「モンスター社員の教科書」を作りました!

仕事のやる気がない。何が悪いというのか。

仕事のやる気がない。何が悪いというのか。仕事をサボる
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仕事のやる気がなくて、何が悪いのでしょうか?

結論、何も悪くありません。

 

元モンスター社員が理由を解説します。

 

やる気がないなら辞めろ

と言われたことがあります。

 

当時は入社して1年も経っていなかったので、

ひつじ
ひつじ

やる気あります

って言い張りました。

 

やる気なんてないのに、それを隠さなきゃいけない。

「やる気がない」なんて言ったら、悪いことのように責められるでしょう。

 

半端ないストレスが溜まりますよね。

 

この記事では、やる気がないのは何も悪くない理由。

やる気がなくても、比較的ラクに過ごす方法を書きます。

仕事のやる気がなくて何が悪いか

やる気がないと思われた場合、相手があたかも悪いことのように責めてくる理由は、

  1. 仕事が進まない
  2. 周囲のやる気が下がる
  3. やる気ない人を見ると腹が立つ

といったところです。

見るからにしょうもないですが、順番に見ていきます。

 

1.仕事が進まない

まず、これ自体思い込みなんですよね。

 

仕事が進んでいないとしても、原因は果たして「やる気」なのか。

そもそも目標が高すぎるとか、外部環境だとか、マネジメントだとか。

考えられる原因はたくさんある訳です。

 

また、やる気がなくても問題なく仕事をこなしている人もいるはずです。

最低限やってるなら、堂々としていればいいです。

 

 

さらに言えば、「仕事が進まない」から何が悪いの?って話です。

 

出勤し、それなりに頑張って取り組んだならそれで十分でしょう。

契約上、お給料をいただく要件は満たしているはずです。

 

相手が納得するほどには、進捗がなかった・なさそうに見える。

 

ただそれだけの話です。

相手が勝手に不満に思ってればいいんです。

 

2.周囲のやる気が下がる

やる気ない人がいると、やる気が下がる人。

他者を気にしすぎではないでしょうか。

 

そもそも、そのくらいのことで下がってしまう程度のやる気とは。

それは本当に「もともとはやる気があった状態」と言えるのか、疑問です。

 

 

それに周囲が口々に「やる気が下がった~」って言ってる状況、ではない訳です。

言ってる相手が、「やる気の低さは伝染する」と信じて主張しているに過ぎません。

 

私は元モンスター社員なので、超やる気ない態度で6年間社畜をしました。

実際、私に同調してやる気を失う人なんていません。

 

「やる気の低さは伝染する」なんてのは、思い込みに過ぎないのです。

 

3.やる気ない人を見ると腹が立つ

これに至っては、単なる八つ当たりです。

 

人が怒ることをすべきではない、とするなら。

やる気ない人を見ると腹が立つ

と、わざわざ言ってくる精神性こそが腹ただしいと思うのは私だけでしょうか。

 

お互い黙ってそれぞれやりたいようにやればいいのに、主義を押し付けてくる。

我慢が効かない。

 

おそらくは、うらやましいのだと思います。

 

今回のように絡んでくる社畜さえいなければ、やる気がないってのは何かと楽です。

 

相手だって、心のどこかで気付いているんです。

大した見返りもないんだし、やる気なんて出さないのが正解だと。

 

ただ、人目だとかプライドだとか。

率直に言ってしまえば、勇気がないので正解を選べない。

 

だから、楽ができなくて悔しい。

だから、苦し紛れに八つ当たりをして来る。

 

しょうもないですよね。

労働にボコられて、精神がヨワヨワな人です。

 

そんな人の言葉を、まともに受け止める必要はありません。

 

仕事のやる気がなくて何が悪いか

ここまで、社畜がやる気ない人に向かって言いがちな

  1. 仕事が進まない
  2. 周囲のやる気が下がる
  3. やる気ない人を見ると腹が立つ

といった主張を見てきました。

 

すべて唾棄すべき言いがかりでしたが、特筆すべきは、

すべて相手の都合

だということです。

 

やる気ないのを責める人が、こっちがやる気出る条件をオファーしたことは歴史上一度もありません。

 

なぜならこちらを尊重して交渉するならば、ただ責める発言をするメリットがない。

まともな人は、それに気付いているからです。

 

ただ責めて従わせようというのは、マネジメントとして3流もいいところ。

 

そんな相手の都合に合わせる必要など、ありません。

 

折れて舐められたら、要求が増すだけ。

従うメリットは、一切ありません。

 

そもそも、何の見返りもなく他者の行動を変えようという思考が厚かましいんです。

 

他者の在り方・やり方が気に食わないなら自分が合う人がいる環境に行けばいい。

イヤな相手に文句言う暇があったら、自分が辞めろって話です。

ひつじ
ひつじ

私はそうしました!

 

やる気がないままでも楽に過ごす

やる気がないままでも楽に過ごす方法は、以下の3つです。

  1. やる気を出そうとしない
  2. やる気ないのを隠さない
  3. どう思われても構わない

順に解説します。

 

1.やる気を出そうとしない

「自分の仕事にやる気が持てなくて、心配です」

インターネットの悩み相談でよく見かける文句だが、よく考えてみてほしい。この悩みはちょっとおかしい。これはつまり、好きでもない人を目の前にして「私、どうしてあなたのことを愛せないのかしら?」と悩むようなものだ。

どんなに努力したって、愛せない時点でその人は恋愛対象じゃない。

引用元:一生懸命生きることをやめた僕が「仕事にやる気がわかない人」に伝えたいこと

上記の通り。

 

やる気は、出そうと思ってでるものではないです。

何かを好きになろうとして、好きになることはないんです。

 

「この人を愛さなければ」と思ったときが、愛の終わりだと言います。

「やる気を出さなければ」と焦ったときは、やる気が底を付いたときなのでしょう。

 

無理してやる気を出そうとするのはやめましょう。

そして、やる気がなくて何が悪いのかと開き直りましょう。

 

これだけでも、だいぶ自分に対して肯定的な気持ちで過ごせるようになります。

 

 

2.やる気ないのを隠さない

やる気がなくても、それを隠している人がほとんどではないでしょうか?

 

でもそれって、割と疲れますよね。

「やる気のある誰か」を演じている訳ですので。

 

思い切って、やる気あるふりをやめると楽になります。

これがおすすめな理由を、2つ紹介します。

 

クビになんてならない

やる気があるふりをする理由は、

態度が悪すぎると、クビになるのでは?

と心配するからではないでしょうか?

 

しかし私の体験を書きますと、「辞めろ」と言われたときが1年目。

そこから、以下のように年々自由に働くようになりました。

明らかにやる気ないですよね。

それでも、別にクビにはなりませんでした。

 

「大企業」「正社員」などの条件はありますが、そうカンタンにはクビになりません。

そのあたり、記事を書きました。

仕事できないくらいでクビはない! モンスター社員7年目の生存戦略
仕事ができない正社員7年目のわたしがクビにならないためにやっていること・やらないことを書く。「能力不足」「ミスが多い」くらいやらかしたところで会社は解雇されない。「遅刻しない」「指示に従う」あたりが重要。

ぜひ、読んでみてください。

 

やる気ないのはどうせバレる

 

面接くらいの時間であれば、やる気があるふりで相手を騙すことはできます。

 

しかし、毎日・年単位で隠し通すことは難しいのではないでしょうか?

よほど演技に自信がない限り、冷静に考えてバレると思いませんか?

 

どうせバレているなら、隠す努力をしても疲れるだけです。

 

わざわざ

ひつじ
ひつじ

やる気ないです

と宣言する必要はありません。

 

しかし、濁った目で

ひつじ
ひつじ

やる気ありますよぉ。

とでも言っておけば、十分なのです。

 

3.どう思われても構わない

単に他者の目が気になって、やる気がないのを気にしてしまう人も多いかもしれません。

 

しかし、働く目的に立ち返ると人目を気にする意味はありません。

 

承認欲求のために働く人もいるかもですが、ほとんどの人の働く目的はお金ですよね。

 

だったら他者にどう思われるか、なんてどうでもいい。

給料が無事に振り込まれるなら、それで十分なのです。

 

「やる気」だけではありません。

 

「無能」だとか、「不誠実」だとか。

そうしたマイナスの要素を見せないよう取り繕うのは、エネルギーの無駄です。

 

これは、「無能」「不誠実」になるべしと言っているのではありません。

 

人生で出会う、全員を大事にするのは難しい。

体力・精神力は有限ですから、ずっと付き合いが続く人だけ大事にしましょう。

 

その点、職場の人間関係なんて、数年で変わるものです。

切り捨ててしまえば、かなり楽になりますよ。

会社の人間関係はどうせ数年で変わる。どうでもいいと割り切ると楽です
全員に好かれるのは無理。人間関係に疲れたら、どうでもいいと割り切ると楽に。そもそも人間関係を重視する職場は終わっているし、会社の人間関係なんて5年も続かない。

 

やる気ないのは何も悪くない

雇う側がやりたくないことを、お金を払って他者にやらせる。

 

すべての仕事はそういう成り立ちです。

お金をもらって苦役に耐える、それだけが労働の本質です。

 

ですから、仕事のやる気がないのは当然。

何も悪くないです。

 

やりがい、成長、社会貢献。

 

お金以外の理由があるように謳う会社もありますが、すべてこじつけです。

雇う側が、搾取をより効率的にするために考案した虚飾に過ぎません。

 

たいていの人間は、

  • 怒られたくない
  • 嫌われたくない
  • まともだと思われたい

といった感情に引きずられて、無駄なエネルギーを浪費しつづけます。

 

疲れたなら、そんな無駄はカットしてしまいましょう。

 

やる気がなくて何が悪いか。

まったく何も悪くありません。

  1. あんぽんたん より:

    ひつじさん、本年もよろしくお願いいたします。
    ひつじさんの名言
    「仕事なんて、「誰にどう思われようが構わない」境地に至った瞬間”別ゲー”と言っていいほど楽になりますよ。」
    仕事のやるきのない人、会社でつらい目にあっている人に本当にこの名言を伝えたい。この境地に達すると、
    私の場合、朝の始業前の掃除(残業代もらえない)、ランチミーティングの議事録(会議をしている奴らは飯食いながら会議、下っ端はひたすら会議録作成・プラス代わりの昼休憩なし)歓送迎会、会社の互助会費、互助会のイベント互助会事務、年賀状、有給取得、定時帰宅)を全ていやなことはやらず、やりたいこと(有給取得・定時帰宅)などすべて達成できました。(逆に上記の事をいままでよくやってきたな。残業が減るわけないよな)
    もちろん、いきなり全部はできないかもしれませんが、他人なんか気にせず、何か1つでも実行してみてください。世界が変わりますよ(おすすめは定時帰宅または有給休暇)、会社や会社の人間のためにあなたが嫌な気持ちになったり、大切な時間が失うことはありませんよ。

    • ひつじ先輩ひつじ先輩 より:

      あけましておめでとうございます!
      うれしいコメントありがとうございます!

      おっしゃるとおりで、なにか1つ止めてみるのは重要な1歩ですね。

      1つだけでは、他者の心象をすべてかなぐり捨てるには割に合わないかもしれません。
      でもそこから始めることで、最終的には上記に挙げていただいたような理不尽をすべて拒否できるようになります。

      上記すべてとの比較であれば、他者の心象なんてものは取るに足らないのは自明だと思います。
      ぜひ、多くの人に試していただきたい処世術です!

  2. さんさん より:

    ひつじ様

    はじめまして。時々、心が折れそうになったときにこのブログで励まされているもので、今回、初めてコメントしました。

    ブラック企業という言葉は有名ですが、世の中にはホワイト企業でブラック待遇される社員も居り、自分が能力が低いのではないか?などと苦しみ悩む人も多いです。

    私の場合、異動回数も多く、1つ決定打になったことが、出世が約束された海外赴任がコロナで取り消しとなった事です。これにより、引っ越し準備で処分した私財もほとんど補償されず、さらには全く適性を無視された業務の国内部署に配属されました。

    新配属されたこの部署に居る人たちは異動もほぼなく、その部署で20年以上のキャリアを積んだベテランばかり。その中で、その部署の業務経験3年目の私は何か成果を残せる訳もなく、それどころか、経験不足によるミスや、後輩を指導出来ないという理不尽な理由による低評価をずっと受けています。

    今までは、口頭で注意されるだけでしたので、気にしない事にしてましたが、今年度から新しい評価システムという名の給料削減が実施され、当然、部内地位が低い私は恐らく部内で最悪の評価をつけられました。計算すると、夏冬ボーナス合算で50万円減額。心が折れたと同時に、このブログの存在を思い出しました。

    これからは、張り切ってモンスター社員になるとともに、別の会社からオファーが来ている事もあり、より良い待遇で転職出来る可能性があります。今は、有給、育休、サボタージュ全てやり尽くしてから退職金貰って辞めようと思ってます。そう考えると、ワクワクしてきました(ちなみに、私と同様の待遇を受けてた人は、やはり転職しました)。

    この考えに至ったのも、このブログとひつじさまのおかげです。本当に、ありがとうございます。

    • ひつじ先輩ひつじ先輩 より:

      さんさん様

      はじめまして、コメントありがとうございます!

      適性を無視した異動・評価システム変更の名を関した減給など、許しがたいですよね。

      海外赴任がなくなったことで、会社はさんさん様をどう使うべきか分からなくなったような印象を受けます。
      それによって評価面など冷遇するのは言語道断という他ありません。

      しかし一方でそもそも組織というのはそういったもの、無感情な”仕組み”でしかないと言う面があるのもまた事実です。

      だからこそ、自身の幸せを追求するために組織を搾取することに迷いは不要です。
      組織に感情はなく、痛みを感じる神経も鈍い訳ですので…

      今回、さんさん様が開き直ってモンスター化する判断をされる一助になれたこと、光栄です。
      1万円分でも多く搾取できるよう、応援しております!

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