIMロック解除をする
SIMロックというのは、例えばAUで買った端末をAU以外で使えないようにするロックです。
このロックを外しておけば、端末を買ったキャリア以外でも使えるようになります。
ロックを解除すると使い勝手がよくなりますので、買取額が上がります。
こちらも手続きは、各社のサイトからできます。
注意点は、実店舗の窓口では解除しないことです。
手数料を取られるので、ウェブから自分でやりましょう。
5台で16,200円払ったことがあります。
(1台3,240円)
細かい条件があり解除できないこともありますが、解除できなくても売却はできます。
買ったばかりや分割支払い中のときは、解除できないケースが多いです。
4.端末を初期化
端末を初期化します。
初期化の前に、キャリアのアカウント(My AUやマイドコモ)を発行しておきましょう。
あとで、必要になることがあります。
有料コンテンツも、このときに解除してしまいましょう。
新品であれば、操作するときはできるだけ汚さないように手袋を使います。
皮っぽいやつではなく、こういう毛糸のがいいです。
あとは、充電もしておきましょう。
買取店のサイトでは、
ある程度、充電しておいてください
と案内があることが多いです。
次にiPhone・Android、それぞれの初期化方法を書いておきます。
iPhoneの初期化
することは2つ。
- iCloudのサインアウト
- 初期化する
新品であれば、2の初期化だけでいいです。
iCloudのサインアウトは、
「設定」→「ユーザ名」(もしくは「iCloud」)→「サインアウト」
で、できます。
iCloudをサインアウトすると「iPhoneを探す」もオフになります。
初期化は、
「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
です。
Androidの初期化
することは2つ。
- おサイフケータイ削除
- 初期化
新品であれば、2の初期化だけでいいです。
新品でなく、おサイフケータイを使っていたなら移行または削除が必要です。
これは、初期化だけでは消えません。
消すだけなら、たいていのアプリについてはショップで出来ます。
アカウントを移行するなら、アプリごとに手続きが必要です。
新しい端末を使い始める前に、移行の方法をあらかじめチェックしましょう。
代表的なサービスの移行方法は、こちらです。
売るスマホからおサイフケータイのデータを消せたら、初期化します。
Androidの初期化は、わたしの手持ちの場合、
- 設定
- その他の設定
- オールリセット
でできました。
この初期化なのですが、実はデータは残ることがあるらしいです。
データは見えなくなるけど、上書きされないかぎりデータ自体はあるということです。
気になるなら、「暗号化」をしてから初期化しましょう。
5.SIMカードを抜く
SIMカードは、スマホに通信をさせるためのチップです。
抜いたSIMカードは次のスマホに入れるか、なくさないようにしまっておきます。
電源を切り、SIMカードを抜きます。
SDカードも入っているなら、それも抜きます。
SIMカードがどこに入ってるかは、いくつかパターンがあります。
パターンごとのSIMの抜き方は、記事の後半で解説します。
6.スマホをキレイに
まず中古の場合、ケース・シールは外します。
次に、メガネ拭きのようなやわらかい布で、キレイにしていきます。
汚れがひどい場合、歯ブラシが便利です。
細かいところの手アカ・ホコリがとれます。
買っても安いですが、いらない歯ブラシを使っちゃう手も。
衛生面でどうなの
という話はありますが、まともな買取店なら売る前に除菌・滅菌するはずです。
7.買取店を選ぶ
わたしは新回覧というサイトで、買取店を見つけています。
一番左列の1丁目・楽園・海峡というのが、店舗名です。
そして左から2番目の列が、買取価格です。
ここなら、複数の店の中から一番高く買いとってくれる店舗が分かります。
サイト内には、店舗サイトへのリンクがありません。
最近よく見かける店舗へのリンクを貼っておきます。
リストにないものがあれば、「店舗名 スマホ 買取」で検索すればでてきます。
注意点は、サイトの更新がそんなに早くはないことです。
サイトでの表示と実際の買取額には、少し差が出てきます。
各買取店のサイトで確認しましょう。
2019年1月末の時点で、「スマホ 買取」の検索上位はイオシスとゲオ。
「AU版のiPhone XR 64GB ブラック」の買取額を例に、新回覧の最高値と比べてみます。
- 携帯楽園(新回覧)・・・60,000円
- イオシス・・・48,000円
- ゲオ・・・46,000円
新回覧で探した携帯楽園が、10,000円以上高いことが分かります。
ちなみに携帯楽園では、ネットワーク利用制限が△でも同じ価格です。
イオシスでネットワーク利用制限が△だと、買取額は34,000円まで下がります。
ちなみにヤフオクなど個人相手も高く売れますが、オススメしません。
販売ページ作成やお客さんへの対応に、時間がかかりすぎるからです。
各買取店のサイトではたいてい、電話で価格を確認するように書かれています。
電話で品物について、
- 機種
- 色
- 状態
- キャリア
- ネットワーク利用制限の有無
- SIMロックの状態
などを伝えると、価格を教えてくれます。
この時点で「予約したい」と伝えれば、その価格で買ってくれるシステムです。
ただし、
価格は、翌日午前に到着した分までの保障です
などと言われ、期限がシビアすぎて間に合わないことが多いです。
翌日を過ぎたからといって、突然価格が爆下がりしたような経験はありません。
最悪、数千円下がるかもなぁ
くらいの覚悟をしておけば十分です。
8.買取申込用紙を作る
用紙は、買取店のサイトでPDFをダウンロードできますので印刷します。
添付書類として、身分証のコピーが必要になることが多いです。
コンビニなどでコピーするなら、まとめて済ませるとラクです。
振込か、現金書留を選べることが多いです。
しかし、振込は添付書類が住民票だったり戸籍謄本だったりしてめんどうです。
現金書留にしましょう。
現金書留の場合は、受取が本人限定です。
自分が家にいられる日に到着するようにするか、申込者を家にいる人にします。
9.梱包・発送
スマホと申込書をダンボールなどに入れ、梱包します。
絶対壊れないように、プチプチやちぎった新聞紙を入れます。
新回覧にある買取店の場合、たいてい送料はこちら持ちです。
雨に降られて壊れたりすると最悪なので、運送屋さんに集荷をお願いしましょう。
SIMカードの抜き方
スマホによって、SIMカードの抜き方は違います。
だいたい3パターンあるので、順番に見ていきましょう。
- ピンを刺す
- 上部や側面が開く
- 背面が開く
1.ピンを刺す
ピンを刺すと、カードスロットが出てくるパターン。
iPhoneなんかがそうです。
穴のところにピンをまっすぐ入れて押すと、
カードスロットが浮きます。
浮いたら、手で引き出せばOKです。
スロットを入れるときも、まっすぐ押し込みます。
ピンを使うので、スマホを傷つけないように注意します。
2.上部や側面が開く
手で開けられるフタがあるパターン。
白いトレーの上に、本来はSIMが乗っています。
一番ラクです。
3.背面が開く
後ろのカバーが開くパターン。
少しだけ持ち上げて、スキマに爪を沿わせると浮かせやすいです。
カバーを外し、バッテリを外し、トレーを引き出します。
新品スマホを売るときの注意点
ここまでで、書ききれなかった注意点を書きます。
- 早く売る
- フィルムをはがさない
1.早く売る
少しでも、早く売りましょう。
スマホの値段というものは、基本的には時間が経つほど下がります。
とくに新品の場合、
いつから売っていいの?
というのが気になるかもしれません。
基本的には、スマホでの操作が必要ない状態になったら売っていいです。
キャリアID(マイドコモなど)を発行し、PCからログインできればOK。
それすら、そのキャリアで動くスマホが一台あれば必要ないです。※
- ネットワーク利用制限が、○になるタイミング
- SIMロック解除ができるタイミング
これらが分かるときは、それを待つのもありです。
ネットワーク利用制限○で、SIMロック解除済が一番高く買取されます。
- SIMがAndroid用ならAndroid端末でしかSMSを受信できない
- SIMがiPhone用ならiPhone端末でしかSMSを受信できない
という制約です。
さらにSIMがiPhone用の場合、iPhone8以降にSIMの仕様が変わっています。
端末がiPhone7以前だと、SMSが受け取れない可能性があるようです。
(AUサポートにて確認済み)
2019年5月追記:iPhone7にて、SMSを受け取れました。
iPhone6 以前については不明です。
2.フィルムをはがさない
キャリアで入れてもらったSIMを抜いて、初期化しただけのものは新品として買取されます。
外箱のフィルムは不要で、本体のフィルムは必要です。
新品の場合、本体フィルムは絶対にはがさないようにします。
この状態であれば、「未開封品」にはなりませんが「新品」「未使用品」扱いになります。
利用制限△で売る時
ドコモはスマホ代を一括で支払ってもしばらく、ネットワーク利用制限は△です。
以前は○にする窓口がありましたが、今はありません。
自然と◯になるのを待っても、数ヶ月くらいかかります。
したがって、SIMロックもそのままにならざるを得ません。
以前に一度、△なのに○相当の値段で売れたことがありました。
再現性はあまりないでしょうが、参考までにそのときの話を書きます。
買取店に、
一括で支払ったけど、買ったばかりなので△です。
残債はないので○の値段で買って欲しいです。
と説明すると、「一括支払い証明書」を求められました。
それがないと端末が使えなくなるかもしれないので、減額です。
契約したお店でもらえる
と言われましたが、もらっていません。
そこで、代わりにドコモショップでもらった書類のうち、
- 端末のIMEIが分かる書類
- 一括支払いであることが分かる書類
をスマホといっしょに送ることにしました。
以下の3枚です。
3枚めはどうして送ったのか、忘れました。
この3枚をつけたら減額なしだったので、一応紹介しておきます。
いつも楽しく拝見してます。スマホを手に入れたらMNP弾であるSIM はすぐに売ってしまうのでしょうか?また、今でも携帯乞食は成立しますか?よろしくお願いします。
SIMは売ってしまうというより、MNPをした結果解約になります。
物理的なSIMカード自体は手元に残りますが、MNP弾を契約した会社に所有権があるはずです。
各社の案内に従う感じですね。
携帯乞食自体が完全にできない訳ではないと思いますが、自分はもうやっていません。
当ブログの情報はもう古くなっているので、そのまま真似せず参考までに見ていただければと思います。