上司に「残業つけるな」と言われ丁重にお断りした話

上司に「残業つけるな」と言われ丁重にお断りした話モンスター社員

この記事では「残業代をつけるな」と言われたときどう対応したか、元モンスター社員の私が書きます。

 

今の時代、減ってはいるでしょうが未だにサービス残業はあります。

中には、「残業代をつけるな」と面と向かって言ってくる上司も。

 

サービス残業は違法ですが、上司に逆らうのはカンタンではありません。

職場での立場や人間関係を考えると、言い返せる人は多くない。

 

相手もそれが分かっていて、こちらの足元をみています。

違法な上に、卑怯な搾取です。

 

わたし自身は、何度か「残業をつけるな」と言われましたが、断ってきました。

この記事ではそのときのやり取りや、逆らうときの注意点を書きます。

「残業代をつけるな」と言われた

残業したのに残業をつけるな、そんなことを言ってくる時点でかなりクレイジー。

とはいえ、相手もクレイジーなりに理由をこじつけてきます。

 

  1. 他の人はつけてないからつけるな
  2. 残業を減らすためにつけるな
  3. 仕事が遅いからつけるな

考えられる理由はこの3つくらいでしょうか。

すべて、説得力の欠片もない世迷い言です。

 

1.他の人はつけてないからつけるな

これは、新卒で入った最初の職場で言われました。

その職場では

  1. 事務所に早く来て
  2. 準備して
  3. 現場へ行く

という業務が多く、なぜか現場に着いた時間に出社したとする文化(笑)がありました。

 

つまり、事務所で準備していた時間は残業時間としない。

サービス残業前提の不文律です。

 

わたしはこのルールはおかしいと思ったので、正確な出社時間を申告しました。

 

すると上司はさも当然のように、

出社時間、間違ってるから直して

と言ってきました。

 

いっしょに行った先輩と違うから間違ってる

とのこと。

 

ひつじ
ひつじ

実際、出社した時間から準備(労働)してました。
これが残業にならないのはおかしいのでは?

と言っても、

みんな現地に着いた時間で申告してる。
自分だけ長く申告したら、他のメンバーはどう思う?

と同調圧力をかける言葉や、感情に訴える言葉しか返ってきません。

 

素直に

ひつじ
ひつじ

「つけるな」ということなら今後、定時より早い出社はできません。
他の人がつけていないのがおかしいだけなので。

と答えると

自分の考えに固執している。
お前はこの先苦労するくぁwせdrftg

的な呪詛を吐いていました。

 

固執も何も現場へ行く準備は労働であり、早出が残業になるのは自明です。

「ミンナガー、ミンナガー」と繰り返したところで事実は変わりません。

 

2.残業を減らすためにつけるな

 

元弊社の勤怠システムは、残業を減らす方向になら30分までごまかせる仕様でした。

 

正確な労働時間を管理できないシステム。

まごうことなきゴミです。

 

「10分~20分程度の残業時間を申請するのはセコい」

ゴミを後生大事に使い続けた結果、こんな価値観がはびこっていました。

 

ゴミシステムとは言え、本人が自主的にごまかさない限り正確な申告は可能。

私はもちろん短い時間でもしっかり申告していましたが、今度は先輩からお言葉が。

 

お世話になっている上司に悪いと思わないのか?

 

まったく何を言っているか分からないのですが、どうやら

  1. 残業時間を正確に申告すると、残業時間が増える
  2. 上司は残業時間を減らしたいので、困る
  3. 上司にはお世話になっているので、申し訳ない

ということのようでした。

 

2.上司は残業時間を減らしたいので、困る

まず、「上司は残業時間を減らしたいので、困る」について。

 

上司が課されてる残業時間の目標は、上司に課されたものです。

部下は自分に課された目標を目指したり、目指さなかったりしてれば十分です。

少なくとも、他人の目標を気にかける必要はありません。

 

そもそも上司がやるべき対策は、部下のサービス残業を放置することではありません。

人員の確保、もしくは無駄な作業をやめるなどで仕事を減らす。

 

それが無理で「工夫で頑張ろうね」って話ならまだ

ひつじ
ひつじ

できるだけ頑張りまぁす(ハナホジー

ですが、

今日も部下がサビ残してる。
気づかないふり、ヨシ!

とやってる上司の都合に合わせる必要はないでしょう。

 

残業を減らすためにサービス残業するという行為は、金がないなら万引するってレベルで短絡的です。

 

3.上司にはお世話になっているので、申し訳ない

次は、「上司にはお世話になっているので、申し訳ない」について。

 

お世話になってないです。

 

仕事を教えてくれたとか、マネジメントしてくれてるとか。

当然なんですよね。

 

平社員が自分の仕事してるのといっしょ。

 

それに勝手に感謝を覚えて、勝手にサビ残するのは自由です。

ただ、それをやらない他人を巻き込もうとするのは迷惑でしかないです。

 

まぁ厳密には、勝手にサビ残されるのも迷惑ではあります。

サービス残業が蔓延すると、サービス残業してる人の仕事量がデフォルトに。

 

これは、オリンピックでドーピングを解禁するようなものです。

薬がないと勝てないゲームになってしまいます。

 

3.仕事が遅いからつけるな

これは実際に言われたことはないですが、よくあるパターンのようです。

 

時間なんか関係ない!
成果を出さないと給料をもらう資格はない!

というのが狂信的な労働教信者の言い分。

 

給与明細を見れば、時間で給料が支払われていることは明らかです。

事実に反して「成果を出してるから金がもらえてるんだ」と信じるのは勝手。

 

しかし、その教義を他者に押し付けるのは無理があります。

そもそも説得力がまったくありません。

 

似たパターンに

残業してない優秀な人より、残業している無能が給料高いのはおかしい!

などと仕事が遅い人に言うのもあるようですが、これも見当違いです。

これはそもそも、ルールや評価の仕組みの問題。

 

同僚や部下に絡んでいるヒマがあるなら、

  • もっと成果を出す
  • 転職する
  • 評価の仕組みを変える

など、他にできることがあるはずです。

 

ひつじ
ひつじ

優秀なはずなのに、そんなことも思いつかないなんて不思議ですね!

 

仕事が遅い人が残業で高い給料を得るのは、時間で給料を計算する以上、当然です。

優秀な人のモチベが下がるでしょうが、それを保つのはあなたの仕事ではありません。

 

残業代を受け取らない理由など、どこにもありません。

堂々と、正しく残業を申請していきましょう。

 

「残業つけるな」 を無視する

これまで書いてきた通り、わたしは「残業つけるな」 を無視してきました。

そんなことをすると、ヤバいことになるのでは

と思うかもしれません。

 

しかし実際は、大したこと起きません。

おかしいのは向こうなので、従わないからといってクビにはできません。

 

ただし、相手によっては人間関係が終わります。

 

わたしの場合、上司は必要最低限、場合によっては必要最低限すら話してくれなくなりました。

幸い、同僚はそんなに変わった様子はなかったです。

 

わずかな残業代のために、人間関係を犠牲にするのはちょっと

と思うかもしれませんが、得られる自由はそれだけではありません。

 

休暇が取れない。

ボランティアなど、余計な活動を断れない。

 

人間関係を失いたくないというのが、こうなる理由のかなりの部分を占めています。

しかし、いっそ人間関係を捨ててしまえば、失うものがなくなるのです。

 

合わせる必要がなくなれば、休暇が取りやすくなります。

業務外の余計な活動も、断りやすくなります。

 

わたしの場合は、「みんながそうだから」としか言えない程度の低い上司。

残業代を受け取ると「お世話になっている上司に悪いと思う」感性の同僚。

 

絶対に分かりあえない相手なので、いずれ関係が悪化するのは間違いなかったです。

そう考えると、何も失ったものはなかったと言えます。

 

合わない相手に合わせて生きるより、残業代を正しく受け取るのがおすすめです。

 

 

「残業をつけるな」、これを無視するのは勇気さえあればカンタンです。

  1. タイムカードを正確に切る
  2. 妨害を受けそうなら2重で記録する
  3. その件で叱責を受けるなら録音する

改善されないなら、人事・社内窓口・労基署などに相談しましょう。

「残業をつけるな」という発言自体、サビ残の指示ですので録音する価値はあります。

 

アプリを使えば、無料で録音できます。

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録音中の画面がまったく目立たず、ドロップボックスへデータを送ることもできます。

 

ばれないペン型レコーダーもあります。

ペンをノックして録音開始できるので、データを切り出す作業もいりません。

 

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