こんにちは、ひつじ先輩です。
ドコモの月サポ(月々サポート)は、一括支払いでも適用されます。
この記事では、これをうまく使って利益を出す方法を書きます。
月サポでは、毎月の利用料金からスマホ本体代金として割引が入ります。
分割支払いの場合、毎月の支払いに上乗せされる本体代金の負担が減るイメージです。
そのイメージで理解すると、

一括支払いだと割引されないのでは?
と思うかもしれませんが、大丈夫です。
一括支払いでも、月サポは有効です。
つまり、毎月支払う本体代金がないのに割引はされる。
月々の料金を、下げることができるのです。
もらえる月サポの金額は、契約のタイミングによって変わります。
最新の金額を確認するのには、こちらのページがおすすめです。
ドコモの新料金プランについては、こちらの記事で書きました。

ここからが本題。
スマホを買ったり契約を変えるのは、正直メンドウです。
でも残念ながら、これは避けられません。
でもどうせ時間をかけるなら、月サポでがっつり節約しましょう。
しっかり工夫をすれば、利益を得ることもできます。
わたしは2015年からずっと、たまにショップに行っては10万円以上稼いでいます。
この記事では、わたしが普段やっている方法を書きます。
普通に契約するより手間はかなり増えますが、特別な知識は不要です。
ぜひ、読んでみてください。
月サポと一括支払い
くり返しになりますが、月サポは機体代金を一括支払いしても付きます。
この章ではまず、月サポ+一括支払いで維持費はどれくらい下がるのか書きます。
安く使うためには、
- 月々サポート
- シェアパック(データ通信のプラン)
- シンプルプラン(通話のプラン)
を組み合わせます。
各項目について、カンタンに説明しておきます。
1.月々サポート
月々サポートが高いスマホを一括で買った、という想定で計算します。
この記事を書いている2019年2月だと、iPhone XSシリーズの月サポは2,457円。
これで試算していきます。
2.シェアパック
シェアパックは、ここではベーシックシェアパックのこと。
複数の回線で、パケットを分け合います。
親回線にかかるのは、5GBまでの利用で7,020円(税込)。
子回線にかかるのは、540円(税込)です。
2回線以上の契約が必要なので、
- 家族もいっしょに、ドコモを使ってもらう
- 維持費を下げるため、自分が2回線以上持つ(最大5回線)
などして、複数の回線を作りましょう。
どうしても1回線の場合は、格安SIMを使うのが安いです。
3.シンプルプラン
シンプルプランは、一番安い基本プランです。
話し放題ではないので、電話をたくさんかける人には向きません。
ドコモの維持費(3回線)
以上の条件で計算してみます。
例えば3台なら、
1台目 | 2台目 | 3台目 | |
基本プラン(シンプルプラン) | 1,058円 | 1,058円 | 1,058円 |
SPモード | 324円 | 324円 | 324円 |
ベーシックシェアパック | 7020円 | 540円 | 540円 |
月々サポート | -2,457円 | -2,457円 | -2,457円 |
合計 | 5,945円 | -535円 | -535円 |
合計は、4,875円(税込)です。
1台あたり、月1,625円になります。
子回線のマイナスの維持費が親回線から引かれることで、全体が安くなります。
ドコモの維持費(2台)
2台の場合は、
1台目 | 2台目 | |
基本プラン(シンプルプラン) | 1,058円 | 1,058円 |
SPモード | 324円 | 324円 |
ベーシックシェアパック | 7020円 | 540円 |
月々サポート | -2,457円 | -2,457円 |
合計 | 5,945円 | -535円 |
合計は、5,410円(税込)。
1台あたりは、月2,705円です。
2台だけだと、そんなに安くないです。
ドコモの維持費(4台)
4台の場合は、
1台目 | 2~4台目 | |
基本プラン(シンプルプラン) | 1,058円 | 3,174円 |
SPモード | 324円 | 972円 |
ベーシックシェアパック | 7020円 | 1,620円 |
月々サポート | -2,457円 | -7,371円 |
合計 | 5,945円 | -1,605円 |
合計は、4,340円(税込)。
1台あたり、月1,085円になります。
回線数が多いほど、維持費を下げることができます。
一括で買うとき
ここまでで、月サポで維持費を下げる方法を書きました。
ギモンに思うかもしれないのが、

一括で払った機器代金を、分割でもらってるだけじゃね?
安く見えるだけじゃね?
ということです。
これはその通りで、一括支払いのときに定価で買うと結局安く使ったことになりません。
一括の価格にこだわる
最初の一括払いで安く買えるかどうかが、トータルコストを大きく左右します。
同じスマホを、あるショップでは10万円。
別のショップでは5万円で売っている、ということはよくあります。
3台であれば、差額の5万円は
です。
月サポの金額は、
- 買った機種
- 買った時期
- 契約の方法
で決まります。
実際にいくら一括で払ったか、というのは月サポの金額に影響しないのです。
ですので、最初に一括で買うときの価格は徹底的に安くすべきです。
ここを定価で満足してしまうと、維持費がどんなに安くてもトータルは安くなりません。
一括価格を下げる方法
一括0円でなくてもかまいません。
少しでも、安く端末が買える店舗を探します。
近所のドコモショップに、かたっぱしから電話をかけまくりましょう。
5件から10件電話すれば、希望の機種を安く売っている店が見つかります。
確認することは、
- 端末一括での価格
- 有料コンテンツは、登録必須か
- 委任状による代理契約はできるか
3は、家族名義で契約できない店舗もあるので必要なら確認しておきます。
このとき、
- MNP(乗りかえ)であること
- 複数回線を契約したいこと
も伝えましょう。
安くしてもらいやすいです。
ドコモにとって、MNPは他のキャリアから客を奪うことになります。
ショップ的には、ぜひMNPして欲しいので安くなります。
数が多いと安くなりやすいのは、なんでも同じですね。
ドコモ月サポは儲かる
- 月サポで維持費を下げる
- 一括支払いのとき安く買う
2つの工夫で、ドコモのトータルコストを下げることができます。
ここにあと1工夫だけ加えることで、節約を超えて利益になります。
その1工夫とは、手に入れたスマホを売ってしまうことです。
契約があったとしても、買ったスマホはあなたの所有物。
売るのは、完全に自由です。
新品のスマホは、機種によっては6万円くらいで売ることができます。
3台売れば、18万円。
5台売れば、30万円です。
収支がプラスなのなら、回線は多いほどお得になります。
2年後までのコストを考えても、余裕でプラスにできますよ。

使うスマホなくなるやんけ
と思われるかもしれませんが、方法はたくさんあります。
おすすめは、スマホを売るための回線を契約することです。
たとえば、4回線の契約で4台のスマホを買います。
1台は使って、3台は売ってしまいます。
今自分が使っているスマホも、そうやって手に入れたものです。
機種にこだわりがないなら、
- 中古のスマホを買う
- 元々持っているスマホを使う
のもありです。
スマホを高く売る方法については、記事を書きました。

ぜひ、読んでみてください。
ドコモ月サポのデメリット
契約変更が必要
月サポは、2年間もらえます。
それが終わると、維持費は高くなってしまいます。
対策は3つあります。
- ドコモ回線を増やしておく
- 他社へMNPする
- ドコモwithへ機種変更
1.ドコモ回線を増やしておく
2年経つ前に、ドコモの回線を増やしておきます。
2年経ち、月サポが切れた回線は解約。
そこからは、増やしておいた回線を使います。
途中で増やす回線については、手に入るスマホを全部売ってしまうことができます。
使う電話番号が変わってしまう、というのがデメリットです。
2.他社へMNP
違約金が発生しない2年後に、他社へMNPします。
ドコモ系の格安SIMなら、今あるスマホも使い続けられます。
3.ドコモwithへ機種変更
ドコモwithはカンタンに言うと、2年で終わらない月サポです。
指定の機種を買えば適用され、3年後も4年後も割引されます。
ドコモwithで維持費を下げる方法については、別の記事にまとめました。


ドコモを使い続けたいけど、節約したい
という人におすすめです。
ぜひ、読んでみてください。
何度もはできない
特価ブラックリストというものに入ると、月々サポートが適用されなくなります。
- MNPで端末の一括価格を下げる
- 月サポをもらう
というのをやりすぎると、入ってしまうようです。
なので、この方法で安く使えるのは3回が限度です。
契約はできますし、ドコモwithも使えます。
もし特価ブラックリストになったら、ドコモwithメインでやっていきましょう。
わたしはすでに、ブラックリストになってしまいました。
そのときのことは、記事にしました。

ぜひ、読んでみてください。
月サポ+一括の収支
2016年12月に、AU3台をDocomoにMNPしてきました。
利益は、11万円ほどです。
もっと最近の例については、こちらの記事を見てみてください。

すでにあるシェアパックに、子回線をつけただけです。
月サポで、翌月からの維持費は0円になります。
月サポの余りは、親回線から引かれます。
上の画像は、それを計算していません。
実際の利益は、14万円ほどになります。
以下、各項目についてカンタンに紹介します。
MNP転出料、違約金
AUで、すでにもっていた回線をMNPしています。
- 転出料:3,000円(税抜)
- 違約金:9,500円(税抜)
1台あたり、13,500円(税込)です。
のマイナス。
iPhone7 一括
本体価格は、1台あたり税込み32,400円です。
いくつかの店舗に電話をかけ、

他店では○○円って言われたんですが~
という交渉で、値段を下げてもらいました。
のマイナス。
iPhone7 売上
1台あたり、61,000円になりました。
のプラス。
家族まとめて割
本体の価格から、1台あたり5,184円引きです。
のプラス。
紹介キャンペーン
すでにドコモと契約があれば、もらえます。
当日までにカンタンなアンケートに答えて、エントリーしておきます。
それだけでdポイントがもらえます。
のプラス。
クーポン購入費
まずヤフオクで、660円でクーポンを3枚買いました。
友人からも3,000円で1枚、別のクーポンを買いました。
のマイナス。
クーポン増額分
ヤフオクのクーポンで1枚あたり、dポイントが5,000ポイントもらえます。
友人から買ったクーポンは、本体価格から5,000円引きです。
実質20,000円のプラスです。
下取り端末購入費用
2台買いました。
- iPhone 5s 16GB:11,014円
- SOL26 Xperia Z3:15,830円
のマイナス。
下取り
- iPhone 5s 16GB:15,000円
- SOL26 Xperia Z3:22,000円
- もともと持ってたスマホ:1,000円
になりました。
すべて、本体の価格から引かれます。
税込で、41,040円のプラス。
月サポ+一括の流れ
2016年12月17日
収支を計算するExcelシートを使って、どのくらい利益がでるか予想しました。
その時点の情報で「ある程度は利益でそう」となれば、OK。
実際の利益は、当日安い店を見つけられるかどうかで決まります。
ヤフオクで、クーポンを落札しました。
2016年12月18日
3台のうち1台を父名義にするため、委任状を作りました。
当日に、運転免許証を借してもらえるように頼みました。
紹介キャンペーンのため、母名義のドコモアカウントでアンケートに答えました。
2016年12月24日
解約するAUのポイントを、AuWalletに払い出しました。
MNP番号を発行しました。
2016年12月25日
ヤフオクで、下取り用の端末を買いました。
「AU スマホ -ジャンク -ケース -カバー -フィルム -△」
などで検索。
-(マイナス)は除外したいキーワードです。
儲かりそうな端末を探すのが、大変でした。
この作業に、数日かかってしまいました。

この部分で出た利益はわずか1万円ほど。
やらなくてもよかったかも
入札の前には、以下のようなチェックをしていました。
- AUの端末であること
- 利益がでる値段か
- 出品者の評価が悪くないか
- ネットワーク利用制限は◯か(ココで確認)
- 故障、水濡れ、大きく壊れていないか
- 改造をしていないか
- パーツが紛失していないか(電源ケーブルはOK)
- ヤフーかんたん決済が使えるか
- 当日に間に合うように送ってもらえるか
2016年12月30日
MNP当日です。
10時ごろから、お店が開きます。
Twitter検索などで案件を探し、よさそうなお店に電話をかけました。
電話で確かめたのは、以下のようなことです。
- 端末の一括価格(下取り、割り引きは別か)
- 今あるシェアパックへの子回線でも、その価格か
- 通話プランは、カケホーダイライトでOKか
- 有料コンテンツは、いくら分を何ヶ月つけるのか
- 委任状による、家族の代理契約はできるか
MNP情報の探し方・選び方については、こちらの記事で書きました。

ぜひ、読んでみてください。
2016年12月31日
有料コンテンツをすべて、はずしました。
キャッシュバックがないときは、すぐ外してOKです。
2017年1月4日
各回線の、SPモードを外しました。
端末を初期化、SIMカードを抜きました。
2017年1月5日
端末を梱包し、買取業者へ送りました。
スマホを高く売る方法については、記事を書きました。

ぜひ、読んでみてください。
2017年1月9日
端末の代金を受け取りました。
183,000円です!
2017年2月11日
紹介キャンペーンのdポイントを受け取りました。
ドコモのマイページでみれます。
2017年4月
クーポンのdポイントを受け取りました。
MNP当日の話
下取り不可?
下取り用の端末、SOL26を、
と断られました。
持ってきた端末の箱に書いてある「SOL26」はリストにありません。
しかし、「SOL26」はリストにある「Xperia Z3」のことです。
そのことを説明すると受け取ってもらえましたが、ひやっとしました。
店員さんも、全部知っているとは限りません。
家族まとめて割
1回線目の契約が進み、支払い金額の明細が出てきました。
目を通すと
「家族まとめて割」(5184円/台)
が適用されていないようです。

一括32,400円は、家族まとめて割を含んだ価格
と言われました。
電話では

一括32,400円で、別で家族まとめて割がつく
と説明されていたので、それを言ってつけてもらいました。
ショップ側で、情報の共有がうまくいかないことはよくあります。
リストにないコンテンツ
たいていのショップでは、月額コンテンツへ加入させられます。
それが、安く機体を買うための条件です。
お店もコンテンツがすぐ解約されると知っていて、コンテンツのリストをくれたりします。
しかし今回は、「あんしんナンバーチェック」(月額200円)がリストからもれていました。
すべてのコンテンツが外れたことは、ちゃんと自分で確認が必要です。
ドコモ月サポと一括
月サポと一括支払い
ドコモの月サポは、機体代金を一括支払いしても付く。
- 月々サポート
- シェアパック(データ通信のプラン)
- シンプルプラン(通話のプラン)
を組み合わせた場合の維持費は、1台あたり月1,625円まで下がる。
一括で買うとき
最初の一括払いで安く買えるかどうかが、トータルコストを大きく左右する。
「実際にいくら一括で払ったか」というのは月サポの金額に影響しない。
安く端末が買える店舗を探すため、近所のドコモショップへ順番に電話をかける。
- MNP(乗りかえ)であること
- 複数回線を契約したいこと
を伝えると、安くなりやすい。
ドコモ月サポは儲かる
手に入れたスマホを売ってしまうことで、利益を出せる。
使うスマホを確保するため、売るための回線を契約するのがおすすめ。
たとえば、4台スマホを買って3台だけ売る。
ドコモ月サポのデメリット
契約変更が必要
月サポは、2年間しかもらえない。
その後は、維持費が上がってしまう。
対策は3つ。
- ドコモ回線を増やしておく
- 他社へMNPする
- ドコモwithへ機種変更
何度もはできない
- MNPで端末の一括価格を下げる
- 月サポをもらう
というのをやりすぎるとブラックリストになり、月々サポートが適用されなくなる。
よって、この方法で安く使えるのは3回が限度。
月サポ+一括の収支
2016年12月に、AU3台をDocomoにMNP。
利益は、11万円ほど。
最近の例については、こちらの記事を見てみてください。

ひつじさ先輩、お世話になります。
先日別の板で、コメントしたさまよう子羊です。
あれからメイン機を仕事の関係でドコモにしなきゃならずひつじ先輩の知識をお借りしながらやって見ましたが(^◇^;)
端末は今まで使っていた物を使いメイン番号をドコモへ。そのときにドコモで端さぽで、iPhone Xを、iPhone7はドコモウィズ狙いでやっちゃいました。【今後、家族の名義であと2回線を予定】
月サポ自体大きい端末は一括代金が高くショップに聞いてもなかなかないらしく…ここはもう月サポ狙いは諦めた方が良い?のでしょうか?
また、端サポで購入したiPhone Xはそのままでも売れるのか不安です(^◇^;)
よろしければ御指南頂けたら幸いです。
まだ月サポは狙えます。
iPhoneだとXR、XSあたりがまだまだ月サポ高いようです。
https://rhp.ninja-x.jp/mobilephone/tsukisapo/
来月から料金体系変わりますので、今月中に契約しましょう。
端サポで買った端末についても、売れます。
ネットワーク利用制限が△なので、そのぶん安くなってはしまいますが。
ひつじ先輩
ありがとうございます^_^
取り急ぎiPhone X 制限△を売りに出します。これに関しては頂いたやつの中で郵送オーケーのとこでやってみます^_^