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節約は何から削る? 固定費から始める理由と見直すべき8つ

固定費の節約は錬金術。今年も196,000円、ドブに捨てる? 節約
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こんにちは、ひつじ先輩です。

この記事では、節約で削るべき固定費について書きます。

 

節約するには何からやったらいい?

と思ったら、固定費から手をつけるべきです。

 

固定費は一度減らすと、つづけて努力しなくてOK。

1回やるだけでずっと、手元に残るお金が増えます。

 

ぜひ、読んでみてください。

節約 何から削る?

節約しようと思ったら、まず固定費から削るのをおすすめします。

 

固定費とは、毎月や一年ごとなど、定期的に一定の金額出ていくお金です。

  • 電気代
  • 通信費
  • 家賃

などです。

 

固定費の節約は、最初に一度だけ頑張れば、努力がいらないです。

半ば自動的に、節約がつづけられるのです。

 

たとえば、電力会社を安いところに変えます。

最初に申し込む手間はありますが、その後は何もしなくていいです。

 

その後、5年・10年。

節約のやる気がなくなっても、何もせずとも電気代は安いままです。

 

節約しよう!という想いは、長く続くとは限りません。

だからまず、やる気がでたときに固定費を削ります。

 

ひつじ
ひつじ

早くやったほうが節約している期間も長くなり、効果が大きくなりますよ。

 

固定費から削る

誰だって、メンドウなのはイヤですよね。

なので、削ることができる固定費をカンタンな順で書いてみました。

 

  1. 電気代
  2. 税金
  3. カード
  4. 保険料
  5. スマホ代
  6. 通信費
  7. 利息
  8. 車関係
  9. 家賃

以上のような項目から削っていきましょう。

 

たくさんありますが、基本的に1回頑張ればあとは放置でOK。

ラクそうに感じられるものだけでも、やってみてください。

 

①電気代

固定費⑤電気代の節約

電気代を削るといっても「電気をこまめに消す」といった話ではありません。

電力が自由化され、電力会社も選べるようになりました。

 

安い電力会社に変えるだけで、電気代は下がります。

 

やることとしては、

  1. 比較サイトで各電力会社の電気代を比べる
  2. 自分が、一番安くなる会社にWebで申し込み

だけです。

 

わたしも最近、電力会社を乗りかえしました。

年間、25,623円の節約になる見込みです。

実家暮らしで、3人家族

 

しかも、「電気を送る」という部分は旧来の電力会社がやってくれます。

電力会社を乗りかえしても、電気の質・停電の起こりやすさなどは変わらないということです。

 

特に手数料もかかりませんし、契約の違約金なども発生しない会社がほとんどです。 ※

※発生する会社もたまにある。契約前に確認

 

新電力のデメリットや電力会社の変更の仕方については、記事を書きました。

元電力社員が新電力が安い理由とデメリットを解説! 切替のコツも
元電力社員が新電力のデメリットと安い理由を解説。切替のコツは1つだけ。電力の質は落ちないし、停電も起きない。

ぜひ、読んでみてください。

 

節約額:年1万円 (使用電気量が少ない想定)

 

②税金

固定費④税金の節約 (2)

かなりメジャーになってきたのが、ふるさと納税です。

全員におすすめ、というよりやってない人は損をしている状態です。

 

ふるさと納税では、自治体へ寄付するとお礼の品がもらえます。

寄付した金額から2,000円を引いた分だけ、税金が安く※なります。

※今年の所得税から還付、来年の住民税は控除

 

2,000円でお礼の品をもらえるということです。

ワンストップ特例制度により、確定申告なしでもできるようになりました。

 

やり方は、

  1. 控除の上限額をシミュレーション
  2. 欲しいお礼の品を選んで、寄付金を支払う
  3. ワンストップ特例制度の書類を送る

です。

 

順に書いていきます。

これは完全放置はできず、毎年やらないといけない節約ですが、効果は大きいです。

 

1.控除の上限額

払うはずだった税金が減る仕組みなので、所得によって寄付できる金額が異なります。

この金額を超えた寄付は控除しようがないので、純粋な寄付になってしまいます。

 

控除される金額の目安としては、この表のようになります。

自分の年収 独身・共働き 夫婦 ※
300万円 27,000 18,000円
400万円 41,000 32,000円
500万円 60,000 47,000円
600万円 76,000 67,000円
700万円 107,000 84,000円

※パートナーに収入がなく、あなたが配偶者控除を受けている場合。

さとふる の「控除額シミュレーション」で、もっと正確に計算できます。

 

2.お礼の品を選ぶ

さとふるの最新ランキング を見ると、肉・魚介などうまそうなモノが並んでいます。

 

しかし、ここで何でも好きなものを買っていては節約になりません。

安く、いい肉が手に入るだけです。

 

普段から買っているものを選べば、使うはずだったお金を節約できます。

 

わたしはもともと、毎日ペットボトルの水を買っていました。

そこでふるさと納税では、大量の水をもらって水代を削っています。

 

例えば、「大山山麓の天然水「結(ゆいのみず)」48本セット」を選んだとします。

大山山麓の天然水「結(ゆいのみず)」48本セット

これを5万円分もらったとしたら、

48本×5=240本

もらえます。

 

実質の負担は、2,000円です。

1本あたりの値段は、

2,000円÷240=8.33円

なんと1本が、10円以下で買えてしまうことになります。

 

100円で水のペットボトルを買った場合との差額は、90円以上。

240本あるので、

90円×240本=21,600円

実質負担額の2,000円を考えても、2万円ほど節約になります。

 

お礼の品はゼイタク品ではなく、日常的に買うものにしましょう。

 

3.書類を送る

確定申告をしない人の場合は、「ワンストップ特例制度」を使います。

 

制度を利用するといっても、書類を送るだけです。

  • 寄付金税額控除に係る申告特例申請書
  • 本人確認書類のコピー

これらの書類を、寄付した相手の自治体に送ります。

申請書は、さとふる のマイページからダウンロードできますよ。

 

詳しくは「ワンストップ特例制度とは?」が分かりやすいです。

確定申告をしている人は、確定申告で寄付金控除を書けばOK
節約額:約2万円

 

③カード

固定費⑧カードで節約

色々な支払いを、高還元率のクレジットカードにまとめましょう。

 

お金を使うごとに、ポイントがつきます。

切り替えさえしてしまえば、あとは無意識に節約できます。

 

有名どころで高還元率(1%)のカードと言えば、楽天カードがありますね。

入会だけで7,000ポイントもらえますし、楽天市場ならポイント3倍で買い物できます。

 

還元率が1%もあれば、出費が少ない人でも年間数千円の差に。

 

多い人なら、万単位の差になります。

ひつじ
ひつじ

でも、そんな人は出費を削るべきかも

節約額:年0.6万円 (還元率1%で年間60万決済した想定)

 

「買わない」という節約については、記事を書きました。

お菓子すら買わない節約は失敗する。安い物は買ってOKです
買わない節約に失敗する原因は、とにかく何でも我慢しようとするから。お菓子など安い物は買う。服など高いものは買わない。大きい買い物こそ節約する。というのが基本方針。買わない節約を続けるための考え方についても書く。

ぜひ、読んでみてください。

 

④保険料

固定費③保険料の節約

一番の節約は、やめてしまうこと。

どんな保険が必要かは人による部分が大きいですが、生命保険は不要かもしれません。

 

まず独身なら、自分がいなくなったあと誰かの生活を支える必要はないはず。

自分は、自動車保険・医療保険だけ入っています。

 

独身じゃなかったとしても、年金制度には入っていますよね。

国民年金だけで、子供が1人いれば年間100万円、残された家族は受け取れます。

会社員で厚生年金にも入っていれば、さらに何十万か上乗せされます。

 

手厚すぎる保障をかけていないか、生命保険に限らず確認しておきましょう。

 

節約額:年4.8万円。(30代男性の平均生命保険料より)

 

⑤スマホ代

固定費⑥スマホの節約

スマホ代も減らしましょう。

少し通信速度が遅くなるかもしれませんが、節約するなら格安SIMです。

 

  • 月3GB使う
  • SMS機能を使う
  • 通話機能なし(データSIM)
  • 今あるスマホを使う

条件で、調べてみました。

 

最も安そうな3社はこちら。

J:COM MOBILE マイネオ エキサイトモバイル
3GBの利用料 900円 900円 ※1 900円
SMS機能 ※2 ※3 0円 0~180円 ※4 140円
合計 900円 1,020円 1,040円
ドコモ端末OK
ドコモ以外OK
対応端末リスト 公式ページ 公式ページ 公式ページ

※1:ソフトバンク回線を使う場合、990円
※2:アプリの本人確認などで必要な機能
※3:SMSを送信した分だけ追加で払う。1通3円~。
※4:au回線:無料、docomo回線:120円、softbank回線:180円

 

スマホに月8,000円払っていた人が、月1,000円しかかからなくなれば、7,000円の節約。

新規の登録手数料に3,000円かかるとして、

7,000円×12ヶ月-3,000円

なので、81,000円削ることができます。

節約額:年8.1万円

 

JCOM MOBILE

一番安いのはJ:COM MOBILE

900円で、LINEなどの登録に必要なSMS機能がついてきます。

 

SMSを送信を使えばお金がかかりますが、1通3円~。

そもそも受信さえできればアプリの本人確認はできるため、送信は使わないはずです。

 

加えて

  • 余ったパケットの翌月繰り越し
  • 足りないパケットの購入(100MBで200円)

などのベーシックな機能も、ちゃんと付いています。

 

J:COM MOBILE は、今持っている端末がドコモの端末なら、そのまま使えます。

AU・Softbank端末の場合は、SIMロック解除が必要です。

 

この場合、端末本来の実力が出し切れない可能性があります。

J:COM MOBILEは、ドコモ回線を利用しているからです。

 

マイネオ

マイネオは、今回比べた中では2番目に安いです。(ドコモ回線の場合)

 

マイネオがすごいのは、

  • Aプラン・・・AU回線
  • Dプラン・・・Docomo回線
  • Sプラン・・・Softbank回線

の3種類があること。

 

つまり、今持っているスマホをそのまま使える可能性が高いです。

端末を買わずに済むのは、かなりの節約になります。

今の端末が使えるかどうかは、対応端末リストで確認できる

 

プリペイドパックを使えば、自分のスマホでmineoの回線を試せます。

それぞれ、220円(税込)です。

 

契約する前に使用感を確認できるので、

契約したら低速すぎた

ということを避けられます。

残念ながら、ソフトバンク回線のプリペイドパックはないようです。

 

マイネオ

  • 大手3社のプランに対応
  • お試しもできる

ということで、特にAU・Docomo端末を持っている人におすすめです。

 

エキサイトモバイル

定額3GBという条件での比較では、エキサイトモバイル は3番目に安かったです。

 

しかし月によって通信量が変わる人は、エキサイトモバイル の「最適料金プラン」が一番安いでしょう。

 

最適料金プランは、従量制に近いです。

500MB 630
1GB 660
2GB 770
3GB 880
4GB 1,150
5GB 1,450

といった料金設定です。

例えば1.5GBしか使わない月があったら、その月は770円で済むということです。

 

エキサイトモバイルは基本、ドコモの端末にのみ対応しています。

今持っている端末がドコモの端末なら、そのまま使えます。

 

AU・Softbank端末でも使えることもありますが、電波の周波数が一致しません。

端末本来の実力は、制限されてしまう可能性があります。

 

⑥通信費

固定費⑦通信費の節約

PC用の回線も、節約できます。

  1. モバイルWifiを使う
  2. 携帯回線とセットに

順に書きます。

 

1.モバイルWifiを使う

最高のネット環境まではいらないけど、そこそこ強いネットが欲しい場合。

モバイルWifiなら、動画も大丈夫。

外でも使える分、ノートPCを外で使う人なら家の固定回線より便利です。

 

モバイルWifiを常に持てるなら、スマホは契約をせずにWifi通信だけする荒業もあります。

 

2.携帯回線とセットに

  • 家で動画をガンガン観る
  • 最高速度で読み込みたい

という場合です。

 

携帯回線、家の固定回線をセットにすると安くできます。

たとえば、ドコモ光 とドコモのスマホ契約を組み合わせると、安くできます。

家族全員ドコモ、という場合には節約額は大きくなります。

 

維持費も安くなりますが、大きいのは契約時の割引です。

dポイントが15,000ポイントもらえたりします。

 

携帯回線とセットにするとき気をつけたいのは、片方を解約すると割引が消えること。

同時に解約しようにも、契約の切れ目はほとんどの場合ずれてしまいます。

 

例えば、

「スマホを解約して割引がないのに、ネットの解約は待たないといけない。」

といった可能性があります。

 

⑦利息

固定費?借金の節約

固定費と言えるかどうかは微妙ですが、借金がある人は定期的に支払いがあります。

  • 奨学金
  • 住宅ローン
  • クレカのリボ払い

あたりは、借金です。

 

100万円借りたとしても、最終的に返すお金は利息が足されて100万円以上。

 

わたしもまとまったお金が手に入ったとき、奨学金を一括返済しました。

500万ほどを20年で返す予定だったので、節約できた金額は10万どころではなかったはず。

 

利息は時間が経つほど損をするので、少しでも貯金があるなら繰り上げ返済も節約になります。

 

⑧車関係

固定費②車の節約

車は高いです。

  • ガソリン代
  • 駐車場代
  • 自動車税
  • 自動車保険
  • 車検

人によって大きく変わりますが、各項目で年に数万円はかかるでしょう。

車を持たなければすべて0円にできるので、持たないのが理想です。

 

とはいえ、通勤や子供の送り迎えといった事情で、持つしかない人も多いです。

 

わたしも通勤のため、やむなく車を持っています。

持たないことに勝る節約はないのですが、コストを減らす工夫はしています。

  1. 小さい車に乗る
  2. ネットの保険にする

の2つです。

 

1.小さい車に乗る

小さい車にするだけで、ガソリン代や税金を節約できます。

通勤も送迎も、大きな車は必要ありません。

休日の遠出なら、レンタカーを使いましょう。

 

2.ネットの保険にする

わたしは、自動車保険をネットで切り替えただけで年間2万円を切りました。

保障の内容は、そのままです。

通勤にしか使わないので、走行距離が短いのがよかったようです。

 

私はSBI損保ですが、どこが最安かは人によると思います。

1社ずつ見積もりするのは大変なので、一括見積もりがラクです。

デメリットは、各社から一気にメールが来てちょっとウザいこと。

保険を選んだあともしつこくメールを送ってくるところがあれば、配信停止すればOKです。

節約額:年3.1万円

 

⑨家賃

固定費①家賃の節約

家賃の節約はハードルが高いですが、やる価値はあります

誰でもすぐにできる方法ではないので、タイトルの節約額には含めていません。

すぐには難しいかもしれませんが、引っ越しなどの機会に思い出していただければ幸いです。

 

実家に住む

実家が持ち家なら、実家に住みましょう。

両親との関係や職場との距離など、クリアすべき課題も多いですが効果は大きいです。

 

太っ腹な親なら、タダで住ませてくれるかもしれません。

 

家賃がないメリットは絶大です。

月7万の家賃がタダになれば、年間84万円の節約。

さらに電気・水道などの光熱費が今、月2万かかっているなら年間24万円の節約です。

 

タダで住ませてもらうのが理想ですが、たいていの場合は

少しはお金入れてよ!

と言われると思います。

 

あるいは、さすがに

申し訳ないので少しお金を渡そうかな?

と思うかもしれません。

 

それでも、実家に住むメリットはあります。

 

まず、1人暮らしで家賃・光熱費を払うよりは安くなります。

2人以上で住んでまとめたほうが、コストは下がるのです。

これを、スケールメリットといいます。

 

さらに、親に金を払っても家のお金は減りません。

家族の中で、お金が移動しただけです。

 

長期的に考えれば、親の資産が残るほどあなたが豊かになる可能性も上がります。

親が貧しい老後を過ごすことになれば、経済的な助けが必要になるかもしれません。

 

わたしは実家に、毎月6.5万円払っています。

食費、水道、光熱費など、すべて込みでこれだけです。

 

仮に親に月8万円払ったとしても、1人暮らしよりはまず安いです。

 

自分で用意する

実家に住めない、住みたくない場合です。

 

賃貸でも持ち家でも、固定費を節約するなら、

  1. 小さい部屋
  2. 移動手段がある

ところを選びましょう。

 

1.小さい部屋のメリット

家賃が安くすみます。

さらに、小さい部屋だとスペースがないです。

余計なものを買わなくなります。

 

2.移動手段があるメリット

駅やレンタカーが近くにあると、車を持たずに生活できます。

 

車は、買うのも維持するのも大きなコストがかかります。

レンタカーは高いイメージですが、たまにしか使わない車を持つより安いです。

 

節約は固定費から削る

節約 何から削るか

  • 電気代
  • 通信費
  • 家賃

など、固定費から削るべき。

 

固定費は、一度削れば努力がいらない。

今後、節約のやる気がなくなっても効果がつづく。

 

固定費を削る

  1. 電気代
  2. 税金
  3. カード
  4. 保険料
  5. スマホ代
  6. 通信費
  7. 利息
  8. 車関係
  9. 家賃

9つの節約方法を、カンタンな順に紹介した。

 

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