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読みやすいビジネス書3冊。面白い2冊。人生変わった1冊

イチオシ! 本を読まない人でもOK! 読みやすいビジネス書5冊
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こんにちは、ひつじ先輩です。

この記事では、読みやすいビジネス書・面白いビジネス書をまとめます。

 

買った本を読まずに放置すると、

  • 本にかかったお金
  • 本を選んだ時間
  • 本を置くスペース
  • 本を処分する時間

すべてがムダになるので、かなり損です。

 

放置の原因は、読みやすい本を選んでいないからです。

 

この記事では、

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

という形で、評価をしていきます。

上のように書かれていたら、オール★3つの評価です。

読みやすいビジネス書3冊

販売:世界一やさしい3分間マーケティング

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

この本もタイトルの通り、とても読みやすいです。

 

マーケティングって何?

という初心者が、全体をざっくりつかむのにいいです。

している仕事によっては、必読といってもいいでしょう。

 

面白いと思ったのは、

いいコピー(売り文句)は、風景や気分を思い起こさせる

という話。

 

たとえば、ステーキ肉のコピー。

  1. ステーキ肉、XグラムY円!
  2. 今日は給料日、ご家族でステーキはいかが?

この2つでは、2の方が買い手に景色を想像させるのでよく売れた。

というエピソードが書かれています。

 

数字を示すほうが刺さる場面もありますが、キャッチコピーは心に訴えるのがベターのようです。

 

会計:さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

この本は薄いので、気軽に手に取れます。

テーマは会計学ですが、身近な例が出てくるので分かりやすい。

 

チリは積もらない

一番役に立ったのは、チリが積もっても山にならない話。

 

節約するとき、

  • 1日10円の節約を1年間する
  • 年に1度、1万円の節約をする

の2つなら、どちらがいいでしょうか?

 

これは、節約額を考えればよくて、

  1. 毎日10円の節約を1年間…3,650円の節約
  2. 年に1度、1万円の節約…10,000円の節約

なので、2を頑張るべきです。

 

金額が大きい買い物でこそ、節約をするべきなのです。

 

しかし、小さい買い物で節約をして満足している人は多いです。

普段はガマンして、たまに一気に使う

という発想では、損をします。

 

説得には数字を

説得には、数字を使うといいです。

 

例えば、この本の出版においても、

  • 会計学を知りたい日本人は、X人いる
  • そのうちY%が買えば、Z冊売れる

と、数字を使った説得のおかげで出版できたのだとか。

 

 

副業:「お金を稼ぐ!」勉強法

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

学んだことをお金に変える技術について、書かれた本です。

 

一言にすると

人の役に立つアウトプットをしろ

と書かれています。

 

この本のいいところは、作者が独立するまでにした工夫がたくさん書かれていることです。

  • パソコン・椅子・安眠グッズには金を出す
  • 会社では「18時には帰る人」になって時間を確保
  • 勉強したことをアウトプット(ブログなど)
  • 無料で人の役に立つことで、人脈と知識を得る
  • まず専門家を名乗ることで、専門家になる

 

この他にも、かなり具体的にたくさん書いてあります。

独立・脱サラしたい人なら、マネして行動できることが多いです。

 

 

面白いビジネス書2冊

心理学:影響力の武器

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

心理的テクニックから、身を守れるようになる本。

 

  • 職場でのやり取り
  • モノを買うとき
  • 友人・恋人との関係

あらゆるシーンで、心理学的テクニックは使われます。

無意識に使ってくる人もいるし、意識して使ってくる人もいます。

 

とくに組織。

会社の上司はしょっちゅう心理学を使って、部下をコントロールします。

 

相手が心理学を知っていて、こちらがそれを知らない。

これがいちばん危険で、いいように操られてしまいます。

 

残念ながら、読みやすくはないです。

影響力の武器については、別で記事も書きました。

ぜひ、読んでみてください。

 

数学:数学オンチの治し方

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

「数で考えるアタマになる!数学オンチの治し方」です。

 

身近なことを、カンタンな数学で考えてみよう

という本。

数のトリックにだまされたくない人におすすめです。

 

一番勉強になったのは、「ギャンブラーの誤謬」の話。

 

コイントスで表が5連続で出たあと、さすがに次は裏が出るだろうと思いませんか?

 

5分5分の勝負であれば、平均へ引き戻そうとする力が働くような気がします。

でもそれは、思い込みです。

 

コインを投げ続けたときの、表が出た比率は以下のようになります。

ギャンブラーの誤謬

コインを投げる回数が増えるほど表(または裏)がでた割合は1/2に近づきます。

これは間違っていません。

 

これを見ると表が出た回数と裏が出た回数の差も、試行回数が増えると小さくなりそうです。

しかし、同じデータについて表が出た回数と裏が出た回数の差をグラフにするとこうなります。

ギャンブラーの誤謬 (2)

なんと、差には増える傾向にあります。

つまり、表が連続したあと、裏に賭けても勝てません。

 

これは、比率が50%に近づくのと矛盾しません。

比率は、

表が出た比率=表がでた回数÷試行回数

で計算されます。

 

表がでた回数の方が増え続けたとしても、試行回数がそれよりも大きくなる。

その結果、比率は50%に近づいていくのです。

 

詳しい話は、こちらのNoteで書きました。

ギャンブラーの誤信について|ひつじ先輩
ルーレットで、赤が5連続で出たあと、さすがに次は黒が出るだろうと思ってしまう。 これがどうして間違っているか。 どうしてこう思ってしまうのか。 という話です。 賭け事師の誤信 ピーターとポールが毎日1回コインを投げる。 毎日表裏を記録してい...

ぜひ、読んでみてください。

 

こういう話がおもしろいと感じる人には、「数で考えるアタマになる」はおすすめです。

 

人生変えたビジネス書1冊

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

 

「金持ち父さん貧乏父さん」、有名な本です。

 

またかよ…

と思った人もいるかもしれません。

でもうんざりするほどよく見かけるのは、それだけ評価されている本だからです。

 

わたしはこの本を読んでいなければ、節約も投資も副業もしていませんでした。

自分の生き方を変えたほど、インパクトがあった本です。

 

この本で学べた一番大切なことは、

ムダ遣いせずに、投資をせよ

です。

 

稼いだ金を使ってしまえば、また金のために働くというループに落ちます。

ムダ遣いをせずに投資をして、資産が生み出すお金で生きていく。

 

そうすることで、金のために働く奴隷から抜け出せるのだと、この本は説いています。

まだ読んでいない人は、絶対読んだほうがいいです。

 

読みやすい度は、もともと日本語で書かれた本よりは読みにくいので★4つ。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」については、記事も書きました。

ぜひ、読んでみてください。

 

その他ビジネス書

ここからは、読みやすい・面白いの観点ではおすすめとまでは言えない本の紹介です。

ちょっとカタい本、読み手を選ぶ本が多いです。

 

頭にきてもアホとは戦うな

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

 

アホと戦っても損なので、怒るな。

という本。

 

イヤなことを思い返す時間も、もったいないと書かれています。

 

ひつじ
ひつじ

分かるんだけど、それがムズかしい…

 

キレそうなときの対処として、

  • 幽体離脱して、上から自分を見る
  • とにかくその場を離れる

と書かれていて、これはそこそこ役立つアドバイスです。

 

役に立つ部分は前半に集中していて、後半はオッサンの説教を聞いている気分。

 

 

データの見えざる手

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

ビッグデータが、これからの社会にどう使われていくか書いてある本。

 

跳躍学習(リープラーニング)という技術を使ったマシンの話が面白いです。

 

人間にセンサーをつけて集めた大量のデータを、このマシンに入力すると、

「お店のある位置に店員が立つ時間を長くすると、売り上げが上がる」

といった事実が分かったそうです。

 

実際に店員がそのポイントにいる時間を1.7倍にしたところ、売上が15%アップしたとのこと。

人間では絶対に思いつかないアイデアですね。

 

この本はIT分野で働く人や、特に興味ある人におすすめです。

 

Noteでこの本の要約を書きました。

【無料記事】「データの見えざる手」の要約|ひつじ先輩
「データの見えざる手」というビッグデータの本を読んだので要約を書きます。 幸せや人間行動などを、発達したITを使って考えてみる本。 要約1:時間は自由に使えるか 方眼紙のようにマス目で区切られた平面を考える。 そこにランダムに点をプロットす...

 

コールド・リーディング

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

コールド・リーディングとは、占い師が使うテクニック。

相手の心理を読んでいるように見せる技術です。

 

あるあると思ったのは、

  1. 虹色の戦略
  2. バーナム・ステイトメント

の2つ。

 

1.虹色の戦略

正反対のことを、同時に言うテクニックです。

あなたはとても思いやりのある人で、いつも他人に与えてばかりですが、素直に振り返ってみれば、ときとして自分のなかに利己的な傾向をみることがあります

といった内容です。

相手には心地良く、洞察に満ちて聞こえます。

 

  • 内向的なのに外交的
  • 恥ずかしがり屋なのに自信家

など、いろいろ応用できます。

 

2.バーナム・ステイトメント

自分のことだ!

と相手が思うような、多くの人に当てはまることを言います。

 

  • あなたには、人から好かれたいという強い思いがあります
  • まわりの人は、あなたの本当の能力を十分評価してくれていません
  • あなたの目標には、かなり非現実的と言っていいものがあります

など。

これが当たっていれば、相手の信頼を得やすいです。

 

コールドリーディングのテクニックは、実生活で使えるシーンは限られそうです。

しかし読み物としては、まぁおもしろいのではないでしょうか。

 

もう少し詳しい話は、こちらのNOTEで書きました。

note ご指定のページが見つかりません

ぜひ、読んでみてください。

 

 

インターネット業界の本

  • 読みやすい度
  • 面白い度
  • 役立ち度

インターネット業界の歴史から現在まで、くわしく書かれた本です。

主に就活用です。

 

  • HaSoNeの法則
  • フリーミアム
  • アマゾンのビジネスモデル

といったキーワードが分かりやすく解説されています。

 

ちょっとした要約はこちらのNOTEで書きました。

ネットのカラクリがよくわかった【業界本の要約】|ひつじ先輩
「インターネット業界のカラクリがよくわかる本」という書籍を読んだので、特に興味深かったポイントを紹介します。 HaSoNeの法則 HaSoNeはハードウェア、ソフトウェア、ネットワークのこと。 HaSoNeの法則には3つの法則がある。 法則...

ぜひ、読んでみてください。

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