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社会人の私が全く勉強しない理由。犠牲もありました【技術7年目】

モンスター社員
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こんにちは、ひつじ先輩です。

社会人の私がまったく勉強しない理由。

勉強しないとどうなるかについても書きます。

 

「頑張れ」ばかりの車内広告への、こんな風刺が話題になりました。

日本社会は、「何かを頑張れ」というメッセージにあふれています。

 

「頑張れ」というメッセージの中に、

社会人は勉強するべし!

というのもあります。

 

でも、

ひつじ
ひつじ

プライベートでは一切勉強したくない!

という人も、多いのではないでしょうか。

でも勉強しないと何かデメリットがありそうで、不安ですよね。

 

わたしも、新入社員のころに「もう勉強したくない」と「勉強しない不安」を感じました。

 

まず勉強しないことを選んだ結果、どうなったか。

次に、勉強しないことを選んだ理由を書いていきます。

勉強しないとどうなる?

社会人の勉強といっても色々ありますが、私はそのうち

  • 仕事内容を学ぶ
  • 資格を取る

の2種類をやっていません。

 

わたしの場合、仕事内容については最低限。

プラスアルファは覚える気なしで、60点を目指しました。

 

資格の勉強は、プライベートの時間にやる前提なので一切していません。

会社では「電験」という資格試験をなかば強制されますが、受けたこともありません。

ひつじ
ひつじ

費用は自費だし、給料もでないので

 

それを7年つづけたら、こんなデメリットがありました。

  1. 仕事が分からない
  2. 転職できない

 

1.仕事が分からない

シンプルに、仕事が分かりません。

 

まわりの言っている言葉も、一部しか理解できないです。

書類の作成・チェックができませんし、現場で何が起きているのか分かりません。

 

仕事内容については最低限を目指しましたが、最低限も満たせませんでした。

 

学校のテストだって100点を狙って、80点しかとれないものです。

60点を狙ったら40点しか取れないのは、自然な結果でした。

 

2.転職できない

わたしは電力会社で働いていますが、仕事は社内ルールがすべてです。

他社で役立つことは、ほとんど身につきません。

 

社内ルール通り書類を作るスキルも、川からゴミを引き上げる経験も、他社では無価値。

 

そこで、理系は資格を強みとして転職することになります。

転職で年収が上がった人は、皮肉にも会社が奨励している「電験」取得者が大半です。

 

わたしは資格試験を一度も受けないまま、30才を超えました。

転職市場での価値は、かなり低くなっています。

 

わたしにとって、転職は選択肢ではなくなりました。

 

社会人が勉強しない理由

わたしが勉強しない理由です。

 

別に、社会人でも勉強しないでいい人はたくさんいます。

むしろ、ほとんどの社会人は勉強していません。

 

総務省の調査によれば、平均的な社会人の1日あたりの勉強・自己啓発の時間はわずか6分。

 

1日6分だけ勉強する人は、あまりいないでしょう。

 

ほとんどの人は勉強時間0で、一部の人が1日数時間。

そうしたサンプルを平均した結果、6分という数字になっていると考えられます。

 

真面目なあの人もやる気満々のあの人も、たいてい全く勉強していません。

「みんな勉強しているだろうから、自分も勉強しなければ」と焦る必要はまったくないのです。

 

具体的には、以下に当てはまる人は無理して勉強する必要はありません。

  1. 昇給・出世がいらない
  2. クビの心配がない
  3. 転職する気がない
  4. プライドがない

 

1.昇給・出世がいらない

昇給や出世がいらないのであれば、プライベートを犠牲にして勉強する必要は一切ありません。

 

そもそも、実力と給料が無関係な会社も多いです。

 

古い日本型の大企業であれば、かなり年功序列。

わたしはまったく勉強していませんが、これまでのところ給与で周りと差はついていません。

 

会社はもちろん勉強を求めてくるでしょうが、無視してOK。

わたしは資格を受験すらしていませんが、「取得を目指すふりをする」あたりが現実的でしょう。

ひつじ
ひつじ

受験費用がもったいないけど・・・

 

2.クビの心配がない

「45才以上を対象としたリストラ」といった文字を、ニュースで見かけます。

 

でもこうした「リストラ」、募集されているだけです。

応募しなければ、残れます。

 

さらに、退職勧奨※されたとしても、はっきり断ればOK。

※会社が社員に退職を勧めてくることで、基本的には合法。

何度も呼び出し執拗に繰り返す『過度な退職勧奨は不法行為として損害賠償の対象』になります。(引用元:退職勧奨とは|会社が退職を勧める退職勧奨の手口と対処法

 

退職勧奨よりも、さらに強いのがクビ(解雇)です。

しかしこれは、会社にとってはあまり現実的ではありません。

 

裁判所が正当な解雇と認める条件には、以下のようなものがあるそうです。

  1. 著しく成績が不良であること
  2. 評価が公正なものであること
  3. 改善の見込みが乏しいこと、改善の機会を与えてもダメだったこと
  4. 労働者の能力不足が原因で、業務に支障が生じていること

(引用元:能力不足を理由にした解雇

上記の根拠をそろえることは、カンタンではありません。

 

まともな企業なら、「辞めたくない」とはっきり言えば残れるのです。

ひつじ
ひつじ

居づらくはなるかも

 

会社員がカンタンにはクビにならない話は、こちらの記事で書きました。

仕事できないくらいでクビはない! モンスター社員7年目の生存戦略
仕事ができない正社員7年目のわたしがクビにならないためにやっていること・やらないことを書く。「能力不足」「ミスが多い」くらいやらかしたところで会社は解雇されない。「遅刻しない」「指示に従う」あたりが重要。

ぜひ、読んでみてください。

 

3.転職する気がない

勉強して、資格・スキルを身につけることは転職を有利にします。

しかし転職する気がないなら、勉強なんて一切しなくていいです。

 

わたしの場合は、電力会社にすでに7年もいます。

となると転職で入りやすいのは、電気に関係する仕事。

 

結局、似たような仕事をすることになるのです。

わざわざエネルギーを使って転職する理由は、ありません。

 

4.プライドがない

勉強しないと、周囲との実力に差がつきます。

そして、その差は年々大きくなります。

 

プライドがあると、傷つくかもしれません。

 

わたしも劣等感で居づらかったことがありますが、乗り越えました。

  • お金以外を仕事に求めない
  • ノイズを気にしない

ように、考え方を変えるのが対処になります。

 

仕事ができるようになるのも、考え方を変えるのも、むずかしいです。

でもどちらかというと、考え方を変えるほうがラクですよ。

 

「気にしない」生き方については、こちらの記事で書きました。

仕事できない自分を許す。「気にしない」のは本当になしか
職場で自分だけ仕事ができない人へ。気にしない考え方で、頑張らなくても楽になれる。お金以外を仕事に求めず、ノイズは無視。一見すると後ろ向きだが、現実的な選択。

ぜひ、読んでみてください。

 

勉強するべき社会人

逆に、勉強するべきなのはどんな場合かを書いていきます。

  1. 昇給・出世したい
  2. クビの心配がある
  3. セミリタイア・起業したい

ほとんど、これまでの逆になります。

 

1.昇給・出世したい

能力が、昇給・出世にちゃんと効いてくる企業もあります。

 

そうでなくても、昇給・出世したいなら勉強すべきです。

資格や能力さえあれば、ちゃんと昇給する企業への転職もありえるからです。

 

人より昇給したいならプライベートだろうが、関係なく時間を投入すべきでしょう。

 

業務外に勉強する人が多い日本の現状は、全員がドーピングしているオリンピックのようなもの。

理不尽ですが、勝ちたいならやるしかありません。

 

2.クビの心配がある

「クビにする」のは企業にとって、現状ハードルが高いです。

クビになるパターンとしては、

①ブラック企業
②終身雇用の崩壊

の2つが考えられます。

 

①ブラック企業

企業が社員をクビにできないのは、法律によるものです。

ブラック企業なら、法律を無視してクビにしてくるでしょう。

 

法律を無視してきたら、しっかり証拠を集めて裁判すればOK。

勝てばお金をもらえますが、結果的には辞めることになるかもしれません。

 

②終身雇用の崩壊

トヨタの社長が

終身雇用を守っていくというのは難しい局面

と言ったニュースは記憶に新しいです。

 

法律自体が変わってしまえば、できない人がすぐクビになる未来もあるかもしれません。

終身雇用の崩壊はいつになるかは分かりませんが、心配なら勉強は自己防衛になります。

 

優秀な社員でいればクビになりにくく、クビになっても転職できるでしょう。

 

3.セミリタイアしたい

セミリタイア・起業を目指して努力をすることも、広い意味では勉強です。

 

個人で稼げるようになれば、

  • 興味ない勉強はしなくてOK
  • 終身雇用が崩壊してもOK
  • 働く時間・相手を自由に選んでOK

です。

 

わたしのゴールは、完全にこっちです。

人生は一度なので、最良の結果を目指します。

 

セミリタイアのためにこれまで勉強したことは、こちらの記事でまとめています。

絶対に再就職しない脱サラニート生活。準備~おすすめ副業
脱サラニートになりたい人は、どんな準備をするべきか。節約する・時間を作る・目標を立てる。後半では、ニート生活のおすすめ不労所得をまとめた。ある程度の資産ができれば、仕事は辞められる。

ぜひ、読んでみてください。

 

勉強時間を増やす

社会人が勉強したいと思ったときに、問題になるのが時間です。

時間がなければ、何もできません。

 

最初に削るべきなのは、残業時間です。

 

定時から定時でも、1日のほとんどの時間が奪われてしまいます。

その上残業までしては、勉強時間など作れるはずがありません。

 

わたしが『年間』残業時間を10時間以下にした方法について、こちらの記事で書きました。

残業しないためには、仕事を終わらせてはいけない
あと30年残業するの?残業しないたった1つの方法を書きます。残業しないためのテクニックも。あなたが残業をしているのは、あなたがそれをえらんでいるから。「残業するから仕事が終わらない」ことを理解すれば、仕事量は減らせる。

ぜひ、読んでみてください。

 

勉強しない人の本音

まとめます。

 

勉強しないとどうなる?

  • 仕事が分からない
  • 転職できない

というデメリットがある。

 

勉強せずに最低限の仕事を目指しても、最低限すら満たせない。

資格もないので、転職という選択肢も消える。

 

社会人が勉強しない理由

わたしが勉強しない理由。

  • 昇給・出世がいらない
  • クビの心配がない
  • 転職する気がない
  • プライドがない

当てはまる人は、無理に勉強する必要は一切ない。

 

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