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仕事を頑張らない方がいい理由! ラクする方法も元モンスター社員が解説

仕事量多すぎ
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こんにちは、ひつじ先輩です。

元モンスター社員のわたしが、仕事は頑張らない方がいい理由を解説します。

仕事を頑張らないでやり過ごす具体的な方法も、後半で紹介していきます。

 

もう仕事を頑張りたくない。

多くの社畜がそう思っています。

私もそうで、仕事を頑張らないことを選びました。

 

しかし、実際に頑張らないことを選ぶ人は一部です。

 

なぜなら

  1. 頑張ること・努力はすばらしいし、逆は恥
  2. 頑張らないとヤバイ目に遭うのでは

という固定観念を多くの人が共有しているからです。

 

実際、これらは思い込みです。

方向を違えた努力は徒労でしかなく、プライドは守れても幸せにはなれません。

わたしは6年間モンスター社員をしましたが、仕事を頑張らなくても天罰は下りません。

 

確かに会社や環境によっては、仕事を頑張るメリットはあります。

しかし、仕事を頑張らないメリットの方が大きいケースは多いです。

 

会社に差し出された価値観は、会社が幸せになる価値観でしかありません。

それらを鵜呑みにしても、相手の思い通りになるだけです。

 

仕事を頑張らないことは、自分にとって本当に悪手なのか。

それぞれが、自分の頭で考える必要があるのです。

 

この記事では、あまり語られない「仕事を頑張らない方がいい理由」を解説します。

仕事を頑張らない方がいい理由

以下に1つでも当てはまったら、仕事なんて頑張るのはやめましょう。

仕事を頑張らない方がいい理由は、

  1. 働く目的はお金
  2. 仕事が多すぎる
  3. パワハラがある
  4. やりたい仕事じゃない
  5. 体調が悪い

の5つです。

順番に解説していきます。

 

1.働く目的はお金

働く目的はお金

ほとんどの人にとって、働く目的はお金です。

上司に嫌われないためでも、同僚に迷惑をかけないためでもありません。

 

働く理由がお金なら、頑張らない方がいいです。

会社員の給与は、時間に対して支払われます。

 

頑張っても頑張らなくても、1日会社に行けば1日分の給料です。

給料が同じならば、頑張らないで過ごしたほうが効率的です。

 

ラクなだけではなく、体力・気力を温存すればプライベートを充実させられます。

趣味を楽しむもよし、副業にいそしむもよしです。

 

昇給狙いは割に合うか

「長期的には昇給につながるから頑張る」という考え方もあります。

むしろ、ほとんどの会社員の念頭にそれがあるかもしれません。

 

しかし、現実には会社員の平均的な昇給は1年で、月あたり7,000円以下

 

しかもこれは平均値なので、高所得者によって引き上げられた数値。

実際には、月7,000円も上がらない人が多いです。

 

平均的な会社員に求められる頑張りは、この昇給額で割に合うレベルのものでしょうか?

毎日残業して睡眠を削り休日出勤まであるような、”常識的”働き方の対価として十分でしょうか?

 

頑張らないで、今のままの給料を受け取り続けるほうが効率的なのです。

とくに、頑張りや成果が評価されない年功序列型の企業で頑張る理由はまったくありません。

 

2.仕事が多すぎる

頑張ると仕事は増える

仕事が多すぎる場合も、頑張らない方がいいです。

 

仕事を頑張ると仕事が増えます。

 

信頼され頼りにされれば、頼まれる量は確実に増えます。

そして、給料は上がりません。

 

一方で、仕事を頑張らないと仕事は減ります。

 

こいつに頼むと時間がかかる・・・
ちゃんとやってくれるか分からない・・・

 

そう思われれば、頼まれる仕事が減るのです。

そして、給料は減りません。

 

わたしが会社員時代、頑張らなかったので後輩の3分の1も仕事していませんでした。

ひつじ
ひつじ

給料はもちろん、同期と同じくらいもらっていました。

 

仕事量が少ない人になる方法は、こちらの記事にまとめました。

退職で「仕事量の不公平さ」は解決しない。仕事量が少ない人になる方法
仕事量が不公平な会社を退職したい人へ。あまり働いていない人が自分より給料が高い現象はよくある。転職もありだが働き方を変えなければ、次の職場でも仕事はあなたに偏る。仕事量が少ない人になる方法をモンスター社員が解説。

ぜひ、読んでみてください。

 

頑張るは現状維持につながる

多すぎる仕事を頑張ってこなすのは、職場のためにもなりません。

 

日常的な残業や休日出勤によって多すぎる業務をこなし切れば、トラブルは発生しません。

トラブルがないなら、上司・管理部門は「何も手を打たなくていい」と考えます。

 

人数の追加や業務フローの見直しがなされるためには、むしろトラブルが必要です。

不具合が起きれば、上司や管理部門も動かざるを得ません。

ひつじ
ひつじ

まぁモンスター社員的には、改善はどうでもいい部分です。

 

3.パワハラがある

パワハラされるのを避けるために頑張るべきではありません。

 

こいつ、強く言えば働くじゃん

という成功体験を相手に与えてはいけません。

味を占めた相手は、もっとパワハラしてきます。

 

パワハラされていると感じたら、絶対に頑張らない方がいいです。

脅すようなやり方や言い方には効果がないと、相手に悟らせましょう。

 

あまりにひどいようなら、録音して上司の上司や管理部門に相談しましょう。

 

アプリを使えば、無料で録音できます。

‎ボイスレコーダー - 高音質ボイスメモ&録音
‎ボイスレコーダーはシンプルな操作にこだわった録音アプリです。バックグラウンド録音&再生や、他のアプリとの連携機能で、標準のボイスメモアプリの使い勝手を向上させたアプリです。 主な機能 ・バックグラウンド録音&再生 ・再生スピードの変更(0...

録音中の画面がまったく目立たず、ドロップボックスへデータを送ることもできます。

 

録音を含めたパワハラ対策については、こちらの記事にまとめました。

パワハラをする人の醜い心理を元モンスター社員が暴く【対策9つ】
この記事では、元モンスター社員の私がパワハラをする人の心理について解説。 さらに、6年間考え抜いたパワハラの対策9つを紹介します。 わたしは会社員だった6年間、モンスター社員でした。 当時のわたしの働き方は、こんな感じ。 誓って人にパワハラ...

ぜひ、読んでみてください。

 

4.やりたい仕事じゃない

70年なら一瞬の夢さ
やりたくねえ事 やってる暇はねえ

30年も前に、Blue heartsも言ってます。

 

現実的にはある程度は耐えるのだとしても、やりたくない仕事から離れる努力はすべきです。

やりたくない仕事でも無理して頑張ってしまうと、異動は遠ざかってしまいます。

 

仕事を普通にこなせているから、問題ない

上司にそう判断させてしまうと、異動はありません。

異動があったとしても、問題なくこなしてきた同種の仕事をする羽目になります。

 

現場が嫌いなのに頑張っていて、現場のエースになってしまった同僚がいました。

彼は転職するまで5年間、嫌いな現場を離れることはありませんでした。

 

出社前に涙が流れるほど嫌だったのに、です。

 

やりたくない仕事なら素直に、頑張らない方がいいのです。

 

わたし自身、仕事の放棄によって異動を勝ち取ったことがあります。

別に次の仕事もやりたい仕事ではありませんでしたが、マシにはなりました。

 

一方で、頑張るからこそ異動の希望も通るという考えもあります。

 

しかし、

  • 仕事を頑張っているが別部署を希望している部下
  • 異動させないと仕事をしてくれない部下

上司にとって、対応する緊急性が高いのは後者です。

事実、わたしはわずか1年で異動できました。

 

さらに言えば、頑張っても頑張らなくても希望が通らないときは通りません。

ならば、頑張らない方がコスパがいいです。

 

ひつじ
ひつじ

そもそも会社にやりたい仕事がない場合も、頑張らない方がいいですね。体力を温存して、転職や副業などに使いましょう。

 

わたしが仕事を放棄したときの話は、こちらの記事にまとめました。

【サボって】仕事を放棄したらどうなるか【転勤】
理不尽な量と難しさで迫ってくる仕事。 「これ、放棄して帰ったらどうなんの?」それ、やってみました。納期に間に合わないくらいでクビになりませんし、辞めるくらいなら仕事を放棄して開き直るのがオススメです。

ぜひ、読んでみてください。

 

5.体調が悪い

テレビを観ていると、よく風邪薬のCMが流れてきます。

たいていは、

  1. 大事な仕事があるのに、風邪で調子が悪い
  2. この風邪薬で症状がよくなった
  3. 仕事がうまくいった

的なストーリー。

 

こうしたCM、「風邪でも頑張る」という前提からしてイカれています。

また、そうした風潮を助長する意味でも悪です。

 

体調が悪いときも、頑張らない方がいいです。

 

風邪であっても、重症となれば危険です。

私の近所に、「風邪かな」と思いながら2週間くらい無理して、帰らぬ人になった人もいます。

執筆時点は2020年4月。コロナ禍の最中。今の時期は特に、わずかな体調不良でも休んで自分の命を大切にしていただきたいです。

 

ひつじ
ひつじ

モンスター社員的には、

・トイレに行きたい

・天気が悪い

・上司が臭い
あたりも十分、頑張らない理由ですねw

 

仕事を頑張らない方法

ここからは元モンスター社員のわたしが、仕事を頑張らずに乗り切る方法を提案します。

  1. クビについて知る
  2. 勉強しない
  3. 有給を取りきる
  4. 残業しない

の4つです。

 

1.クビについて知る

仕事なんて頑張らない方がいいと分かっても、今より手を抜くのには勇気が要ります。

それは、

頑張らないと、クビになるのでは?

という心配があるからではないでしょうか?

 

しかし元モンスター社員としての経験から言うと、よほどのことがないとクビはありえないです。

 

わたしがやらかしてもクビにならなかったこと。

そして、クビにならないためにやっていたことをこちらの記事にまとめました。

仕事できないくらいでクビはない! モンスター社員7年目の生存戦略
仕事ができない正社員7年目のわたしがクビにならないためにやっていること・やらないことを書く。「能力不足」「ミスが多い」くらいやらかしたところで会社は解雇されない。「遅刻しない」「指示に従う」あたりが重要。

ぜひ、読んでみてください。

 

2.勉強しない

頑張らないと決めたときに、まず削りやすいのは仕事関係の勉強です。

仕事の時間内ならまだしも、プライベートの時間を削って強制される資格勉強などありえません

転職などの目的があれば別です、むしろどんどんやるべき

 

わたしはモンスター社員でしたので、会社のための資格勉強をしたことはありません。

なんなら、仕事である研修すら集中して聴けたことがないです。

 

そんな感じで長く過ごしてみたらどうなるのか、記事にしました。

社会人の私が全く勉強しない理由。犠牲もありました【技術7年目】
社会人の私がまったく勉強してない理由。プライベートの時間に一切勉強したくないけど、勉強しないのも不安という人に向けて書く。わたしは7年目には「仕事が分からない」「転職できない」状態になりました。

ぜひ、読んでみてください。

 

3.有給を取りきる

有給を取れば出勤する日が減り、仕事を頑張らずに済みます。

 

また会社員の権利ですので、本来であれば全消化が基本です。

しかし、実際には余ってしまう人も多いはずです。

 

忙しすぎる仕事や有給取得を歓迎しない空気によって、会社員は不当に長く働かされています。

 

わたしは6年間会社員をしましたが、そのうち5年間は有給を全取得しました。

 

有給を全部使うための基礎知識・話し方・心構えをこちらの記事にまとめました。

有給を使い切る方法。モンスター社員7年目スキル、全部書きました
有給を使い切る方法をモンスター社員が解説。有給1日には16,448円の価値があり、20日余らせると約32万円の損失。全部使うための基礎知識・話し方・心構えをまとめた。

ぜひ、読んでみてください。

 

4.残業しない

毎日のように残業をしていませんか?

当たり前と思っているかもしれませんが、これはおかしなことです。

 

残業は本来、

臨時的なものとして必要最小限にとどめられるべき
(引用元:昭和63年3月14日基発150号,278ページ)

だからです。

 

それでも法律的には、会社は従業員に残業を強制できます。

だから、確実に残業を0にするのはむずかしいです。

 

しかし、かなりのレベルで残業を減らす方法はあります。

 

実際、わたしは社畜時代に年々残業を減らし、最後には”年間”残業わずか10時間を達成しました。

毎日定時に帰れたら、人生が少しラクになりますよ。

 

残業しないテクニックや心構えは、こちらの記事にまとめました。

残業しないためには、仕事を終わらせてはいけない
あと30年残業するの?残業しないたった1つの方法を書きます。残業しないためのテクニックも。あなたが残業をしているのは、あなたがそれをえらんでいるから。「残業するから仕事が終わらない」ことを理解すれば、仕事量は減らせる。

ぜひ、読んでみてください。

 

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