こんにちは、ひつじ先輩です。
この記事では、仕事はできないがやる気ある風の若者の正体について書きます。
えらそうなことを言うのに仕事ができないゆとり世代、あなたの部下や後輩にいませんか?
- 発言はデキる風なのに行動しない
- IT・テクノロジー言いたい
- 「海外では」「世界では」と言いたい
- 非効率だと感じたらやらない
というタイプの奴です。
やる気がある風なので
指導すれば、仕事ができるようになるのでは
と思う先輩方も、多いのではないでしょうか。
しかし残念ながら、こういう若者を本当の意味で仕事ができるようにするのはむずかしいです。
わたしはゆとり世代なので、彼らの気持ちが分かります。
この記事では、やる気ある風なのに仕事ができない若者が生まれる仕組み。
そして、モンスター社員のわたしが上司にされて困る対応についても書いていきます。
若者はやる気がない
まず一般的な若者、ゆとり世代について。
ゆとり世代の若者の特徴は、
- 与えられた仕事しかしない
- 積極的に電話を取らない
- メールやラインで欠勤連絡をする
- ストレス耐性が低い
- 飲み会よりプライベート優先主義
です。
これ、つまりやる気がないってことです。
3の「メール・ラインで連絡」以外は、やる気があればこうはならないだろうという内容。
でもゆとり世代として言わせてもらえば、これは当然の結果です。
ゆとり世代が生まれたのは、1987年以降。
生まれてこのかた、ずっと日本は不景気でした。
社会に対するイメージカラーは、常にグレーです。
会社員を頑張った結果、儲かって儲かってしょうがないぜ!
なんて例は、ほとんど見かけません。
- 指示を待たずに、仕事を取りにいく
- 業務が終わらないなら、終わるまで残業
- 飲み会で、仕事の人間関係を良くする
といった仕事にコミットする生き方の先に、幸せを見出せないのです。
それでも、大半のゆとり世代の若者は
- 与えられた仕事はやりきろう
- 迷惑をかけない程度にはやろう
くらいには思っています。
勝ち筋がまったく見えない中で、最低限のやる気を保って淡々とやる。
わたしに言わせれば、これができているだけでも割と心が強いゆとりです。
許してあげて欲しい
仕事できない若者の正体
ほとんどの若者のやる気は、上の世代が期待するほどありません。
しかし組織に入れば必ず、本人が元々持っているレベルをはるかに超えたやる気が求められます。
本当はやる気が不足しているのに、「やる気ある風」にしていないといけません。
さらにその「最低限」にすら達しない自分を若者自身、認めることができません。
そうして、中でも心が弱めのゆとりが限界を迎えたときに生まれるのが、
- ITが~!
- 世界では~!
- 効率が~!
と意識が高いことだけ言って、仕事をしない若者です。
こうすることによって、仕事ができないままでも自分の心を守れるのです。
ぼんやりした遠くの華やかな何かに魅せられたまま、日々をやり過ごす。
意識の高いことを言い続けるだけで、自分が有能な気もしてくる。
目の前の仕事は「できない」のではなく「しない」のだと、相手・自分自身に印象付けます。
逃げてるだけですが、逃げてる自覚すらないことが多いです。
これが、意識が高くてえらそうなのに仕事ができないゆとりの正体です。
仕事ができない若者対策
別世界の「IT!世界では!効率!」に憧れつづけることで、心を守っている状態。
こうなってしまったゆとりのスタンスを、根本的に変えるのはむずかしいでしょう。
できる対策としては、2つ。
- 「逃げでは」と指摘
- 地道なマネジメント
あたりが考えられます。
1.「逃げでは」と指摘
現実的でない、遠くの「ITが」「世界が」ばかりで仕事をしないこと。
これが「逃げ」だと本人が気付いていないなら、指摘することで改心する可能性があります。
考えられる反応としては、
- 反省して、目の前の仕事にマジメになる
- 内心で逆ギレし、何も変わらない
- 別の憧れ対象を探し、何も変わらない
あたり。
そもそも心が弱いので、事実を受け入れることはできないかもしれません。
2か3の反応をする若者が、ほとんどでしょう。
残念ながら、一度に改心させるような手はありません。
やはり地道なマネジメントのくり返しで、改善を図るしかないのです。
2.地道なマネジメント
もしあなたが若者の上司なら、できることは多いです。
わたしはゆとり世代のモンスター社員ですが、以下のようなことをされると困ります。
- ルールを厳しく適用する
- 具体的に指示を出す
- 嫌われたくないを利用する
- 良心・常識を利用する
基本的にはルールにのっとり、やるべき仕事をさせるようにコントロールします。
これらの、モンスター社員がされて困ることについてはこちらの記事で詳しく書きました。
ぜひ、読んでみてください。
やる気風で仕事できない?
若者はやる気がない
ゆとり世代が生まれたのは、1987年以降。
不景気の中で育ったので、仕事にコミットする生き方の先に幸せを見出せない。
大半のゆとり世代の若者は
- 与えられた仕事はやりきろう
- 迷惑をかけない程度にはやろう
くらいのやる気レベル。
仕事できない若者の正体
組織では、ゆとりが元々持っているレベルをはるかに超えたやる気が求められる。
やる気が不足しているのに、「やる気ある風」を保つ。
「最低限」にすら達しない自分の心を守る。
これを達成するため、
- IT・テクノロジーばかり言う
- 「海外では」「世界では」ばかり言う
- 非効率だと感じたらやらない
というタイプのゆとり世代が生まれる。
仕事をしない若者への対処
できる対策としては、2つ。
- 「逃げでは」と指摘
- 地道なマネジメント
「逃げでは」と指摘したところで、心が弱いのでおそらく事実を受け入れられない。
地道なマネジメントのくり返しが、現実的な対策となる。
具体的には、
- ルールを厳しく適用する
- 具体的に指示を出す
- 嫌われたくないを利用する
- 良心・常識を利用する
といった対策。
言わんとするところはよくわかります。
でも、あなたみたいな行動力があって結果も出してる方と違って、たいていの人は甘やかしちゃダメだよ…。
現に、同じゆとり世代でも真面目に働いてる私みたいな人間に1番シワ寄せきてるしさ。
やる気のないゆとりは本当に迷惑だよ…。
地道に指導なんかしてないで、できるもんならさっさと追い出し部屋にでも追いやってくれた方が、周囲のやる気も削がれずに効率上がるんだけどね。
「真面目に働いてる私みたいな人間」
ナルシストお疲れ様です。
一生搾取されてなさい。
終身雇用でもない、頑張れば頑張っただけ給料が増える訳でもない、それどころかサビ残で搾取しようとしてくる、実質賃金も下がり続ける日本で真面目に働かせて労働者から搾取してやろうなんてもう通用しないと思いますよ。
上司のゴミみたいな主観判断ではなく名文化された仕組みで頑張れば頑張っただけ給料が増えない限り誰も真面目にやる訳がない。
先の見えない暗闇を走り続けるなんて無理です。
年収1000万週休4日みたいな労働条件にすれば辞めたくないからやる気出すんじゃないですかね
金も出さない休みも出さないで締め付けだけ厳しくしようが詰められようがしがみつくほどの会社でないなら無意味です