こんにちは、ひつじ先輩です。
この記事では、わたしが7時間かけて選んだスマホ用VRゴーグルを紹介します。
VRに興味があっても、高品質のVRハードウェアは気軽に買える値段ではありません。
そこで選択肢になるのは、安いスマホ用VRゴーグルです。
でも、「お試し」とはいえ失敗したくないですよね。
わたしは当時、損したくない一心で調べまくり、7時間もかけてしまいました。
時給ェ…
しかし、きちんと時間をかけて調べたので、安くいい買い物ができました。
約2年経ちましたが、問題なく使えています。
結論としては、エレコム製のVRゴーグルがおすすめです。
また、エレコム以外はそもそもAmazonレビューが信用できません。
スマホ用VRゴーグル
こういうやつです。
開いたところに、スマホを挟みます。
スマホには、VRアプリをインストールしておきます。
買ったVR動画を、左右2画面に別れて表示させてくれます。
スマホを挟んでVR用の映像を流して、ゴーグルを頭に装着。
立体的に見えます。
個人差はあるらしいですが、わたしはかなり本物っぽく見えてます。
コンテンツにもよりますが、実物の迫力を100だとしたらVRは60くらいあります。
ウェブでは、この感動を伝える様々な試みがなされていますが、すべて失敗しています。
実際のところ、VRゴーグルは使わないと分かりません。
ですが、初視聴を終えたあと。
わたしの最初の一言が、
ありがとう……!!
だったこと、せめてもの抵抗に書いておきます。
おすすめVRゴーグル
わたしが買ったのは、エレコムが出しているスマホ向けVRゴーグル、
「エレコム 3D VR ゴーグル ヘッドマウント用 P-VRG03BK」
です。
このゴーグルの特徴は、
- スマホケース可
- クッションが外せる
- 焦点調整できる
- ずり落ちないバンド
- メガネでは使えない
の5つ。
わたしが買ったときよりも、半分くらいに値下がりしています。
- 安いスマホVRゴーグルを探している
- 分厚いスマホケースをつかっていない
- 清潔に長く使いたい
人におすすめです。
次に、このVRゴーグルの5つの特徴を画像を交えて説明します。
1.スマホケース可
ここに、スマホを挟みます。
ケースがついていても、ちゃんと入りました。
わたしのスマホはiPhone7で、ケースはこれです。
スマホをセットした画像がこちら。
ホルダーの幅は左右あわせて、1cmくらい余裕があります。
厚みには、1mmほど余裕があります。
薄いタイプのスマホケースなら、問題なく入るでしょう。
また必ずしも、このホルダーに収まる必要はないようです。
ホルダーには乗っけるだけにして閉めれば、後ろの金具でスマホが押されて固定されます。
スマホが傷ついたりはしません。
ふたは両サイドが欠けていて、どちらからでもイヤホンの線を出せるようになっています。
わたしは、イヤフォン用のアダプターを合わせて買いました。
普段使うイヤホンを、出かける用のバッグからいちいち出すのは面倒です。
VR用にアダプタとイヤフォンを用意して、VRゴーグルの箱にいれています。
2.クッションが外せる
顔面と接するクッションです。
クッションは、マジックテープなのではがして洗えます。
買ってから気付きましたが、これは地味にうれしい。
公式も、もっとアピールすべきメリットです。
3.焦点調整できる
サイドのつまみで、前後の距離(映像と自分との距離)を調整。
上部のダイヤルで、左右レンズ間の距離が変わります。
ピントが合わないときは、
- 映像と自分との距離を調整(サイドのつまみ)
- 左右レンズ間の距離(上部のダイヤル)
の順で調整すると、いい感じのところを見つけやすいです。
4.ずり落ちないバンド
頭の上のバンドも、ついています。
ずり落ちたりしません。
5.メガネでは使えない
こちらは、ゴーグルの下側から撮影した画像です。
目とレンズが、かなり近いです。
レンズ位置によっては、目と目の間の出っ張りとレンズが当たります。
視聴には問題ないですが、レンズに脂が付きます。
たまに拭きましょう。
Amazonのレビューでは「メガネでも使用できる」とありました。
VRゴーグルと眼鏡が干渉する原因の一つとして「眼鏡のフレーム幅がVRゴーグルに収まらない」ことが挙げられますが、「51□16-135」フレームの眼鏡を装着した状態で使用できるので、51+16+51=118mmまでのフレーム幅の眼鏡であれば、P-VRG03と干渉する可能性は低いと考えられます。(引用元:眼鏡を装着した状態でも使用できる場合あり)
試しましたが、やはり厳しいです。
装着自体はできるのですが、メガネで全体の重さを支える感じになります。
メガネが壊れそうです。
わたしのメガネのフレームには、54□16-144と書かれています。
同じ計算をすると、54+16+54=124。
幅124mmはレビュー者さんのメガネ(118mm)より大きいため、干渉が強いのかもしれません。
幅が118mmより大きいメガネを使いたい人は、次に紹介するゴーグルを検討してください。
そちらは公式に「メガネOK」と書かれています。
当ブログでおすすめのVRゴーグルは、こちらから買えます。
エレコムの新VRゴーグル
当ブログで紹介してきたVRゴーグル、新バージョンが出ています。
VRG-X01PBKです。
これまでに紹介してきた商品との違いは、
- 左右別々にピント調整
- メガネでもOK
- DMMポイント付きがある
- リモコンセットがある
の4点です。
1.左右別々に焦点調整
左右のレンズに対し、それぞれ焦点調整ができるようになってます。
左右の目で視力差がある人にとっては、ピントが合いやすくなったはず。
しかし、Amazonで低評価レビューを見ると「ピントが合わない」意見が多いです。
調整の自由度が増えた分、ピントを合わせる操作自体は旧製品よりむずかしくなったようです。
2.メガネでもOK
こちらは、メガネをつけたまま使える商品です。
※幅約142mmまでの眼鏡に対応。形状により使用できない場合があります。(引用元)
3.DMMポイントセット
DMMポイント1,000円分が、セットでついてきます。
これはオプションなので、ポイントなしバージョンも買えます。
ポイントなしバージョンに変えたときの価格差は600円ほど。
600円で1,000円分のポイントをゲットできるので、DMMを使う予定なら確実に得です。
4.リモコンセットは不要
リモコンとセットで買うこともできますが、おすすめしません。
VRG-X01とセットで売られているリモコンは、「JC-VRR01BK」。
このリモコンは、Amazonでの評価がとても低いです。
- そもそも使えない
- 効かないボタンがある
- 壊れる
など、内容もひどい。
しかも、セットで買っても安くなりません。
リモコンを買うなら、こちらのリモコンを単品で買いましょう。
こっちのリモコンであれば、評価も悪くないです。
コンテンツの再生/一時停止、音量調節、10秒戻す/スキップ
ができます。
DMMポイントがセットでついてくる、新しいエレコムのVRゴーグルはこちら。
エレコムがおすすめ
安いスマホ用VRゴーグルは当面、エレコムのみチェックすればOKです。
というよりも、エレコム以外は安心して買うことができません。
Amazonで評価を偽装している形跡がないのが、エレコムだけだからです。
Amazonで「スマホ VRゴーグル」を調べると、たくさんの中国製ゴーグルが目に入ります。
彼らは評価の偽装ばかりしていて、まともに製品で勝負する気がありません。
中国製ゴーグルの評価分布は、だいたいこんな分布です。
星3~1はそこそこあって、星5が極端に多い。
レビュー者の名前をクリックすると、その人の過去のレビューが見られます。
テンションの高い星5評価をつけているレビュー者をクリックすると、ほとんど星5ばかりです。
これらが嘘のレビューなのは、少し読めばわかります。
おそらく評価者は、0円転売という副業をしています。
0円転売とは、
- 商品を買う
- 高評価レビューをする
- 売り手から代金が戻ってくる
- 手に入れた商品を売る
タダで商品を手に入れて、売る仕組みです。
これが、さっきの画像のように評価が分布するカラクリです。
そもそも売り手が客を騙すスタンスなのなら、チェックする価値はありません。
当ブログおすすめまとめ
P-VRG03BK。
このVRゴーグルの特徴は、
- スマホケース可
- クッションが外せる
- 焦点調整できる
- ずり落ちないバンド
- メガネでは使えない
の5つ。
私が買ったときよりも、半分ほどに値下がりしている。
VRG-X01PBK。
同じエレコム製の新機種。
さっきのP-VRG03BKとの違いは、
- 左右別々にピント調整
- メガネでもOK
- DMMポイント付きがある
- リモコンセットがある
の4つ。
DMMポイントセットはおすすめだが、リモコンセットはおすすめしない。
付属するリモコンの評価が低すぎる。
リモコンを買うなら、別機種を単品で。
安い中国製品は、評価の偽装が多い。
エレコムだけは、偽装せずにちゃんと商品の改良を進めている。
当面は、エレコムだけチェックしておけばOK。
スマホVRの画面がずれていくときの、カンタンな対策を3つ書きました。
ドリフトに悩まされている人は、ぜひ読んでみてください。