こんにちは、ひつじ先輩です。
「転職は無理ゲー」と思う人向け。
今の会社のまま、少しでも人生をマシにする方法を書きます。
会社、行きたくない
そう思っていても、転職はカンタンではありません。
世の中、転職している人はたくさんいます。
とはいえ、誰でもうまくいく訳でもないし、行動できる訳でもないです。
わたしは、「転職は無理」と判断して7年目を迎えました。
転職をあきらめたら、合わない会社で生きていかないといけません。
それでも少しでも人生をマシにするには、会社で過ごす時間を減らすのが一番です。
転職が無理ゲーである理由と、労働する時間を減らす方法を書いていきます。
転職は無理ゲー?
転職が無理ゲーな理由は、
- そもそも忙しすぎる
- 人間関係に疲れている
- 年収が上がらない
- オファーが現職関連ばかり
の4つです。
転職は、厳密には無理ではないです。
しかし私も含め、上記のような理由がきびしい人にとっては無理ゲーだと言えます。
1.そもそも忙しすぎる
転職の理由が忙しさ、という人も多いはず。
疲れているから辞めたいのに、転職という疲れる活動を追加でこなす。
これを自分で続けられる人は、それだけでも体力がある側の人間です。
わたしを含めた、バイタリティーがない側の人にとって、転職は無理ゲーです。
休日に面接をやってくれる会社=休日に仕事がある会社、ですし・・・
2.人間関係に疲れている
人間関係を変えるために転職したい人も多いはず。
転職活動では、面接が避けられません。
面接は、他人に品定めされる場。
緊張が伴いますし、嫌な質問や難しい質問もあります。
対人のキャパを使い果たしている人にとって、面接はかなりキツいでしょう。
それに、人間関係が良くなるかどうかって、
次の会社で働きはじめるまで分かりませんよね・・・
3.年収が上がらない
転職サイトに登録すると、
年収400万円~800万円!
などと、夢のある数字のオファーが届きます。
しかし、これは信用しちゃいけない数字です。
年収800万いけるかも!
と採用をやっている友人に言ってみたところ、
下限で見ろよw
上限なんて出すわけないだろ、頭お花畑かな?
と煽られました。
わたしは今の年収が500万円くらいなのですが、下限でみると年収が下がるオファーばかり。
大変な転職活動をして、下手すれば年収が下がるとは。
選べば高年収のオファーもありますが、そうなると少ない選択肢から内定しないといけません。
別の意味での無理ゲー感があります。
4.オファーが現職関連ばかり
転職サイトに登録すると、現職と似た仕事ばかりオファーされます。
企業は経験者が欲しいので、これは当然のことです。
しかし、現職の仕事内容がイヤな人は多いはず。
このミスマッチも、転職をむずかしいものにしています。
わたしも電気系が嫌で転職したかったのに、電気系ばかり。
もしくは営業。
転職 無理かもと思ったら
「転職は無理かも」と思ったら、今の会社に留まるしかありません。
25歳~29歳の転職経験者は、35.3%という結果が出ています。 約3人に1人は転職を経験している(引用元:20代で転職する人の割合はどれくらい?)
3人に1人が転職しているなら、3人に2人は転職していません。
じゃあ3人中2人が今の会社に満足しているかというと、そうではないでしょう。
だいたいの人は、不満を抱えつつも我慢して今の会社に行ってます。
とはいえ、転職を検討したほどの人は、特に不満が大きい。
会社のことを考えるすら、苦痛だったりします。
転職せずに少しでも人生をマシにするには、会社で過ごす時間を減らすのが1番です。
- 有給をもっと取る
- 残業を減らす
の2つ、紹介します。
1.有給をもっと取る
20日与えられた休暇のうち、10日しか使えていないのが、一般的な日本人労働者です。
数日でも取得を増やせば、数日分だけ会社で過ごす時間を減らせます。
まず抑えておきたいのは、
- 会社は有給申請を拒否できない
- タイミングは変えさせられる
- 有給申請に理由は不要
という、3つの事実です。
有給休暇は、法律で定められた権利です。
有給を取るのは当然であって、甘えでもわがままでもありません。
休むことで他者の迷惑にならない努力は、可能な限りでOK。
業務に支障がでたとしても、有給が取れない環境に問題があります。
「辞めようか」とまで考えた会社です。
多少、評価や人間関係を犠牲にしてでも、有給取得を増やしていくのは1つの選択肢です。
わたしは入社以来、有給を全消化してきたモンスター社員です。
強気で行けば、違法なブラック企業でないかぎり有給は全消化できます。
有給にまつわるルールや、取りたいときの話し方はこちらの記事にまとめました。
全消化までは狙わない人も、取り入れられる部分があるはずです。
ぜひ、読んでみてください。
2.残業を減らす
1日あたりの労働時間を減らしましょう。
嫌いな会社で過ごす1日は長く、定時すらなかなかに遠いものです。
その上、残業なんてしたくないと思うのは当然。
しかし残業の量は、仕事の量と人員によって決まります。
自分の仕事を早く終わらせても、仕事を振られるだけなので意味はありません。
有給であれば取得の権利がありますが、残業は指示されれば拒否できません。
明確に指示されたら、残業するしかないのです。
残業を減らすために誰にでもできるのは、「残業の指示がないなら帰る」ことです。
業務に多少の支障はでるかもしれませんが、自主的に残業している人は多いはず。
これだけでもそこそこ、残業を減らせるでしょう。
業務を抱え込んでおけば、新たな仕事を振られそうになったとき、
○○が終わっていないので、できません
と断るチャンスも残せます。
わたしは残業を年々減らし、昨年は”年間”残業時間10時間以下を達成しました。
残業をしないための心構え・テクニックはこちらの記事にまとめています。
残業を0時間に近づけるには、”仕事を振られないように”するしかありません。
そこまで行くと失うものもありますが、得るものは大きいです。
転職が無理でも
まとめます。
転職は無理ゲー?
- そもそも忙しすぎる
- 人間関係に疲れている
- 年収が上がらない
- オファーが現職関連ばかり
転職は、無理ではない。
しかし私も含め、以上のような理由がきびしい人にとっては無理ゲー。
転職 無理かもと思ったら
辞めたいと思うほどの会社を続けるのは、苦痛。
今の会社を辞めずに少しでも幸せに過ごすには、会社で過ごす時間を減らすのがよい。
- 有給をもっと取る
- 残業を減らす
の2つ、やり方を紹介した。
ここまで紹介したのは、会社への貢献よりも個人の幸せを優先する生き方です。
そうした生き方にも興味があれば、以下のまとめも覗いてみてください。
完全にモンスター化しなくとも、部分的に取り入れられることで楽になるかもしれません。