この記事では、電力会社で働く私がこれまでの年収を公開します。
電力会社の平均年収は750万円ほど。
ネットのランキングなどをみると、そう書いてあります。
でも、それは老人の高年収に引き上げられた、参考にならないデータです。
平均年収からは分からない、電力会社若手のリアルな給料をご覧ください。
自分のスペックは、
- 理系大学院卒
- 技術職
- 残業少なめ
です。
電力会社へ就職・転職活動中の人はぜひ、参考にしてください。
電力会社年収 1年目
- 年収:約250万円
- 手取り:160万円
でした。
残業は、平均月20時間ほどしていました。
4月入社だから、この年収は4ヶ月分少ないんですね。
これを12ヶ月分に換算すると、
- 年収:約380万円
- 手取り:240万円
になります。
つらい新入社員研修に耐えて、この仕打ち。
残念です。
電力会社年収 2年目
- 年収:約480万円
- 手取り:330万円
2年目からは、12か月分。
ボーナスもまともにでます。
残業は、月15時間ほどでした。
当時の職場環境は、こんな感じです。
危険・汚い・キツイ。
水力に配属されたら終わりですよ。
電力会社年収 3年目
- 年収:約500万円
- 手取り:350万円
やっと、年収500万円に来ました。
この年も残業は、月15時間ほど。
基礎給与は、20万円ほど増えたようです。
電力会社年収 4年目
- 年収:約500万円
- 手取り:350万円
増えません!
残業は、月10時間ほど。
1年経つと、給料算定の基礎部分は上がるはず。
残業を減らしたせいで、年収が増えないようです。
このころには、人里に帰ってきました。
最初にやったことは、合コンです。
電力会社は合コンでモテるのか。
気になる人はぜひ、読んでみてください。
電力会社年収 5年目
- 年収:約500万円
- 手取り:350万円
増えてない!
転記ミスではありません。
残業はさらに減り、月10時間を切りました。
残業が減ることで、昇給分が2年連続でキレイに打ち消されました。
何年も経って出世すると、年収はどうなるのか。
中間管理職の業務や年収について記事を書きました。
ぜひ、読んでみてください。
電力会社年収 6年目
- 年収:約470万円
- 手取り:320万円
ついに年収が減りました・・・
新入社員以来、最低の水準です。
年間残業時間は、10時間以下。
もはや、ほぼ残業していないです。
理系大学院卒の年収
- 初年度は、年収300万円以下。
- 数年勤めても、あんまり残業しないと500万円を切る。
- 残業を普通に(月30時間)すれば、520万円くらいになる。
電力、年収低い?
高すぎと思った人
転職で、電力会社へどうぞ。
人手不足で採りまくってるので、今はわりとチョロいです。
電力会社に就職するメリット・デメリットをこの記事で書きました。
ぜひ、読んでみてください。
低すぎと思った人
とくに、すでに電力な若者やこれから就職する人。
電力業界にプラスのニュースは、ないに等しいです。
年収は、今後も低いままでしょう。
高い給料が期待できないなら、せめて比較的ラクそうな部門を目指してはどうでしょうか?
各部門の給料・仕事内容・忙しさを、こちらの記事にまとめました。
ぜひ、読んでみてください。
あなたは何か勘違いしてませんか?
この年収のどこがひくいのですか?
しかも年功序列で上がるのでしょう。
もう少し世間の状況を把握しないと、社会人として間違った道を歩きますよ。
自分も上のコメントに同意ですね。
20代、月に残業たった10時間で500万が高給でなくてなんなんだ?電通とでも比較してるのか?
公表されている平均年収を見たこともないのか?20代は350万だぞ?中央値はさらに下だぞ?
この認識はだいぶ重症ですね.2年前の記事ですが,今の認識は正されていることを願います.
的外れなコメントが多いですね。
ある程度エリートなこの人が入れるレベルの会社の中で相対的に低いということでしょ。
社会のあらゆる仕事の中で高めなのは当たり前。
仕事つまらなさそう