ウェルスナビのデメリット。損なのは円高?円安? 為替もカンタン解説

WealthNavi

こんにちは、ひつじ先輩です。

この記事では、2017年からウェルスナビをやっている私がそのデメリットを書きます。

 

ウェルスナビ(WealthNavi)は、ロボットが自動で投資してくれるサービス。

 

何をいつ買うのか決めたり、入金したり発注したり。

ウェルスナビでは、すべて自動になります。

 

一番人気のロボアドバイザーですが、デメリットはあります。

 

具体的には、以下の5つ。

  1. 為替リスク
  2. 元本割れリスク
  3. 手数料が高い
  4. 倒産リスク
  5. 出金はいつでも

 

この中で最大のデメリットは、為替リスクです。

 

この記事ではまず、ウェルスナビと為替の関係についてくわしく書きます。

後半では、為替リスク以外のデメリットについてもまとめていきます。

スポンサーリンク

ウェルスナビと為替

円安円高

ウェルスナビはドル建て

ウェルスナビでは各国の株・債券・金・不動産などに、分散投資します。

これらはすべて海外の投資商品なので、米ドル建てで買われます。

 

預けた日本円でまず米ドルを買い、その米ドルで資産が買われるのです。

売るときはその逆で、資産を売って得た米ドルで日本円を買います。

 

買ってから売るまでの間に、日本とアメリカの為替レートは動きます。

これによって、投資のリターンに大きな差がでてくるのです。

 

ウェルスナビと円高

円高とは、円の価値が上がることです。

 

1ドル100円→80円のように、1ドルを買うのに必要な円の量が減ります。

この場合、買うときは100円で1ドルだったのに、売るときは1ドルで80円しかもらえません。

 

ウェルスナビで買ったあと、円高になると資産はこのようになります。

為替リスク

資産価値をドルで表すと儲けが出ていても、円に直すと損失になっています。

円高が軽ければ、損失までいかずにドル建てよりも利益が減るだけのケースもあります。

 

仮にこの状態ですべて売ると、15,976円赤字。

ウェルスナビは、為替が円高になると損をしてしまうのです。

 

ウェルスナビと円安

円安とは、円の価値が下がることです。

 

1ドル100円→120円のように、1ドルを買うのに必要な円の量が増えます。

この場合、買うときは100円で1ドルだったけど、売るときは1ドルで120円もらえます。

 

ウェルスナビで買ったあと、円安になると資産はこのようになります。

円安

資産価値をドルで表すと損失でも、円に直すと利益になっています。

円安も少しだと、利益までいかずにドル建てよりも損失が減るだけのケースもあります。

 

仮にこの状態ですべて売ると、32,521円黒字。

ウェルスナビは、為替が円安になると儲かります

 

ウェルスナビと為替

まとめると、

ウェルスナビは円高になると、資産の価値が減ってしまう
ウェルスナビは円安になると、資産の価値が増える

です。

 

これを為替リスクといい、ウェルスナビ最大のデメリットです。

 

為替リスクに比べれば、手数料なんてかわいいものです。

為替レートは、1日で1%動くことだってあります。

 

デメリットの対策

積立投資

「今後の円高が心配で投資に踏み切れない」ということであれば、投資予定額を一度に投資するのではなく、複数回に分けて投資する「積立投資」

引用元:入金するときに「為替」はどの程度気にすればよいか?

ウェルスナビ公式では、積立投資によって為替リスクの影響は軽くできると書かれています。

 

積立投資とは、毎月など一定のペースで少しずつ買う方法。

円高のときも円安のときも毎月少しずつ買うので、為替の影響は平均化されます。

 

さらに、一定の金額だけ買うので

  • ドルが高いときは少しだけ買う
  • ドルが安いときはたくさん買う

となります。

 

ドルコスト平均法

図にするとこんなイメージです。

 

このように買うと、安いときに買った数量の方が多くなります。

平均すると安く、お買い得になりやすいです。

 

今は円高

積立投資でも、ずっと為替が円高に進んだら損をしてしまいます。

 

それでもウェルスナビに投資する理由は、長期で見ると今は円高だからです。

90年代以降、ドル円は76円~160円で動いています。

 

中間値は118円なので、今の108円は円高気味。

円高のうちに買い続ければ、為替でも利益を狙えます。

 

円は絶対安全?

ちなみに資産をすべて円で持つのは、実は危険です。

他の通貨・株・債券・すべてのモノに対して「円の価値」が変動しているからです。

 

「すべてを円で持っていたら為替の影響を受けない」という訳ではないのです。

 

確かに大きな円安が来ても、持っている円の量は変わりません。

しかし円の価値は減っているので、資産の価値は減っています。

 

その意味では例えば、円・ドルを半分ずつもっていたほうが資産価値は安定します。

ウェルスナビをふくめ、いろいろなものに投資するのは資産を守る意味もあるのです。

 

ウェルスナビのデメリット

手数料

 

為替リスク以外のデメリットは、

  1. 元本割れリスク
  2. 手数料が高い
  3. 倒産リスク
  4. 出金はいつでも

の4つです。

 

①元本割れリスク

ひつじ
ひつじ

1年あたりのリターンは年X%!

と目にすると勝てる気がしてきますが、負けるときは負けます。

リターンはあくまで、過去データから計算されるものです。

 

長期の投資なので、相場が下がっても上がるまで待ちますが、

相場が下がったまま、何年も上がらない

こともありえます。

 

下げている間に、

どうしても出金しないといけない・・・

状況になったら、損をします。

近々使う予定のあるお金は、投資すべきではない

 

ちなみに、初期投資額は10万円からです。

 

ちょっと思い切らないといけない金額ですが、1,000円が10円増えてもうれしくないです。

投資の効果を実感するには、ある程度の元手が必要です。

 

②手数料が高い

ウェルスナビには1年あたり、運用している資産額の1%の手数料を払います。

  • 運用している資産が10万円なら年に1,000円
  • 運用している資産が100万円なら年に1万円
  • 運用している資産が1,000万円なら年に10万円

です。

 

手数料については「高い」という評判が多いですが、これは人によります。

 

ウェルスナビと同じ投資を、投資初心者が自分でするのには大きな労力がかかります。

経験者の中には、そんなに苦労せずにウェルスナビと同じ投資を再現できる人もいます。

 

なので、年間1%の手数料は、

  • 投資初心者にとっては安い
  • 投資経験者にとっては高い

と言えるでしょう。

 

ウェルスナビの手数料については、こちらの記事でくわしく書きました。

WealthNavi評判21件!デメリットは手数料だけ?
WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は高い?1年以上利用してきたわたしが解説。またネット(Twitter)での評判を21件紹介。手数料以外のデメリットについても書く。

ぜひ、読んでみてください。

 

③倒産リスク

ウェルスナビの会社自体が倒産したら、資産を失う可能性があります。

ただしこれは大したリスクではなく、1,000万までは心配しなくて大丈夫です。

 

まず公式ページによると、ウェルスナビとユーザの資産は、分けて管理されています。

仮にウェルスナビが倒産しても、資産は戻ってくるはず。

 

しかも、この資産の分別管理がウソだったとしても1,000万までは補償されます。

ウェルスナビは投資者保護基金という、投資家を守る団体に加入しているからです。

 

これは、投資者保護基金のサイトで確認できます。

ウェルスナビの分別管理を信用しないとしても、1,000万までなら戻ってくるので安心です。

 

④出金はいつでも

出金はいつでもできます。

これは一見メリットですが、デメリットになりえます。

 

下がったときに売ってしまう

ウェルスナビのメリットは、自動積立。

相場が上がろうが下がろうが、売らずに買い続けることです。

 

しかし人間は、相場が下がったときビビッて売ってしまいます。

 

暴落のときには、

ひつじ
ひつじ

もっと下がるに違いない!

二度と回復しないに違いない!

と思い込んでしまうのです。

 

2011年の震災後、ドル円は史上最低値をつけました。

ここで売りました

ドル円を買っていたわたしは、大きな含み損になり、ビビッて決済。

資産の7割を失いました。

 

しかし、ドル円は2年後に100円を突破。

あとで思い返せば、あそこで売ったのは明らかに失敗でした。

 

オレはビビらないぜ!

と思うかもしれませんが、わたしもそう思っていました。

冷静でいられる人は、ごく一部です。

 

いつでも出金がデメリットの理由

理由は、暴落のときに出金してしまうからです。

 

「売るのは間違いだ」とまでは言いませんが、

分散購入された世界の株式に将来にわたってリターンが見込めない状況≒世界の終わり

です。

 

冷静に、落ち着いて判断しましょう。

 

ウェルスナビの危険性

ウェルスナビと為替

ウェルスナビと為替

ウェルスナビは円高になると、資産の価値が減ってしまう
ウェルスナビは円安になると、資産の価値が増える

 

買ってから売るまでの間に、日本とアメリカの為替レートは動く。

これによって、投資のリターンに大きな差がでてくる。

 

デメリットの対策

積立投資。

毎月など、一定のペースで少しずつ買う方法。

円高のときも円安のときも毎月少しずつ買っていくので、為替の影響は平均化される。

 

ウェルスナビのデメリット

為替リスク以外のデメリットをまとめると、

  1. 元本割れリスク
  2. 手数料が高い
  3. 倒産リスク
  4. 出金はいつでも

の4つ。

 

元本割れ・倒産リスクはたいていの投資と同じです。

ウェルスナビで特別高いと言われているのが、手数料。

 

手数料やサービスの評判については、こちらの記事にまとめました。

WealthNavi評判21件!デメリットは手数料だけ?
WealthNavi(ウェルスナビ)の手数料は高い?1年以上利用してきたわたしが解説。またネット(Twitter)での評判を21件紹介。手数料以外のデメリットについても書く。

ぜひ、読んでみてください。

 

タイトルとURLをコピーしました