こんにちは、ひつじ先輩です。
この記事では、ビットコインの予想価格を金(ゴールド)との比較によって計算します。
ビットコインは、200万円を超えます。
個人的には、1ビットコイン=454万円にいずれ達すると考えています。
強気すぎると思われるかもしれませんが、ビットコインの最初の値段は0.07円。
2019年9月現在は100万円を超えていますので、全然ありえる話です。
ビットコインは金と似ており、デジタルゴールドとも言われます。
似た性質の資産ならば、金がこれまで担ってきた役割の一部を奪うでしょう。
そこでこの記事では、金とビットコインの時価総額を比較。
「ビットコインの時価総額が金の何%に達するか」に対応したBTC価格を示します。
たとえば、ビットコインの時価総額が金の5%に達すれば1BTC=200万円を超えます。
ビットコインは200万行く?
ビットコインと金は、以下の点で似ています。
- 量が有限
- 配当がない
- 発行体がない
- 価格に下限がある
似た資産ならば、市場での最終的なポジションも似てきます。
金に流れていた資金の一部が、ビットコインに流れるようになるでしょう。
そこで、世界の金の時価総額およそ8兆ドルに注目しました。
「ビットコインの時価総額は金の何%に成長するか」に対応するBTC価格は以下です。。
BTC/金 | BTC総額 | BTC価格 |
5% | 0.4兆ドル | 227万円 |
10% | 0.8兆ドル | 454万円 |
15% | 1.2兆ドル | 682万円 |
20% | 1.6兆ドル | 909万円 |
25% | 2兆ドル | 1,136万円 |
30% | 2.4兆ドル | 1,363万円 |
35% | 2.8兆ドル | 1,591万円 |
40% | 3.2兆ドル | 1,818万円 |
45% | 3.6兆ドル | 2,045万円 |
50% | 4兆ドル | 2,272万円 |
55% | 4.4兆ドル | 2,499万円 |
60% | 4.8兆ドル | 2,727万円 |
65% | 5.2兆ドル | 2,954万円 |
70% | 5.6兆ドル | 3,181万円 |
75% | 6兆ドル | 3,408万円 |
80% | 6.4兆ドル | 3,636万円 |
85% | 6.8兆ドル | 3,863万円 |
90% | 7.2兆ドル | 4,090万円 |
95% | 7.6兆ドル | 4,317万円 |
100% | 8兆ドル | 4,544万円 |
ビットコインの時価総額が、金のわずか5%に達するだけでも1BTC=200万円を超えます。
こちらの図によると、個人が投資として持っている金は20%ほどです。
そのうちの半分に相当する時価総額にビットコインが達すれば、金全体の約10%。
つまり、BTC価格454万円くらいは全然ありえます。
計算条件などは、以下になります。
ビットコインと金の比較
ビットコインと金の違い
ビットコインと金の違いをまとめます。
①モノの有無
ビットコインはデータであり、手に触れられるモノはありません。
対して、金(ゴールド)にはモノがあります。
しかも、金には貴金属のほか、工業にもニーズもあります。
装飾品からスマホ・PCなどの電化製品まで、幅広く使われているのです。
盗まれにくさで比較すると、
といえるでしょう。
②希少性
ビットコインは、コピーできません。
しかし、似たようなコインを作ることができます。
これらはアルトコインと呼ばれ、ビットコインのシェアを奪うかもしれません。
一方、金は作れません。
今のところ、希少性についても金の方が高いでしょう。
③移動コスト
ビットコインはデータなので、移動コストが金より低いです。
④支払いに使える
ビットコインは、支払いに使えます。
金には価値がありますが、実用上支払いに向きません。
ビットコインと金の類似点
- 量が有限
- 配当がない
- 発行体がない
- 価格に下限がある
①量が有限
量が限られているため、価値があります。
また、そのうちに新たに手に入らなくなります。
供給がなくなれば、値上がり要因として働きます。
②配当がない
ありません。
持っているだけでは、価値を生みません。
売り買いしたときに損益を生みます。
③発行体がない
日本のお金であれば、日本が発行。
株式であれば、会社が発行。
しかし、ビットコイン・金にはそのような発行体がありません。
これは、一部の人に価格をコントロールされないメリット。
また、だれにも価格をコントロールできないデメリットでもあります。
④価格に下限がある
金を掘り出し、取引できるようにするにはコストがかかります。
2015年には金の生産コストは、1オンス約900ドルでした。
金の価格が下がり、900ドルより下になると金を掘るメリットが消失。
金の生産が止まると、市場に出まわる金が減り、価格が上がります。
理論上は、最低でも900ドルまでしか価格が下がらないのです。
これと同じことは、ビットコインにも起こります。
ビットコインの採掘コストは、1BTCにつき200~400ドルと言われています。
最低の価格は、そのくらいになるはずです。